鳥籠のマリアージュ「三枝 翔太」



●三枝 翔太/サエグサ ショウタ(cv春野風さん)
真行寺家の次男。幼い頃に長男の悠人を後継と決めていた父親がわざと翔太には母親の姓を名乗らせたため、三枝となっている。
主人公と同じ学院に通っているが、悪い噂が絶えない。









〜ネタバレ〜
真行寺家に入ることにより、息子のどちらかと結婚させられることになった主人公だったが、弟の翔太は見た目とは違って優しく、どんどん心を開いていった。そしてそれが恋心に変わるのもあっという間で、主人公は初めての恋にうかれていた。翔太の方も主人公を好いているようで恋人になって欲しいと言われ、甘い展開に期待する主人公だったが、夜に翔太の部屋に呼ばれた時、翔太は急変した。主人公の手を拘束し、衣類を破き、下着を脱がせ股を開かせた状態で写真を撮り、俺に背いたりこのことを誰かに話せばこの写真をばらまくと脅した。そして、今までの優しい翔太は演技だと言い、これは仲間たちとの「主人公を落とすためのゲーム」をしていると言った。絶望する主人公だったがそんなのは御構い無しに翔太は主人公を無理矢理抱いた。抱いた後は冷たく追い出され、主人公は部屋で泣いた。
その後も脅され続け、毎夜翔太に体を弄ばれる。玩具や拘束具などを使い、更には尾のついた玩具をア◯ルへ挿入させくつわをつけ犬と呼び、床に投げたビスケットを食べろと言われた。まだ翔太を好きな気持ちを捨てきれないせいなのか、または感覚がおかしくなっているのか主人公は床に這いつくばってビスケットを食べた。
そんな日々が続くが、翔太は冷たいだけではなかった。食欲がない主人公のために高価なケータリングを頼んでみたり、他の男に襲われそうになった主人公を助け抱きしめてくれたりした。更に主人公が愛読している乙女な小説を隠れて読んでくれたりしていた。それに気づいた主人公は淡い期待を抱き、翔太の元へ駆けるがそこで翔太が睦に対し「こいつを抱かせてやろうか?」と言った言葉で主人公の頭は何かが壊れ、甲高く笑い声を発し窓に向かって走る。もう自分なんかいなくていい。そう思って窓から飛び降りようとする。しかし追いかけた翔太は、飛び降りた主人公の後を追うように飛び降り主人公を守るように抱き締め二人は落ちた。
一命をとりとめた二人は病院で入院していた。翔太が守ってくれたため、主人公はほぼ怪我はなく、翔太は骨折で全治二週間だった。そして死を覚悟した主人公を見た翔太は主人公に謝り、本当のことを話してくれた。
翔太は昔から父親の女癖が嫌で反抗していたが、そのせいもあってか父親との関係は上手くいかずついには苗字を変えられ更に悪化した。更に後継と決まっている悠人は自分をいないような態度で接し、その二人に苛立ちを感じ、恨んでいた。そして主人公に対しては、実は翔太は昔から主人公を好きだった。主人公は覚えていないようだったがかなり昔女に追いかけられ図書室に逃げた時主人公が匿ってくれ、お礼を言った時に微笑まれた顔がとても美しくそれから恋をしていたということだった。そしてその後翔太は主人公に告白したが聞こえてないようなそぶりで無視され、その態度が家で無視するあの二人と被り、憎悪に変わっていた。しかしその頃主人公は男に無理矢理抱き締められるという事件に遭遇し、そういうのが怖くて素通りしていたので翔太の事も見ていなかった。高飛車にしていたわけではなかったが、翔太にはそう感じてしまい恨みを買っていた。
そんなことが重なり、今回のことで三人いっぺんに復讐したのだが、結果主人公は高飛車どころか思っていた通りの純粋で美しい女性だったため、罪悪感が募っていったが、ここまでしてもう引き返せずこんな結果になってしまった。
しかしもうこれ以上は主人公を縛り付けるのをやめると言ってくれ、お前は自由だと言った。しかし主人公は翔太の本当の気持ちは聞けてないと言い、翔太はついに本当の気持ちで主人公を愛していると言ってくれた。
その後翔太はとても優しくなり、主人公を大切にした。体の関係も主人公がいいと言うまでは何もしないと誓って。睦にからかわれたりしても絶対にもう泣かせないと言う翔太は睦の前で主人公にキスしてくれて終わる。

(鳥籠のマリアージュ)



前のページへ 次のページへ


元カレたちのストーリー (prof) (bkm)

-エムブロ-