話題:ASIAN KUNG-FU GENERATION


2012/11/04 盛岡市民文化ホール



少しばかり遅くなりましたが、ランドマークツアー盛岡公演のライブレポです。アジカンのライブに行くのは今年2月のBEST HIT AKG以来でした。その時に、感極まったあまり迷子犬で号泣してしまったちょっぴり恥ずかしくなる思い出があります。そんなわたくし、今回は一人で参加して参りました。


以下、セットリスト・MC等のネタバレ。終盤に入りつつありますがまだツアー中ですので、見たくないワ、という方いらっしゃいましたらご注意ください。 









setlist

01.Loser
02.All right part2
03.N2
04.1,2,3,4,5,6,Baby
05.AとZ 
06.新世紀のラブソング
07.大洋航路
08.ブルートレイン
09.Re:Re:
10.君という花
11.それでは、また明日
12.アフターダーク
13.ラストダンスは悲しみを乗せて
14.1980
15.マシンガンと形容詞
16.センスレス
17.レールロード
18.ノーネーム 
19.踵で愛を打ち鳴らせ
20.バイシクルレース
21.マーチングバンド
22.リライト
23.ループ&ループ
24.アネモネの咲く春に
25.東京LIFE
26.惑星
27.今を生きて(新曲)




◆13:30頃開場に到着。一人だしゆっくりでいいや〜と思って行きましたが、物販の列の7番目くらいに並べました。 


◆退屈しながら待っていたら、前に並んでいたかわいらしい女の子が話しかけてくださいました。うはうは。アジカンファンの方と話すのは初めてだったのでとてもうれしかった。うはうは。


◆15:00に物販開始。Tシャツの予想以上のかわいさに判断能力を破壊され、とうとう2枚購入しました。上の画像参照。生地は薄めで、着やすいです。この日はブラックを着ました。 
マグカップも購入しましたが、値段の割には作りが結構ちゃちでした(小声)まあ記念だし、いいか、な。


◆開場まではロビーの隅っこで寂しく読書してました。ちなみに『陽気なギャングの日常と襲撃/伊坂幸太郎』です(関係ない)


◆16:30くらいになると、急速にロビーが人でいっぱいに。一人必死に列の最後尾を探し、17:40頃入場できました。 


◆席は8列目。近い。非常に近い。


◆予定通り18:00開演!
ステージに向かって左側の席だったので「山田さんまだかしら!」なんて思ってたら、山田さんと建さんの位置が逆でした。山田さんが現れるイメージが頭の中でできあがってたから、建さんが出てきても建さんだと気付かず、スタッフのお兄さんだと思った笑 


◆最後に後藤さんが登場して、Loserからライブスタート。カバーの曲らしいのですが、ラップ調で新鮮でした。マイクを持つと途端に存在感を放つ眼鏡。素敵。


◆後藤「こんばんは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONです。今日は楽しんでいってください。」
って言った声がとんでもなく良い声でした。


All right part2AとZはアルバムと同じ曲順。
サポートメンバーが入っていることで音が濃厚で、CDで聴くのとはまた違う表情で、すごくわくわくしました。コーラスの岩崎愛ちゃんがかわいいいいい


◆MCでは、盛岡に来て食べたじゃじゃ麺のお話。Twitterでも上がってましたが、『ちーたん』というお店に後藤さんと伊地知さんと岩崎愛ちゃんとで行ったらしいです。 

後藤「僕たち昨日、飛行機で札幌から盛岡に来たんですけど、盛岡で何を食べるかって話をして。もう、大ゲンカ寸前で笑。麺類の選択肢が3つあって、わんこそばを食べて明日のライブを台無しにするか、無難に冷麺
にするか、7年前惨敗したじゃじゃ麺にするか笑。」

7年ほど前にじゃじゃ麺を食べた際には失敗した模様。スタッフさんの進言でじゃじゃ麺を食べることにしたそうなのですが、めちゃくちゃおいしかったらしく、
 後藤「7年前はあんまり好きじゃないと思っていた奴も、久しぶりに会ってみたら本当はいい奴だった、みたいなね笑。そんな、物語でした。」


ブルートレイン君という花は過去のアルバムからで、非常に盛り上がりました。
誰もが注目したであろうブルートレインのドラムは華麗だったしRe:Re:はイントロのアレンジがかっこよすぎで泣いたし定番の君という花はお客さんたちが本当に楽しそうだった!ただ君という花の「らっせーらっせー」の 掛け声のとき私の周りは結構静かで、肩透かし食らった気分でした笑。再現すると「らっせー!らっ…アレっ?」と言うような具合。


