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My LOVE榛our LOVE

※注意
・チェレベル小説
・意地っ張りチェレン、策士ベル
・トウヤ視点
・文才のなつきチェッカーごめんねゼロ

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「ぼくの"好き"とベルの"好き"は違う」

そう言いながらも貰ったばかりの紙袋をしっかり小脇に抱えて、チェレンは去っていった。

今日はバレンタインデー。

ベルはおれ達三人に毎年チョコを配ってくれる。いつもお世話になってるからお礼がしたいの、という典型的な義理チョコだ。それでも不器用なベルなりに一生懸命作ってくれるから、形はあまりきれいではないがその気持ちが嬉しくて毎年楽しみにしていた。もちろん今年もだ。

「はい、チェレン。だいすきだよ!」

だがチェレンはそうではなかったらしく、甘いチョコに不似合いな苦い顔をして行ってしまったのだ。

「どうしたんだろう、チェレン。トウコ、なんか知ってる?」
「さあ…。それより、ねぇ、食べていい?」

ベルの返事を聞く前にトウコと書いてある紙袋を開け、中の丸い形をしたチョコをかじった。自分の手元を見ると二人と同じ紙袋にトウヤと書いてあった。中を開けると同じように丸いチョコが入っていた。中身が同じならわざわざ名前を書かなくてもいいのに、と思うと同時にまだ中身を確めていない紙袋があることを思い出した。ああ、そうか。

「あたしはチョコ好きだけどチェレンはチョコ嫌いってことかなあ?」
「多分そういうことじゃないと思う」

チェレンはそのハート型のチョコの正体に気付くことができるだろうか。



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Happy Valentine!
カントー内陸の我が生息地にも雪が降りました。
な に が ホ ワ イ ト バ レ ン タ イ ン だ ^q^←負け惜しみ

明日は友人宅へチョコ配りの旅に出ます。
雪の上を歩くのが大好きなんです^^

恋に落ちる瞬間

※注意
・ドマイナーCPのアーティ×カミツレ(アー←カミ)
・当然NL
・文才のなつきチェッカーごめんねゼロ


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私は一枚の絵の前に立っていた。

それはきれいとかかわいいとかかっこいいとか、私の身の周りで溢れている形容詞では表現できないものだった。それでもなぜだか、どうしようもなく惹かれた。

どれくらい眺めていたか分からない。そろそろ仕事に戻らなくては、とつまらない考えが頭をよぎった頃。ようやく視線を強いクセ字で書かれた題名に向けた。

「恋に落ちる瞬間」アーティ

あの人が芸術家なのは知っていた。もちろんジムリーダーなのも知っていた。しかし、今までこうして会議で顔を合わせても特に興味を持ったことはなかった。ただ、なんとなくだが私の周りの人たちとは違う気はしていた。彼は私をじろじろ見たり、執拗に話しかけようしたり、握手やサインを求めたりしない。

だから、安っぽい形容詞を私に使うこともしない。

会議が終った。彼はいつも通り真っ先に家に帰るものだろうと思っていたら、くるりと私の前に立った。思えば一対一で話すのは初めてだった。

彼は初めて私に発した言葉で言ったのだ。

「キミ、スピアーみたいだよね」

この瞬間、思い浮かんだのはまぎれもなくあの絵だった。

あぁ、分かった。私があの絵に惹かれた理由は、あの絵が私の望みだったからだ。ありきたりの形容詞から逃れたいという、ささやかで傲慢な望みだった。

「ねえ、今度キミの絵を描かせてよ」

さらに、私は彼についてもう一つ分かったことがあった。

「私でよければ喜んで、アーティさん」

どうやら私は彼のことが好きらしい。




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去年に「訳あってアーカミが好きだ」と言っていたの話の"訳"がこれです(笑

もともと
友達「カミツレさんってスピアーに似てるよね」
かなた「あぁ、じゃあアーティさんに好かれそうだね」
みたいなやり取りから発展したものです。
その時はギャグ漫画にするつもりだったのですが、何を血迷ったのかこうなってしまいました^q^
まあアーティさんのことですから、その後アトリエに来たカミツレさんに「じゃあヌード描きたいから脱いで!」とか言ってドン引きされそうですね^^
(私の中でのアーティさんは天然ドSです…ゲームで酷かったせいです)

ていうか、「スピアーみたい」って嬉しいのだろうか(笑

いつかギャグ漫画も描きたいなあ!

…また、アーカミというドマイナーCPを突き進んでしまいました…
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