昨日、元職場の同期飲みでした。
って言ってもメンバーは一番仲の良い宇田川さん、そしてどうでもいい(笑)B男。
B男はかつて、もう一人の1年目で辞めてしまったが仲の良い長谷部さんに惚れておりました。で、そんな長谷部さんに迫った経緯のある原田くんを嫌煙。と、同時に長谷部さんに対しても意味わからないが勝手に距離を置く、等とてもめんどくさぁあいお方。
なので、原田くんとつきあったことが知れるとおそらく面倒くさいことになると予測が立てられ。黙って置こうと思ってたのだが、何やらすごく聞いてきてそれはそれで面倒くさく、まぁ彼も懲りているんじゃないかと、原田くんと付き合っていることを告白しました。
明らかに表情が変わるB男www
そして
「原田さん?え、だって長谷部さんとなんやらあった人だよ?じゃなくてもフラフラしてる人なんだし、遊ばれて捨てられるんじゃないの。」
と。宇田川さんと森田とでおまえは性根が腐っとる、と猛反撃。
『彼が浮気をするんだったらそれは森田がそこまでの女だったってことだ。』堂々と言っておきながら。
誰から何を言われても、森田の知る原田くんを信じてる。気にしない。そう思ってたのだが、実際のところは、、「遊んで捨てられる」チラチラ頭から離れなかった。
それは付き合ってから森田が不安に感じていたことだったのだ。きっと。
いろいろな言葉をくれる。行動で示してくれる原田くん。けど、それは誰とつきあっているときもそうなんじゃないか。そしてそんな人たちと同じく森田は彼とサヨナラするんじゃないか。まぁ自分が特別だなんて、自惚れもいいところですが。
このまま帰ってもきっと悶々とする。そう思ってこの日原田くんの家に泊まる。今日の日のことも、元カノのことも、長谷部さんのことも、絶対に言わない。そう心に誓って。
突然家に行った森田に、「会いたかった」「来てくれて嬉しい」「すきだよ」そう言ってくれる彼の言葉だけ信じればいい。
のだが。
翌朝。今日ですね。話をしていて。まあ森田も森田でなんやかんやで気になっちゃって、森田から話を振ったりもしていた。過去の原田くんの恋愛遍歴。
「過去の原田のことは詮索しない方がいいよ。」
その原田くんの言葉を実行すればよかったのに、聞いてしまう愚かな森田。そして勝手に悶々とする。実にめんどくさい。
「ゆきはやきもちやかないの?」
『やかない、こともないかなあ』
「え、誰にやくの???」
思い当たる人物を並べていく原田くん。でも当てはまらない。「あなたの元カノたちです」なんて、言えるわけがない。絶対に言わない、そう思ってたのに。
「長谷部さんってどんな感じなんだろうな。」
長谷部さんの話をしていた直後だった。でも、原田くんのをシようとしていた直前だった。
馬鹿だけど、ほんと馬鹿なんだけど。
「え、え?どうしたの?」
涙が出ていた。
『ごめん、なんでもない』
笑ってみる。離れようとするが離してもらえない。
『なんでもない、なんでもないんだよ』
抱きしめられるとさらに泣けてくる。
グルグルする。ダメだ、と思っているのに。
「長谷部さんはヤらせてくれそうだったからな(笑)」
「原田くんに告白された。連絡先交換したときからすきだったんだって。」
「長谷部さんとなんやらあった人だよ?」
「遊んで捨てられるんじゃないの」
グルグルと止まらない。
「ゆき?ゆき、すきだよ。ゆき。」
信じたいのに。
『ごめん、泣いちゃった。』
「うん、どうしたの。」
『原田くんは、長谷部さんがすきだったんだよね。』
「うん。」
『さっきの話。やきもちの話。長谷部さんが、とかじゃなくて、前に付き合ってた人の話とか、あんまり聞きたくないかもしれない。』
『森田も気になって話振っちゃってるんだけど、そんで勝手に落ち込んでほんとめんどくさいやつなんだけど。』
「そうなんだ、すごい笑ってるから、気にしないんだと思ってた。」
そこでやめればよかったものの。。
『ぜんぜん気にしてるわけじゃないんだけど、原田くんにはほんと失礼で申し訳ないんだけど、昨日B男に、、』
と、昨日の話をしてしまった。
「1ヶ月かそこらしか関わってないのに、俺の何がわかるんだろうね。」
「ゆきもそうやってネガティヴな返しするからつけ込まれちゃうんだよ。」
立ち上がった原田くん。
タバコを吸う音。消す音。そしてまた付ける音。2本目のタバコ。
そのあとお風呂に入っていった。
怒ってる。きっと。
森田は身支度を整える。彼が怒っていたらすぐに帰れるように、着替えて身支度を整える。
風呂から出た原田くん。目が合う。どうしようとうろたえる森田。
「まあさ。」
手を握られる。
「座って。」
ソファに一緒に腰掛ける。
「あ、怒ってないからね?」
穏やかな表情で話し始める彼。
「重いかもしれないんだけどさ。あなたとはね、私は将来を考えているんですよ。つきあって1ヶ月で何を言ってるんだって思われるかもしれないけど。わかる?ずっと一緒にいたいって思ってる。つまりさ、いつか、遠い未来になるかもしれないけど、結婚したいって思ってるんだよ。あんま言いたくなかったんだけどさ。これは、またいつかちゃんと言うから待ってて。」
「こういう気持ちは初めてなんだよ。ずっとあなたは特別なんです。仕事を辞めるってなったとき、実家に帰る選択肢もあったけどここに残ったのはさ、まぁ元から決めてたってのもあるけど、あなたがここにいるからってのも大きいんよ。」
「今の俺の身だと、黙ってついてこい!って言えないことは心苦しいけどね。まずは仕事を安定させなきゃいけないけど、その次にあなたとのことを考えてる。」
「全力で愛させてください。責任はとりますんで。」
「あーこれ1年後くらいに言おうと思ってたのになあ!あー言っちゃった!また1年後改めて言うわ(笑)」
タバコ吸ったりお風呂入る中で、いうか言わないか考えていたらしい。
「最終的な俺の夢はね、あなたを△県(原田くんの実家)にかっさらうことなんだよね。まぁそれにはあなたの意思もあるし、すぐにとは言わないけど。あなたがここにいたいってならそうするけど。一緒に△県に住めたらなって思ってる。」
「そんなね、人生のプランを考えてる中でね、浮気とかそんなちっちゃいこと考えてる暇ないから!浮気とかしないし!笑」
「あなたと私のことは、二人の問題だと思ってるから。何か気になることとかあったときは他の人に聞いたり、自分で悩んでたりしないで、俺にまっすぐ言って。そうじゃないと解決なんてできるわけない。」
そんな感じでした。
『ごめんね。私の悪いとこはさ、自分に自信がないとこなんだよね。けどね、原田くんのことは信じてるよ。私、自分に自信持てるようにがんばるね。』
そんなお約束。
もう細かいことは言わない。森田は誰がなんといおうと、今日の原田くんのことを信じるよ。森田も自分磨きがんばる。原田くんの気持ちが変わらないように、いい女になるよ!!!
「ゆき、すきだよ。いや、すきなんて言葉じゃ足りない!愛してる。」
のろっのろののろけですな(笑)
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