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ルナからの贈り物

これから書く事は偶然と言えば偶然なのかも知れない
不思議と言えば不思議なのかも知れない
人それぞれの感じ方だと思う出来事


16日夕方16時30分
ルナを火葬するため斎場に到着
火葬するまでの間
ルナを抱っこして外を家族で散歩した
4人で散歩なんて何ヵ月ぶりなんだろう…

ふと見上げた空が雲1つ無く今まで見た事もないくらいの真っ青な空
真っ青どころか言い表せない位綺麗な青

山の中の斎場

鳥の声も虫の声も聞こえず凄く穏やかな時間が流れた

火葬の時間が来た 
ルナを寝かせ最後の別れを

中に居る気分にはなれず3人で外へ


火入れの時間


右耳に犬の声が聞こえた

私は周りを見渡した
何処を探しても犬なんて居ない
とても可愛らしい声で2回

その後すぐ煙突から煙があがった

キョロキョロと周りを見ていた私に、隣に居た旦那が『どしたの』と…『…もしかしてママにも聞こえた』って…

私と旦那は同じタイミングで同じ声を聞いていた


ルナは1度も普通に鳴く事が無かった
でも、あの声はルナだって分かる
私と旦那に同時に聞こえた同じ鳴き声 
とっても可愛い声…


火葬が終わった瞬間
一斉に鳴き出した鳥や虫達



全てが偶然なのかも知れない

でも私達にとっては
ルナが私達家族にくれた最高の贈り物


ルナの闘病記録…Last…

11日に手術して
12日から少しずつご飯を食べてた

お母さんじゃないとルナちゃんはご飯食べないと言う事で1日2回午前と夕方病院に行った

13日
血色も目の輝きも顔色も、かなりいい感じで食欲もあり

14日
やっぱり、お母さんの傍がいいのか看護婦からのご飯を食べない為夕方退院することに

14日の夜わが家にルナ帰宅

15日少し食欲がないが、帰宅後から変わらず
ルナに手作りご飯を作るため本屋に行き本を2冊購入し帰宅

旦那も午前で帰宅し昼過ぎからルナと一緒にお昼寝

夕方17時30分
子供が部活動から帰宅

珍しくお喋り
ママもルナのご飯の材料を買いに行こうかルナを撫でながら思案中

18時
いきなり背伸びをしビクンと痙攣
すぐに声をかける

数秒後にまた痙攣
同時にオシッコが止まらなくなりグッタリした

聴診器を胸にあて心音を確認中
18時05分
…ルナ永眠…


この日は、たまたま病院が休みだったけど夕方17時30分まで、もしもの為に待機しててくれたみたい
17時30分以降病院は無人に

そしてこの日いつも帰宅してもお喋りしない子供が怒られる位お喋りしていた


ルナは痛がって声をあげる事もなく
苦しみながらもなく
あっという間に…
パパとママに間に挟まれ…
凄く綺麗な顔で…


わが家に来て
うちの娘になって
2年と11日


これからは
これからも
ずっと
永遠に
いつでも一緒だよ



〜fin〜


ルナが死んじゃった…

ルナの闘病記録F


ルナの手術は無事成功


予定より1時間以上長くなった手術
取り出した子宮は破裂寸前だったみたいだし血管が普通より癒着してたりで、普通の手術よりも大変な手術なのに、余計に大変だったみたい

足が開かないから紐で引っ張り無理矢理拡げた状態で手術したから骨盤が前よりどうなってるかも不安だし

取り敢えず明後日までは危険みたい…


でも、少しずつご飯も食べてるし、まずは今退院にむけてルナの体力を信じるのみ 


明日も手作りフードを持って面会行かなくちゃ 


ルナの闘病記録E

そして昨日の朝
又膿が出た 

使ってないシリンジに液体を採取し液体の付いたペットシーツと一緒に朝イチ病院に 


検査の結果

『子宮蓄膿症』

子宮に細菌が大量発生し膿が溜まる
内科的治療はほぼ完治せず手術で子宮を摘出しなければ完治は無理 
本来なら中〜高齢のメス避妊手術していない場合がなりやすい病気 
放置しといたら子宮は腐り、膿が溜まり破裂して体内に膿が回り死んじゃう
手術して取り除けば問題ない 


でもルナの場合は… 

リスクが高すぎる手術になる

麻酔の危険性 
背骨の変形で仰向けになる難しさ
手術中の頚椎の状態
気管虚脱による麻酔気道の確保
後足と骨盤の変形 

ざっと書いてもこれだけ出てくる… 


どうするべきか…

家族会議を開き
沢山話し合った…
沢山泣いた…


そして1つの結論に… 



今日、手術します


きっと
絶対 
必ず
成功する

ルナは帰ってくる 

そろそろ病院の時間が近づいてきた 


ルナ
頑張ろうね


行ってきます





…続くと信じて…
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