TOKYOヤマノテBOYS「桐嶋 伊織」



●桐嶋 伊織/キリシマ イオリ(cv鈴木達央さん)
SUPER MINTのメンバーの一人。渋谷代表。高校一年生だが見た目が大人っぽくかなりのイケメン。読者モデルをしており、とてもモテる。喧嘩も強く、天性のカリスマ性により男性も惹きつける魅力がある。病気の妹がいる。名前は「いつき」










〜ネタバレ〜
(恋愛エンド)
渋谷代表らしく見た目も話し方もイマドキな伊織だったが、そのチャラい風貌とは逆にとても一途で真っ直ぐだった。
四人での合同デートではおバカなところも見せたが他のメンバーを引っ張ってくれる頼れる面も伺えた。
何より誰が見てもかっこよすぎるくらいカッコイイその見た目にまず目を奪われた。
そして個人デートの日、伊織を選んだ主人公。自分を選んでくれたことに喜ぶ伊織は、ホームグラウンドである渋谷を案内してくれると張り切っていた。人気者の伊織は渋谷のどこにいても目立ち、そして声をかけられるが、「今はこいつとデート中だから」と堂々と断ってくれる男らしさが素敵だった。
その後、病気の妹がいることを知り、とても妹思いで優しいと言うことも知り、そして渋谷の仲間たち思いだと言うこともわかり、その優しさに益々惹かれる主人公。
二人は互いにいい感じになっている‥と言う矢先、六本木の悪たちが最近しょっちゅう渋谷で暴れていると言う事件が起きる。徐々にその暴動は大きくなり、ここら辺で止めなければ収集がつかなくなりそうだった。渋谷の若者たちは強い伊織を頼りにし、伊織はみんなを助けるために一人六本木代表のイエスとタイマンを張ると言った。イエスは強い、彼と戦えばただではすまない、それではもうTYBは続けられなくなる‥その思いを主人公に話、覚悟を決めた。しかし伊織に傷ついて欲しくない主人公は、タイマンの場所に乗り込み体を張って伊織を説得した。するとイエスが身を引き、その場は渋谷が勝利した。
何があっても自分を曲げず、伊織のために走ってきた主人公に、伊織は心打たれる。
デート最終日、本当に主人公のことを好きになってしまった伊織は「帰したくない」と甘えるように自分の気持ちを伝えてくれた。その真っ直ぐな言葉に主人公も心打たれる。
そしてTYB最終日、主人公は伊織の告白を受け入れた。パレードの中、プリンスとプリンセスとして祝福を受ける二人。伊織は一生大切にすると誓ってくれた。
その後、会場も熱気が冷め落ち着いた頃、恋人同士になった二人はまだ帰りたくないために渋谷へと向かう。彼女になった主人公をみんなに紹介したい伊織だったが、主人公があまりにも可愛い発言ばかりするため自分を抑えきれなくなり葛藤する。付き合ったばかりで部屋に連れ込むのはどうなのかと一人悶々とするが、主人公が「連れ込んでくれてもいいのに」という一言を言って終わる。
エンドロール後は、渋谷の街中でキスをするラブラブな二人。

(真相エンド)
三人デートが終わり、個人デートにうつった主人公と伊織は徐々に絆を深め、お互いを大切に思い始めていた。
そんな頃、六本木と渋谷の抗争が更に悪化し始めていた。お互いがお互いを憎み、怪我人が絶えない中、その原因は何者かがネットで嘘の噂を流しお互いを潰させるように仕向けていたことが分かった。その人物をネット上で「インスペクター」と呼び、インスペクター張本人を暴こうという噂まで出ていた。自分の大好きな渋谷を陥れ、怪我人をたくさん出させたインスペクターを許さない伊織は、ハマーに頼みその人物が誰であるかを暴くことにした。するとその人物は、なんと伊織のいもうとである「いつき」であった。
いつきは9歳の時に捨て犬を拾いこっそり工場で育てていた。その犬を飼いたいと言った時兄である伊織は反対したためにこっそり飼っていた。伊織の家は父親がおらず、母親が女手一つで育てていてくれたため、母親をこれ以上苦労させないためにと幼いながらも想い、反対したのが理由だったが諦めきれないいつきは秘密で飼っていたのだ。しかしその工場にとある大学生が罠を仕掛け、その罠に引っかかったいつきは何かの薬品をかぶってしまい、そのせいで一生病院から出られない体になってしまったのだ。それが、犬を反対した自分のせいだとずっと悩んでいた伊織。だからこそいつきを大切にしてきたのだが、ずっと病院から出られないいつきの精神はいつの間にか病んでいたのだ。そのために、リアルと繋がれない寂しさからそんな事件を起こしてしまった。自分が操ったことでリアルが動く様が、リアルにつながれた気がして嬉しかったからと。
純粋で、そして病んでしまってそんなことをしてしまったいつき。そんな妹の不始末は自分がつけなければいけないと、伊織は主人公の元を去る。そして、悠斗に頼みテレビ局をジャックし、「インスペクターは俺だ」と言った。自分が全てやったことにし、罪をかぶったのだ。
結果、怒り狂う渋谷と六本木の若者たちはまた暴動を起こし始める。六本木の若者が「渋谷にいた伊織が悪いからお前らが悪い」と渋谷に乗り込み、逆に渋谷の若者は「伊織なんて仲間じゃ無い」と暴れる。それを見た主人公は伊織がいなくなる前に言った一言を思い出した。それは、「お前が正しいと思った行動をしてほしい」と。以前喧嘩をした伊織を止めた主人公は、伊織の言いたいことを考えた。渋谷が大好きな伊織、若者たちに傷ついてほしく無いと思っていた伊織、そして自分だけが傷つけば六本木の若者たちでさえももう傷つかないで済むと思っていた伊織。その気持ちを想う主人公は暴動を起こす若者たちに向かい「ここで争っている意味はない、敵は一人、霧島伊織だ」と叫んだ。プリンセスである主人公の言葉にハッとし結託する渋谷の若者と六本木の若者たちは現れた伊織に向かい暴動を起こす。一人立ち向かう伊織は、堂々と胸を張って戦った。もうボロボロになって動けなくなるほどに打ちのめされる伊織は、足を引きずりながら主人公の元へ歩いた。そしてその胸に飛び込み、好きだと伝えてくれた。動揺する若者たちの前にイエスが現れ、もう決着はついたと言い、六本木の若者たちを連れて終わらせてくれると、渋谷の若者たちも困惑しながらもその手を止めた。
エンドロール後、渋谷から去った霧島一家。いつきも別の病院に移り、元気にしている。インスペクターの事件のことをすっかり忘れるいつきだが、心の病を抱えたままだった。そんな中、屋上で話す主人公と伊織。これからもずっと支えてほしいと言う伊織に、ずっと一緒にいると答える主人公。そして愛しているとキスをしてくれて終わる。

(TOKYOヤマノテBOYS for V MAIN DISK)



前のページへ 次のページへ


元カレたちのストーリー (prof) (bkm)

-エムブロ-