DYNAMIC CHORD feat.[reve parfait]「香椎玲音」



●香椎 玲音/カシイ レオン(cv江口拓也さん)
レヴァフェのボーカル担当。バンド名はキング。
主人公とは同い年で昔幼馴染だったが、玲音の両親が離婚することになり引っ越してしまってからは音信不通になる。中学二年の時に少しだけ付き合っていた元カレでもある。性格は俺様で言葉使いも悪い。素直じゃないツンデレタイプ。

●鳴海/ナルミ(cv蒼井翔太さん)
主人公の従兄弟で小さい時に玲音を含め遊んでいた。その後海外へ引っ越してしまったため音信不通になっていたが最近になって帰国。アップルポリッシャーというバンドのボーカルをしている。主人公の事が初恋であり今でも好きでいる。優しくて紳士だが天然。
四作目ではメインの攻略キャラクターになっている。主人公は今作とは別人。










〜ネタバレ〜

『物心ついた時からただ1人をずっと愛する、一途で素直じゃない男』


●Mainエンド1「始まりのキス」
物心ついた頃から仲の良かった幼馴染の玲音。主人公と玲音はいつも一緒でとても仲が良かった。しかし大きくなって行くにつれ見た目が良い玲音はモテだし、中学になった頃には女を取っ替え引っ替えし始める。主人公は玲音の事を好きだったが華やかな玲音に対し、地味である自分が釣り合わないと勝手に思い込んでいた主人公は気持ちを胸にしまっていた。しかしそんな時、2人が中学二年になった頃、玲音の女遊びが激しいために主人公の友達が何人も泣かされ、その事を玲音に注意すると「だったらお前が彼女になれよ」と言って来た。そうしたらもう彼女がいるからと言って他を断れるからという理由で申し出て来たのだが、本当は音も主人公の事が好きだった。しかしそんな事気づかない主人公は気まぐれだとしても嬉しいと思い、それを受け入れた。
その後恋人になっても特に何も変わらない2人だったが玲音の両親が離婚することになり、玲音は母方に引き取られることに。そうなると主人公のそばを離れることになるとパニックになる玲音は「離れ離れになりたくない」と主人公に縋った。主人公もそれは同じ気持ちで玲音を励まそうとするがその時、玲音は急に勢いで主人公にキスをした。自分を好きだとは思っていない主人公は勢いでされたことに傷つき、玲音を突き飛ばして逃げてしまった。それから2人は話さないまま離れ離れになってしまった。
それから数年、玲音は荒れていたが兄の亜貴や久遠に誘われバンドを結成し、偶然にも高校二年で主人公と同じクラスになり、バンドの事にも関わることになり、徐々に2人は以前のように話せるようになる。
昔のキスのことを謝りたいと思っている主人公はまた玲音と仲良くなれた事が嬉しかったが、玲音は冷たかったり優しかったりするので戸惑っていた。
玲音がクリスマスライブの為の新曲を作ることになるが上手くいかず、また荒れて学校に来なくなったりするものの、主人公が玲音の家に通いご飯を作ってあげたりすることでまた更に2人の距離は近づく。そして主人公は玲音を好きになっていることに気付き始めたが、やっとまた仲良くなれたのにさらなる一歩を踏み込んでまた2人の関係が壊れることを恐れていた。
それは玲音も同じ思いであり、中々2人は上手く進まない。
しかし元カノが玲音にしつこく迫り、主人公を傷つけたことでまた主人公を失うと思った玲音はついに「お前のことが好きだ」と告げてくれた。
喜ぶ主人公も玲音を好きだと告げ、2人は恋人同士になった。
クリスマスライブを無事に終え、ダイナミックコードとの契約も決まり、そのまま玲音の家に泊まることになる主人公。恋人同士になって初めての夜に緊張し、ついにキスをするとなった時2人の脳裏にあのキスシーンが蘇り不安になるが、玲音は絶対にもう離さないと誓いキスをしてくれ終わる。

