鳥籠のマリアージュ「その他エンド」



●真行寺兄弟以外のエンドのネタバレです。















〜ネタバレ〜
●「もぎとられた羽」(惣一との大人表現有り)
真行寺家に引き取られた後、悠人と翔太と暮らし始めるが、二人は主人公を受け入れてくれ、三人は仲が良くなった。元より仲が悪かった兄弟も、主人公という中和剤が混ざったからか、徐々に和解して行った。そして兄弟はどちらも主人公に好意があるようで、とても優しく、平穏な生活は続いて行った。
しかしそんな生活は長くは続かない。
ある夜、兄弟の会話を盗み聞きしてしまった主人公。その内容は主人公の父の死に、惣一が関わっているかもしれないとのこと。それを聞いてから惣一への疑念が深まってしまい、もしかしたら父が死んだのは事故ではなかったのかという思いが募る。その想像は夢にまで現れ、毎夜悪夢にうなされた。
不安な毎日に耐えきれず、主人公は惣一本人から情報を得る為に、惣一を誘惑しようとするが、まだ処女である主人公は抱けないと子供扱いされあしらわれてしまった。
あしらわれた事になのか、それとも情報を引き出せなかった事になのか、とにかくショックを受けた主人公はそれならば惣一に抱かれるくらいの女になろうと決意し、悠人と翔太を誘惑し、三人で夜を共にする。二人に抱かれ、主人公は女になった。主人公を好きな二人は困惑しながらも受け入れたが、何故処女を捨ててまでも自分たちを求めたのかが分からず主人公を問いただす。困った主人公は全てを彼らに話すと、彼らも父親を疑っていた為、協力してくれる事になった。
その日から惣一を誘惑する術を兄弟に教わり、主人公の体はどんどんいやらしくなっていった。そして、ついに惣一を陥れる日がやってくる。悠人が用意した媚薬を持ち、翔太が用意した小型カメラを忍ばせ、惣一が泊まるホテルへと向かう。そして酒を飲んでいた惣一のグラスへ媚薬を混入し、惣一を誘惑した。最初は戸惑っていた惣一だったが、薬が効いたのか興奮を抑えきれず主人公を抱いてしまう。しかし、絶頂を迎えた後惣一は急に動かなくなり、死んでしまったのだ。恐怖する主人公は急いで悠人と翔太を呼んだ。そして惣一が死んだのは、あの媚薬はアルコールと混ぜると危険物になるという説明をされていたのにそれを忘れて酒に混ぜてしまったせいだった。自分のせいで惣一が死んでしまった事にパニックになる主人公だったが、主人公を守ろうとする二人は惣一の死をもみ消した。
その後、何もなかったかのように悠人は惣一の後を継ぎ、そして翔太は副社長になった。主人公は彼らから「守ってあげるからそばを離れるな」と言われ、彼らに依存するかのごとくそばを離れず、毎日抱かれた。
快楽の毎日の中でたまにふと我にかえる。彼らに守れているのではなく、これは囚われているのかもしれないと。けれどもうそれも今となってはどうでもいいこと。ここを離れたら自分の居場所なんてないのだから‥。

