NieR Replicant
2053年、東京・新宿───────
夏だというのに降り止まない雪の日
少年は妹と二人で廃墟と化したスーパーマーケットに身を寄せていた
そこに襲いかかってくる謎の黒い化け物
少年はたった一人の身寄りである妹、ヨナを守るために戦った
しかし次々とやってくるそいつら。
少年一人ではどうすることも出来ない
目の前に落ちている黒い本、
決して触れるつもりはなかった
でも妹を救うにはもうそれしか方法がなかった
少年、ニーアは黒の書に触れ力を得た
化け物に立ち向かえるほどの魔力を。
だが妹まで触れてしまったのは計算外
妹が苦しそうに咳き込む
「誰か、ヨナを助けてください!誰かっ!」
ニーアは叫んだ
そして1412年の月日が流れる─────…
※以下ネタバレ、
2053年、東京・新宿───────
夏だというのに降り止まない雪の日
(実際は雪ではなく塩。白塩化症候群で白塩化した死骸が崩れて、空に舞い上がって降ってきたもの)
少年は妹と二人で廃墟と化したスーパーマーケットに身を寄せていた
そこに襲いかかってくる謎の黒い化け物
(崩壊体となったゲシュタルト)
少年はたった一人の身寄りである妹、ヨナを守るために戦った
しかし次々とやってくるそいつら。
少年一人ではどうすることも出来ない
目の前に落ちている黒い本、
決して触れるつもりはなかった
(以前この本に触れた人間が化け物になってしまったのを目撃しているため)
でも妹を救うにはもうそれしか方法がなかった
少年、ニーアは黒の書に触れ力を得た
化け物に立ち向かえるほどの魔力を。
(黒の書は触れた人間を強制的にゲシュタルト化してしまう)
だが妹まで触れてしまったのは計算外
妹が苦しそうに咳き込む
(元々病気持ちでもある)
「誰か、ヨナを助けてください!誰かっ!」
ニーアは叫んだ
そして1412年の月日が流れる─────…
(そこは既にレプリカントたちの時代)
2003年、東京・新宿に何の前触れもなく謎の巨人と赤い竜が出現
この赤い竜の亡骸が撒き散らした謎の粒子(後に魔素と呼ばれる)によって
“白塩化症候群”という奇病が発生
人類は絶滅の危機に追いやられる
*白塩化症候群
発病した者は「死ぬ者」と「凶暴化した者」に別れた
死亡した者は塩となって死ぬ
凶暴化した者はレギオンと呼ばれ感染していない人間を襲うようになる
襲われた者も感染し、死亡するか新たなレギオンとなる
止まらない感染
絶滅の一途を辿っていた人類がとった最後の手段
それが「
ゲシュタルト計画」
*ゲシュタルト計画
人間の魂(ゲシュタルト)を肉体から抽出
残った肉体をデータとして保存し、そのデータからコピーの身体(レプリカント)を作成
いつの日かレギオンは駆逐され白塩化症候群もおさまった時代に、
抜き出した魂(ゲシュタルト)を新たな身体(レプリカント)に戻し人間として蘇るという計画
*ゲシュタルト
人間の身体から抽出された魂
しかしその魂は太陽の光に弱く、一定期間の経過で精神が崩壊し暴走する者がほとんどだった
この崩壊体は後にレプリカントたちに「マモノ」と呼ばれるようになる
崩壊体にならないためにはゲシュタルト化してもなお自我を保てる「オリジナル・ゲシュタルト」の魔素を取り込み続ける必要があった
*オリジナル・ゲシュタルト
新宿にいたニーアのゲシュタルト(後の魔王)
彼はゲシュタルトになっても自我を失うことはなかった
彼の提供する魔素のおかげで多くのゲシュタルトたちは自我を失わずにいられた
そのため魔王と崇められるようになる
*レプリカント
魂(ゲシュタルト)を抜き出された人間の身体のコピー
レプリカントは世代ごとに死んでは新たに作成されていった
管理はアンドロイド(デボル・ポポルなど)が取り締まる
本来は意志も感情もないただの人形であったが、