●Mainエンド2「メンバー公認の恋人関係」
エンド1のクリスマスライブ後から一気に正月に飛ぶ。そこでメンバー達と初詣に行き、2人は付き合っているという事をついに発表するがメンバーは「今更だ」ととっくに気づかれていて赤くなる玲音と主人公。しかしこれで公認だとみんなの目の前で主人公の頬にキスをしてくれる玲音で終わる。

●鳴海エンド「鳴海との未来」
エンド1、2の流れからの分岐で、元カノと玲音がよりを戻したのだと勘違いし、川辺で泣いていると鳴海が偶然やってきて、「自分なら君を泣かせない」と付き合って欲しいと言われ、そのまま鳴海を受け入れる。玲音の事を忘れられない主人公だがつねに自分に優しく自分を大切にしてくれる鳴海を好きになろうと毎日呪文のように言い聞かせ、そのまま高校を卒業の時期にまで過ごした。アップルポリッシャーもデビューが決まり、コンサートを行う舞台袖で鳴海は言う「コンサートが終わったら君に言いたい事があるんだ」頬を染め幸せそうに笑う鳴海は主人公の左手の薬指を撫でて舞台へと向かった。そんなキラキラ輝く鳴海を見て何故か涙が溢れる主人公。あそこで歌っている人と誰を重ねていたのだろうか、それすらももう分からない。自分を愛してくれる鳴海を愛しているのだから。なのになんでだろう涙が止まらない。その涙はコンサートが終わるまで止まることはなかった‥。

●encoreエンド1「White day」
クリスマスライブも終わり、ダイナミックコードからのデビューも間近な頃、久遠達の卒業に合わせ卒業ライブを開催する事になったレヴァフェ。
玲音と付き合いだしてからも相変わらず玲音はモテモテだったが、誰に声をかけられようとも「今彼女いるから」とちゃんと断ってくれていた。
そんなとき、卒業ライブに主人公をキーボードで参加させると言い出す玲音。最初は戸惑う主人公だったが大好きな玲音に期待されているのだと思うとうれしく、承諾した。
しかし好きな人からの期待に応えたくて頑張る主人公はキーボードと勉強が忙しく、玲音の事をないがしろにしている事に気付かなく、玲音は1人寂しさを募らせ、ついに怒ってしまう。玲音に冷たくあしらわれた主人公は反省し、バレンタインに合わせて玲音に特別なケーキを作り謝ると、玲音は素直に寂しかったことを話してくれ仲直りできた。
その後卒業ライブは成功し、玲音の誕生日が近づいていた。
元から両親が不仲なために誕生日のお祝いは義務的で悲しい思い出しかない玲音は誕生日を祝われるのが嫌いだったが、主人公と2人きりなら心から喜べると、2人きりのパーティーをすることになる。当日は朝から一緒で玲音の家に泊まり、幸せに過ごした。
次の日の朝、実は玲音の誕生日の次の日はホワイトデーであり、そんなこと忘れていた主人公だったが玲音はちゃんと覚えており、主人公が寝ている間に左手の薬指にシルバーリングをはめていてくれた。それは玲音とお揃いのペアリングであり、ずっと一緒だと抱きしめてくれて終わる。

●encoreエンド2「寂しさの行方」
エンド1の誕生日の後から数日が経ったとこから始まる。
玲音たちレヴァフェがデビューし、彼らはとても忙しくなった。ほとんど2人で会えない日々が続き、寂しさを募らせる主人公だったが、夢に向かって頑張ってる玲音にさみしいとは言えず、体を壊してしまう。
何日か学校を休んで1人ベッドで泣く主人公。しかしそこに玲音が現れ、何故具合が悪かったのを隠してたのかと怒られる。しかし玲音のために言えなかったのだろうということも分かっている玲音は謝って抱きしめてくれた。これからは寂しい時は寂しいと言って欲しいとキスをしてくれる玲音に主人公は安心するのだった。
最後にレヴァフェのステージの裏で待つ主人公に、ライブが終わって即走ってくる玲音のシーン。場所も構わずキスをしてくれる玲音にメンバーが呆れるが、ずっと一緒にいようねと心の中で喜ぶ主人公で終わる。


(DYNAMIC CHORD feat.reve parfait)



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