*いーちゃん様のとこのSLサブ夢主2と我が家のSL夢主コラボ話です。
『……むぅ??』
コメットクロウは完璧に迷っていた
基地内部で
『ここどこだろう………?』
いくら周りを見渡しても自分の知らない場所
コメットクロウが迷子になることは多々あるが………
『まぁ、いっか』
と、一人で出歩かないということを学習しないのが問題である
『ゲーム持ってきといてよかった…………』
『ふぅ……今日もお仕事お仕事………って、あれ??』
『むぅ………』←ゲーム中
エネルゴンを運んでいたレーダーライノは通路の壁に寄り掛かりゲームをしているコメットクロウを発見した
『あ、あのー……どうかされたんですか?』
『…………』
『………あの…;;』
『………………………あ、ゴメンね??ゲームに夢中になってたみたい』
『《どんだけゲームに熱中してたんですか!!?》あ、あの、どうかされたんですか?』
『うん、迷った』
『Σえぇっ!?だ、大丈夫なんですか…??』
『うーん…しばらくしたら迎えに来てくれるんじゃないかな??』
『そんな呑気な…;;わかりました、私が連れていきますよ?』
『本当?』
『はい♪』
『ありがとう、えーと…』
『私はレーダーライノです』
『レー、ダー、ライノ………ゴメンね、私名前覚えるの苦手だから………』
『構いませんよ♪』
『ありがとう、えーと、レイさん』
『《Σもう忘れちゃってる!?》』
『私はね、コメットクロウって……言うみたいだよ??』
『コメットクロウさんですか、では、こちらです』
レーダーライノはコメットクロウの手を握りグランドコンボイの元まで歩きはじめた
ーーー…
次の日
『昨日はありがとう』
『あ、いえいえ♪無事なら何よりです♪』
『えーと…レイさんのおかげで、いつもより早く帰れた』
『《いつも時間かかってるんですね……皆さんお疲れ様です…;;》あ、それとコメットクロウさん』
『ん?なぁに??』
『これ、コメットクロウさんにプレゼントです』
『??』
レーダーライノが渡したのは青く綺麗に光る石がついたストラップであった
コメットクロウはそれをまじまじと見つめて首を傾げた
『私に??』
『はい♪私が作ったものなのですが……お友達の印として…』
『嬉しい………ありがとう、ポーチにつけるね』
『喜んでもらえてなによりです♪』
『うん、また迷った時は…よろしくね??』
『な、なるべく迷子にならないようにしてくださいね…?』
『わかった』
『《本当にわかったんでしょうか…?》』
◇終わり◇