センスレスはライブで聴いてみたかった曲だったので、やってくれて本当にうれしったです。曲の展開の仕方がすごい。終盤の部分は、生で聴くととんでもない迫力で圧倒されました。


◆後藤「今日は盛岡なので、岩手の人が多いと思うんですけど。」

「沿岸の大船渡に震災後、知り合いのパンクバンドの人がハンバーガーを作りに行くって聞いてついて行かせてもらいました。その時に、内陸の人たちの、被害の少なかった内陸の人たちもすごい落ち込んでいると言うのを聞いて、なんて、優しい人たちなんだと、思いました。東京なんて、物の奪い合いで。コンビニでも1人1個までって言われれば家族全員で来ちゃったりして、なんだコレは、と。」 

「何年か前から日本でも"金で何でも買える"とか言い出したけど、俺はそうじゃないと思う。金じゃ買えないものだって、絶対にある。」

この辺りで話していたことは、最近の曲の中に顕著に表れていると思う。すごく真っすぐな想いが伝わってきて涙が出そうだった。


◆三陸鉄道を通ったことと、宮沢賢治がすきだと言うことで作ったという、鉄道の歌。レールロード
 後藤さんの話を聞いたあとに聴くと、すごく切ない曲だったことに気付かされた。


ノーネームのときの照明がとっても綺麗で、無心で見つめてた。


◆後藤「今日はどうもありがとう。またどこかで会いましょう。本当に、大変な時代になったと思うけど、俺はどこかで曲を作ってるから。また会いましょう。」

バイシクルレースは心に何か重いものを抱えながら、どうにか前へ進もうとしているような、切なくて力強い曲だと感じました。 


◆最初のアンコールは4曲。マーチングバンドアネモネの咲く春に
アジカン屈指のヒットナンバーをアンコールに持ってくるところは何とも憎い!リライトの間奏部分は相変わらずかっこよくて、伊地知さんが『今リライトなんですけど?!』ってつっこみたくなるくらいドラムを引っ叩きまくってたのが印象的でした笑。アネモネの咲く春にのときはどこかで歌詞変えしてた気がしたんだけど、たぶん気のせいです(なんだよ) 


◆ダブルアンコールで最初にステージに戻ってきたのは、後藤さん、伊地知さん、岩崎愛ちゃん。

岩崎「ごっちさんのプロデュースでCDを出しました。その中から東京LIFEって曲をやります。あと、じゃじゃ麺うまかったです。」
後藤「(伊地知さんに向かって)お前もじゃじゃ麺うまかったって言っとけよ。」
伊地知「あ、どうも。わたくしPHONO TONESと言うバンドをやってまして、物販でもCD売ってると思うので良かったら買ってください。」
後藤「違う違う、そうじゃなくて笑。」
伊地知「え?何?会話の内容全然聞こえてなくてどういう振りだったかわかんなかったんだよね。」
後藤「マイクでじゃじゃ麺うまっかったこと言えって言ったんだよ!笑 なのにお前自分のバンドの宣伝して盛岡の人たちに金に汚ねー奴だと思われんじゃねえか笑。」
伊地知「あー、『ちーたん』最高でした。」

ここのやりとり、めっちゃおもしろかった笑。伊地知さんていつもこんなペースなんだろうなーって思いました。
東京LIFEは今年のナノムゲンコンピに収録されていたので聴いたことはありましたが、実際に聴いても伸びのある綺麗な歌声でした。


惑星はアジカン4人だけで演奏。この曲も、間奏がものすごくかっこよくて!



◆最後は新曲の今を生きて
重い曲が来るのを予想してましたが、それに反して明るくて楽しげな曲でした!歌詞はほとんど聞き取れませんでしたが、ライブで新曲を聴けるのは最高でした。 


◆公演後にはボブ・ディランのBlowin' in the windが流れて感激でした!映画の影響で最近とてもすきな曲で、口ずさみながら会場を後にしました。




各所飛ばしたりMCがめちゃくちゃだったりしてると思いますが、以上が盛岡公演の様子でした(^○^)


来月になったら今度は仙台公演に行くので、またライブレポ書きたいです。全27曲とボリュームもあり、本当に楽しいライブでした。早く次の公演に行きたい!


では、長々と失礼しました。ここまでお付き合いありがとうございます。追記からお返事です(^○^)