TOKYOヤマノテBOYS「岬 虎太郎」



●岬 虎太郎/ミサキ コタロウ(cv森久保祥太郎さん)
HONEY MILKメンバーの一人。池袋代表。ダンスとサッカーが得意。いつも明るい黄色いチャラ男。口が上手いので友達も多く、実家の果物店は彼の叩き売りで売り上げを伸ばしているほど。











〜ネタバレ〜
(恋愛エンド)
最初からとっても明るく元気で優しい虎太郎は、少しおバカだが話も上手くノリもいいので主人公と直ぐに仲良くなった。
彼のそばにいるといつも笑っていられて、幸せな気持ちになれる。だから自然と一緒にいたいと思え、個人デートの日も虎太郎を選びデートを重ねた。
しかしいつもチャラくて軽口を言う虎太郎の言葉は、本当はとても純粋だと言うことに気づいた。時には強く守ってくれ、時には男らしく頼れ、いつものおバカな感じの奥底にはとても正直で真っ直ぐだったのだ。だからこそ、何度も好きだと言ってくれる言葉も真実であると主人公は嬉しかった。
誰にでも好かれ、人気のある虎太郎だが口が上手いせいもあり今まで誰にも本気だと思われていなかった。しかし主人公は虎太郎の気持ちを信じると言ってくれて、そんな主人公を更に好きになる虎太郎。
最後のデートの日、虎太郎は最後の本気の告白をしてくれる。これが100回目のプロポーズ、だけど今までのは全部君に告白するための練習だったと。初めてこんなに本気で好きになって、一人のためにこんなにも悩んで考えることはなかったと、本当に大好きだから自分を選んで欲しいと。大勢の人の前で愛を叫ぶ虎太郎に、主人公は胸が打たれた。
そして最後の告白の日、主人公は虎太郎の手を取った。
プリンスとプリンセスとなった二人はパレードの中大勢に祝福されながら喜び合う。本当の恋人同士になったのだった。
その後、帰宅して家の中で一人悶々とする虎太郎。主人公に選ばれたことが嬉しすぎて部屋でバタバタ暴れ母親に怒鳴られるが、こんな幸せすぎるのはおかしいと、もしかして全てドッキリなんじゃないかと不安になり主人公に電話をかける。するといつものように優しい主人公は「虎太郎は私の彼氏だよ」と言った。そしてすぐに会いたいという虎太郎を宥めるために次の日デートをすることになるがTYBの次の日なので人に見られると騒がれそうだということで虎太郎のお部屋デートをすることになる。
次の日、張り切りすぎてはしゃぐ虎太郎は主人公をケーキやフルーツでもてなし、そしてずっと抱きしめたくてしょうがない気持ちを我慢しきれず主人公を押し倒す。ラブラブな二人だが虎太郎の暴走が始まり「このまま二人でにゃむにゃむして大人の階段を‥」とことを進めようとすると主人公に殴られるが、それでも楽しそうに幸せそうに笑う二人。
エンドロール後は、岬フルーツを手伝いに来た主人公に、虎太郎のお母さんが喜ぶシーン。その帰りに虎太郎が送って行くが池袋の真ん中でチューしたいと虎太郎がねだり、人前でもラブラブな二人は結婚の約束をして終わる。

(ノーマルエンド)
好感度が余り上がらないまま最終日に虎太郎を選ぶエンド。
プリンスとプリンセスのパレードが行われた後、TYBが終わって寂しいなという会話をする二人。虎太郎はこれからも仲良くしてほしいと言ってくれ、デートの約束をして終わる。