長い年月の間に自我を持つようになり新たな文化や文明を発展させるようになる
ゲーム本編で操作していくニーア、また彼の世界で人間だと思っていた存在は皆レプリカントである(アンドロイドを除く)
本当の人間の魂(ゲシュタルト)を「マモノ」と呼び忌み嫌う
生殖機能はない
*マモノ
本作の敵
正体はゲシュタルト化した人間である
レプリカントたちは己の肉体を奪う存在と敵視
ほとんどは自我が崩壊したゲシュタルト
レプリカントを襲うようになる
崩壊体となったゲシュタルトのレプリカントには黒い文字が浮かぶ(黒文病と呼ばれ、発病したレプリカントは例外なく死亡する)
*黒文病
自身のゲシュタルトが崩壊体へと化したレプリカントに現れる病気
発病した者は治す方法はない
*ゲシュタルト・ニーア
本来のニーアの魂であり魔王(ラスボス)
あの雪の日、
黒の書に触れた事で強制的にゲシュタルト化
自我を保てるオリジナル・ゲシュタルトとなる
しかし妹のヨナのゲシュタルトはすぐに崩壊が進んでしまった
ゲシュタルト計画の推進委員会である世界浄化機関に、
「1000年の間、肉体を凍結させることでヨナの崩壊体化は止められる」と吹き込まれる
妹の冷凍睡眠との交換条件として、ニーアは自身の持つ「魔素」の提供を承諾する
しかし1000年以上たっても状況は全く変わらない
騙された事に気付き激怒したニーアは「レプリカント・ヨナ」の肉体に「ゲシュタルト・ヨナ」の魂を戻し、
崩壊体化を止めるための実力行使に出る
*レプリカント・ニーア
本作の主人公
ゲシュタルト・ニーア(魔王)のレプリカント
*ヨナ
ニーアの妹
ゲシュタルト・ヨナが崩壊体へとなりかけの状態で保存されているため、
そのレプリカントであるヨナは必ず黒文病を患う運命にある
ゲシュタルト計画が開始されてから1400年以上が経過。
奪われた妹を取り戻すためにレプリカント・ニーアは魔王(ゲシュタルト・ニーア)を倒してしまう
魔王の消滅──────
それはオリジナル・ゲシュタルトの消滅でもあり、
魔素を提供する者がいなくなった事を意味する
よって、残されたゲシュタルトたちはゆくゆくは崩壊体となることを余儀なくされ、
崩壊体となったゲシュタルトのレプリカントたちは黒文病となり死亡
元となるゲシュタルトがいなくなれば、レプリカントたちはこの世代を最後に生産されなくなる
ゲシュタルト計画は失敗
人類は滅亡するしかない
これはA〜Eのどのエンディングを迎えても変わらない事実
(魔王を倒してしまっているから)
どのエンディングでもレプリカント・ヨナは助かるが、肉体の黒文病は治ってないのでけっきょくすぐ死ぬ
キャッチ・コピー通り「一人の為に、全てを滅す」です
だけどもしかしたらあのエリアのゲシュタルトたちだけかもしれません
レプリカントを管理するアンドロイドは各地にいるみたいだし
でもオリジナル・ゲシュタルトってニーアだけっぽいんだよなぁ
そうだとするとやっぱりゲシュタルトは全滅ですよね
うん、詳しい事はよくわからないです;
黒の書と白の書はゲシュタルトをレプリカントに強制的に戻すための装置でした
大まかに説明するとこんな感じです、はい
って全然大まかじゃないですね、すみません(´;ω;`)
説明下手です、ごめんなさいorz
ニーアの物語難しいよ……絶対ゲームだけじゃわからない
でも凄く良かったです
マモノ=人間だとわかった後のイベントは本当に悲しいものばかりです
けっきょくレプリカント・ニーアが余計なことしたせいで人類は終わったとかいうオチっぽいんですが私はニーア大好きだ←
魔王…ゲシュタルト・ニーアは切なすぎるし…
カイネもエミールもシロもみんな好き
でも誰も救われない
上手く言葉じゃ言い表せない心情です
「ずっといっしょにいてくれて……ありがとう」
この一言でニーアの心は救われたと信じたいです
ニーア・レプリカント、良かった。