スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

シロツメクサ



生い茂る草たち かき分けて
僕は君を見つけに行く
理由なんてないんだけどね
会いたいと、そう思うから

他にどんな綺麗な花が咲いていたって
僕は君だけを探しに行く
理由なんてないんだけどね
君が良いと、そう思うから


大きな花びらじゃないけど
洒落た鉢植えに咲いてるわけでもないけど
僕は君が君だから好きなんだよ

シロツメクサ あぁ
小さくて白くてほんのり赤くて
春にしか会えない シロツメクサ
君に会いに行く
他のどんな花でもない 君に




滲んでいく春を 追いかけて
僕は君だけを求めて行く
理由なんていくらでもある
僕の心ごと、理由になる

他にどんな綺麗な花が咲いていたって
僕は君だけを探しに行く
理由なんて言わなくたって
君が良いと、僕は思うから


雨に濡れている日も
誰かに踏まれてしまった時も
僕は君が君だから愛しいんだよ

シロツメクサ あぁ
小さくて白くてほんのり赤くて
春にしか会えない シロツメクサ
君に会いに行く
他のどんな花でもない 君に


シロツメクサ あぁ
小さくて白くてほんのり赤くて
春にしか会えない シロツメクサ
君に会いに行く
他のどんな花でもない 君に



シロツメクサ 僕
小さくて白くてほんのり赤くて
春にしか会えない 君のこと




君に会いに行く
他のどんな花でもない 君に



好きになったということ


こころの底で、もやもやしたものが
こころのココで、ぐるぐるして

おもいでに縛られるのはもうやめようって
涙を拭ったあの藍色の夜

こころの奥で、ふわふわしたものが
こころの色を、塗り替えていく

どんな記憶もわたしとして受け止めていこうって
笑おうとしたあの橙色の朝


「君がいなければ生きていけないよ」
そんなセリフを吐けるはずもなく
ほんとはまだ ちょっとだけ怖がってる
好きになったということ
愛しているということ
いつかぽっかり穴が開いたりしないかなって


わたしの中で、あなたの声が
わたしのままで、いいって言う

やさしくてあたたかくてもう大丈夫って
またわたしは泣いてしまう

泣いてしまう
泣いてしまうよ


「君がいなければ生きていけないよ」
そんなセリフを吐けるはずもなく
ほんとはまだ ちょっとだけ怖がってる
好きになったということ
愛しているということ
いつかぽっかり穴が開いたりしないかなって

でも、もしも、あなたも
同じことを思っていたのなら


「君といる今日を生きていけるんだよ」
そんなセリフなら言えそうな気がする
ほんとはまだ ちょっとだけ恥ずかしいけど
好きになったということ
愛しているということ
いつかすっかり当たり前になったとしても



「君がいる今日をわたし、生きてるんだよ」


ほら 春はもう すぐそこ

prev next