(真相エンド)
虎太郎への気持ちが大きくなり、個人デートの相手を虎太郎に選んだ主人公。虎太郎もまた、主人公を大切にしてくれ、二人は楽しい日々を過ごし始める。
しかしそんな中、ウッドリンクが捕獲したはずの殺人者が抜け出し、主人公と虎太郎の前へと姿を現した。殺人者は執拗に主人公を狙い「コロス」とただ繰り返す。虎太郎と二人逃げるが殺人者の異様な速さに追いつかれしまい、主人公は虎太郎にだけは苦手ほしいと言うが虎太郎はそんなことはできないと、君を一人にはしないと殺人者から庇うように抱きしめてくれた。このままでは二人とも殺されてしまう、虎太郎に死んでほしくない‥という気持ちが高まった瞬間主人公の体が熱くなり、腕にハートの刻印のようなものが浮かび上がった。そして駆けつけてくれた悠斗と共に二人は一旦逃げることになった。
とりあえず虎太郎の家へと逃げ込んだ主人公たちだったが、そこで悠斗の口から告げられた真実はとても信じられないものであった。それは、ウッドリンクのプレジデントは「クリーピング・Y」というウイルス兵器を作り出していること。そしてそのクリーピングYは前夜祭の時に予防接種だと言って主人公の体内に埋め込まれていたこと。クリーピングYは「想い」により成長し、完全体になってしまったら人々をしに至らしめるということ。そして、唯一そのウイルスに勝てるのは「真実の愛」を持った人間だけであり、プレジデントは真実の愛を持った人間だけの世界を作ろうとしていること。
結果、TYBというのは毎回そのクリーピングYの完全体を作るための催しであった。クリーピングYを受け付ける一握りの人間を探し出し、毎年プリンセスにし、そのプリンセスに埋め込み、七日間の間に発症させるのが目的であった。クリーピングYは七日以内に発症しなければ自然と消えてしまうものだったのだ。
今までのプリンセスは想いが足りなかったため、発症までには至らなかったが、この度虎太郎への想いが強くなった主人公は発症してしまったのだ。
このまま完全体になってしまったら世界中のほとんどの人間が死んでしまう。だが、クリーピングYは不老不死の力を与えるため、主人公は自ら命を絶つこともできないのだ。
しかしそこで、そのクリーピングYに対抗するワクチンを作っていた組織がいた。そのワクチンの名は「キラー・ナイチンゲール」。そう、それこそがクリーピングYと同じように人に媒介し力を発揮するワクチン、あの殺人者がキラーナイチンゲールであった。キラーナイチンゲールはただただクリーピングYを消そうとするために、主人公は狙われていたのだ。
このままでは自分のせいで人が死んでしまう、そう思う主人公は自らキラーナイチンゲールに殺される覚悟をする。しかし虎太郎は諦めずに何か方法はないかと町中を走り回っていた。そんな虎太郎を見て泣き出す主人公を、虎太郎は「絶対に助ける」と強く抱きしめた。すると何故か虎太郎の手が熱くなり、そこに主人公と同じハートの刻印が現れた。
徐々に感染が広がる池袋の町では暴動が起き、そして人々は主人公を殺そうと襲い掛かってくるが虎太郎だけは一人立ち向かう。そしてそこについに現れたキラーナイチンゲール。主人公を守ろうと虎太郎はキラーナイチンゲールにぶつかると、何故かキラーナイチンゲールが苦しみだした。それは虎太郎のハートの刻印のせいであった。主人公と心から繋がった虎太郎にもクリーピングYの力が宿っていたのだ。ウイルスにはワクチンを。そしてその逆にワクチンにはウイルスを。その効果でキラーナイチンゲールを倒すことができるのは虎太郎一人であるということに気づいた虎太郎は一人立ち向かう。
悠斗から貰ったナイフでキラーナイチンゲールに向かう虎太郎は一心不乱に突き刺した。そして、キラーナイチンゲールの血を飲めば主人公の中のクリーピングYが消えるということを聞き、血を浴びた虎太郎はその血を口に含み、主人公にキスをした。体の中が浄化されて行く中、虎太郎は力つき倒れてしまった。
エンドロール後、その事件から1ヶ月後。TYBの事件は謎に包まれたままテロ事件として扱われ、そのまま幕を閉じていた。元気になった虎太郎と主人公は付き合って1ヶ月の記念を迎える。その記念にシャンサイン池袋の屋上に登り、虎太郎はお金を貯めて買ってくれた指輪を差し出し結婚してほしいとプロポーズしてくれ、キスをして終わる。

(TOKYOヤマノテBOYS for V MAIN DISK)



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