あの娘がいないと何も描けないという画家がいるように、わたしにとっても理想の少女が現れたように思えたそれは、わたしのせいか君のせいか。

これは現実じゃないなと気付いていながらリアルに感じているわけで、可哀想なくらい呆れる明け方午前4時。

終わりもなければ始まりもなくて、消えることもなければ次もない、それは唯のドーリス。