●「最高の微笑み」(葉山エンド)
↑「もぎ取られた羽」エンドの分岐。真行寺兄弟と体の関係をもち、惣一を誘惑しようとするまでは同じ。惣一にあしらわれ、兄弟に抱かれた後から続く。
兄弟と関係を持ってしまい、毎夜乱れる日々だったが、なぜこんなことをしてるのかと我に帰った瞬間虚しくなり家を飛び出した主人公。しかし行き場がなくマンションの前で雨に打たれ泣いていると、偶然に葉山がそこを通り、主人公慰め、彼の家へ連れて行ってくれた。その後葉山に今までのことを全て話すと、「兄弟と関係を持ったのはショックだったが、過ちに気づけた貴女は大丈夫」と主人公を受け入れてくれた。更に主人公の事がずっと好きだったと伝えてくれる。しかし元から主人公に冷たくされるのが好きなマゾヒストの葉山は告白するだけでそれ以上は求めないと言った。
その後、惣一のことを裏で嗅ぎ回っていた事がばれたのか、惣一は主人公を本宅に住ませると言い出したので主人公はマンションに戻れなくなり、葉山の元でしばらく身を隠すことになった。葉山はホワホワとした笑顔でいつも優しく、変態ではあるがそばにいると穏やかな気持ちでいられた。そんな葉山に徐々に惹かれていく。
そして調べていくうちに惣一と父親たちの関係が徐々にわかっていった。母の雪絵と惣一は本当は幼少期からの幼なじみであり、二人は恋仲だったという。そして大学で出会った父の雅紀と惣一は友達になったが、雪絵は雅紀に心惹かれ、惣一の元を離れ、雅紀と恋人になった。
その事実を知り、母の死にも父の死にも惣一が関わっているのじゃないかという疑惑が生まれ、惣一へ突きつける証拠を持ち、主人公と葉山と悠人と翔太は全員で惣一を追い詰めた。するとようやく惣一は本当のことを話してくれた。
惣一はずっと雪絵が好きだった。しかし雅紀と出会い、雪絵は彼の元を去った。それが辛くて惣一は二人から離れ、雪絵に似ている悠人の母と結婚するが結局は雪絵を忘れられず悠人の母と離婚し追い出した。四年後、今度は雪絵とは真逆の派手な女である翔太の母と再婚するがやはり雪絵を忘れられずまた離婚し追い出した。それ以外にも何人も女を抱いたが、まだ雪絵を忘れられない。しかしそんな気持ちを抱えたまま何年も会えずにいたが、この際一度会ってみれば雪絵への気持ちを忘れられるかもしれないと、一度だけ彼は雪絵を呼び出した。そして会ってみるが、やはり雪絵への気持ちは治らず、それどころか目の前にいることにより更に雪絵が愛しくなった。欲しくて欲しくて仕方なくて、雅紀と別れて欲しいと泣きつくが雪絵は聞いてくれない。だから惣一は「別れなければ雅紀の会社を潰す」と脅した。しかしその脅しに怒り狂った雪絵は興奮状態になり惣一を責めた。そのことで、元から心臓が弱かった雪絵は発作を起こし、そのまま容態は悪化、その日のうちに息を引き取った。
それがすべての真相だった。その後起きた雅紀の事故は本当に偶然であったが、惣一は自分の呪いで死んでしまったんじゃないかと罪悪感に押しつぶされそうになっていた。そして最後に葬儀で雅紀に謝りたいと訪れたとき初めて主人公を見つけたのだ。雪絵と瓜二つのこの子を、純粋に助けてあげるのが罪滅ぼしになると思い、主人公を引き取った。しかし主人公と触れ合ううちにどんどん雪絵を重ねてしまう。そして主人公が欲しくなってしまう。だが自分はもう歳であり、さすがに自分が手を出すのは引ける気持ちから、息子たちと結婚させ雪絵の血が欲しかった。
その真実を聞いたとき主人公は動けなかった。直接手を下してないにしろ、母の死には確実に関わっている惣一を許すべきなのか、許せないのかわからなくて。そのとき後ろに控えていた葉山は前に乗り出し、なんと惣一を殴ってくれた。その姿に心は動き、主人公は、土下座する惣一のそばへ駆け寄り「今は許せないけど、おじ様を好きだからいつか許したい」と言い微笑んだ。雪絵にそっくりなその笑顔に、惣一は泣いて謝った。
その後、兄弟のどちらかと結婚しなくても会社やお金の面倒は見てくれるといった惣一。なのであのマンションを出るのかどうかと問い詰められると、主人公は「葉山と一緒にいたい」と言った。もうすでに葉山を好きになっていた主人公は、貧乏でも苦労してもこの穏やかで優しくて変態な葉山と一緒にいたいと思った。絶叫して喜びつつ、戸惑う葉山と一緒に彼のアパートへ戻る二人。しかしこんな自分なんかを選んで本当に良かったのかと煮え切らない葉山にイラついた主人公は、彼を押し倒しキスをし、襲った。元より襲われたいと言っていた葉山はよがって悦び、二人はついに結ばれる。
その後、葉山も無事に就職し、ラブラブな二人は手を繋ぎデートする。ずっと憧れていた母の笑顔にそっくりな笑顔で微笑む主人公は、幸せだと言って終わる。

●「王子と姫と下僕」
翔太ルートからの分岐。
写真をネタに翔太のいいなりになる主人公だったが、とある日に悠人が主人公にとある写真をつきつけた。それは主人公が翔太に夜な夜な抱かれ続ける写真の数々だった。その写真をネタに主人公を抱こうとする悠人だったが、翔太がそれを止めようと悠人を殴った。しかし悠人は狂った変態で、殴られても微笑んでいて、主人公を人形のように扱い、自分もこの人形を可愛く鳴かせたいから翔太にやり方を聞きたいと言ってきた。その狂った言動に翔太は青ざめるが何を言っても悠人の態度は変わらず、いうことを聞かないと主人公も翔太もどうなるか分からないと脅してきた。そして主人公はその狂った悠人に犯され、翔太と主人公は泣きながらそれを受け入れた。
その後永遠にその関係は続き、悠人は惣一の後を継ぎ社長になり、主人公と結婚した。しかしその裏では主人公を愛玩人形として扱い、翔太を性の下僕として扱い、その姿を写真に撮るという変態行為を続けていた。最後は結婚式の後に主人公と翔太を無理矢理やらせ、その写真を撮る悠人。




(鳥籠のマリアージュ)



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