DYNAMIC CHORD feat.KYOHSO「黒谷 優」



●黒谷 優/クロヤ ユウ(cv石川界人さん)
KYOHSOのベース担当。6月2日生まれの26歳。身体178センチ。
口数が少なく、ライブやテレビ番組でもほとんどしゃべらない。仕事に関して特にストイックであり、自分にも他人にも厳しい。人一倍練習は欠かさないがそれを表に出すことはしない。KYOHSOのメンバーの中で一番低身長なのを気にしている。








〜ネタバレ〜
mainエンド「MC」
社長に認められ、KYOHSOのマネージャーを本継続出来ることになった主人公だったが、ただでさえ人気のKYOHSOの仕事を管理するのは思ったより大変で、小さなミスばかりをしてしまう。そんな主人公に厳しくきつい言葉を投げる優だったが、その厳しい言葉の裏には優しさや励ましがあることに気づき、優のおかげで主人公は更に頑張ろうと心に誓った。
そんなこともあり、徐々にミスもなくメンバーたちとも打ち解け始める主人公だったが、伝説のミュージシャンであるクロウがKYOHSOをプロデュースするという話からいろいろなことがこじれ始めた。
クロウの助言により、メンバーの女性問題のスキャンダルには気をつけろと言われ、メンバーのプライベートを気にし始める。すると優は有名な女優と関係があることを知ってしまい、主人公はなるべく控えるようにと彼に伝える。最初はしぶっていた優だったが、主人公を信頼し始めているからか約束を守っていた。
しかしそれが悪かった。優にはなんと心の病があり、人の体温を感じないと生きていけないというもので、かつての女優との関係や、他の女性との関係もその体温を感じるためだけの行為であり、恋人という特別な相手はいなかった。そして主人公との約束のためにしばらく行為を我慢していたせいで、酔った勢いで主人公に触れてしまい、暴走が止められずそのまま主人公を抱いてしまう。主人公は恐怖するが、優の口から訳を聞いて、それなら自分が協力すると言った。
スキャンダルを抱えるより、自分が優のためになるなら傷ついてもいい。そう思い傷つきながらもなんども体を重ねた。
そして、近しい関係になると優の優しさなどに気づき、いとしさを感じるが自分は恋人ではないんだと気持ちを隠した。
そんな時、突然ワイドショーでスキャンダルが持ち上がる。それはクロウが優の実の兄であり、そして彼らの父親は母親を殺した殺人者だという記事だった。
突然のことにダイナーはパニック状態に陥り、優もしばらく自宅謹慎となった。
そして主人公は優の口から真実を聞くことになる
。優とクロウが幼かった頃、父親は母親にDVを行い、そして優とクロウも虐待を受けていた。それが徐々にエスカレートし、ついに父親は母親を刺した。その時、中学だったクロウは家におらず、居たのは優のみ。母親は優を守るように抱き締め、そしてその背中を刺されて死んだ。その時の優は強く抱きしめる母親の暖かい体温が徐々に冷たくなっていき、血生臭いにおいに囲まれ、正気を失っていく様をずっと体全体で感じてしまったのだ。それが彼の病を引き起こすトラウマだった。冷たくなっていく母親を思い出すたびに、自分は生きているのか証拠が欲しくて、温かい体温が欲しくて女性にすがった。
その過去を聞いた主人公は涙を流した。そして、この人から離れたくないと思った。
その後、記者会見が開かれ、皆に迷惑がかかると思った優はKYOHSOを抜けると言ったがそれを依都は許さず、記者たちの前で大声で「優は大事なメンバーだ」と言った。過去がなんだと、優が何かしたのかと、そんなことはどうでもいい、俺たちには優が必要だと。過去なんかどうでもいい、俺たちはミュージシャンなんだ、音楽を感じろと。その叫びはテレビを通してファンたちの心に響いた。そして、優とKYOHSOは非難されるどころか更にファンが増えることになった。
優はこれで辞めなくて済み、そしてやっと主人公に告白してくれた。二人はやっと恋人になることができた。
エンドロール後はツアーの初日の夜。優が珍しくMCをし、ファンたちに熱い想いを叫んだことを二人ベッドで思い出す。そして、ファンに愛されるYUUも、自分の恋人である優も、どちらもずっと大好きだと愛を語り合う二人で終わる。

(DYNAMIC CHORD feat.KYOHSO)



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