どこでも日記

ここ五、六年でさらにおかしくなってきている。
二十代前半の頃はまだ救いようがあった。未来も見えてた気がする。こうなってこうなりたい、だから今こうしたいとかこうしようとか、意欲がかろうじてあった。
若かったから希望があったのかな。まだとかこっから頑張ろうとか。思ってたし思えてた。

だけど、ここしばらくはない。
他人のために頑張ってきた人生だったけど、他人に裏切られ続けてきた。信じても仇となって返ってきて、絶望した。俺はずっと苦しんできた。苦しめられてきた。いまも苦しい。
何のために誰のために…。
俺がどんだけ苦しんできたか。わからない人が多い。わからないくせに話せと言われて信じて話してもわかってもらえない。というか、話を聞いていないし理解していない。わからないじゃん、だから話さないと言っても、また同じことの繰り返し。自分がわからないという現実がわからないみたいだ。もううんざりだ。

加齢と共に体力が落ちてきている。神経もすり減って、限界に近い。希望は見えない。
辛い。
この間、死のうと思った。はっきりと。だけど、行動には移していない。
昨年の夏、死のうと思って行動に移したが、結局直前になって怖くなって逃げてしまった。俺は死ねないんだなって思った。
その時の記憶がよみがえってきて、行動には移さなかった。

震災の時とか薬の副作用で入院中の時とか、引きこもってたときの孤独感だったりご飯もろくに食べられなかった時のこととか、体温が下がって飲食ができなくなって季節の変わり目に点滴してた何年かまえのことだったり。
辛かった。他人にバカにされるのも辛かったしな。いまも辛いけどな。
そういうのが思い出されると、実際に死のうと行動できなくなる。
生きてたところで何もいいことないけど。
ゾンビみたい。死にきれないけど生きる意欲に欠ける。そうか、俺はゾンビなんだな。ゾンビだ。ゾンビなんだな。



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