魔法使いとご主人様「ミラー・フェルデナンデス」



●ミラー・フェルデナンデス(cv近藤隆さん)
主人公の幼馴染。貴族であるがプリンセスの主人公よりも位が低いことで、幼いうちに大人の手により疎遠にされている。たまに社交界などで顔を合わすと昔に戻ったように嫌味な言い合いをするのが日課。見た目が美しいがそれを隠すことなく自慢している。









〜ネタバレ〜
疎遠になっていた幼馴染のミラーだったが、最近でも社交界などではたまに顔を合わせていた。しかし幼馴染ゆえ、会えばすぐにお互い素直になれず口喧嘩をする仲だった。ただそれは嫌なものではなくお互い気を許している相手だからこそのもので主人公は心地いいものだと思っていた。
しかしミラーの方は違っており、彼は小さい頃からずっと主人公のことが好きだった。
そんな時魔法学校で再会した2人。しかもミラーは従者候補の1人だった。
離れていた時間を埋めるかのように学園生活で昔のように楽しく過ごす2人。徐々にミラーへの気持ちが大きくなるが、主人公はあることが気になっていた。それは、ずっと大切に思っていた幼馴染なのにこの学園に入ることは一切相談してくれなく、勝手に入学してしまったことだった。思っていたのは自分だけだったのかともやもやとした気持ちになり続けるが、それは主人公の勘違いだった。話してくれなかった本当の理由は主人公のためだったのだ。
公爵であるミラーはどうしてもプリンセスである主人公とは釣り合わない。だから過去に離れ離れにされてしまったが、主人公を本当に好きなミラーは従者になることで主人公とずっとそばに居られると考えて居た。魔力がない主人公がいずれこの学園で従者を探すことになるとわかっていたミラーは努力をし、先回りをして学園に入っていたのだ。
その真実を知った主人公は嬉しくも気恥ずかしく中々素直になれない。
最終的に従者を決める日になっても主人公は素直になれず「従者になるってこと家族には連絡したの?」などと偉そうに言ってのける。それでも喜ぶミラーにときめく主人公は「好き」と言った。
その後、無事従者となったミラーだったが、相変わらずセラスとは仲が悪く主人公の城で毎日喧嘩をしており、いつもべったりなセラスが目障りでヤキモチを妬く日々だが、プリンセスのためにちゃんと努力を欠かしておらず、主人公もそんなミラーが可愛くてなんやかんやときめいている。大好きだからこそ虐めたいという主人公は主らしくミラーを夜も可愛がっているというような終わり方。


(魔法使いとご主人様〜New Ground〜)



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