それから今日の時点までは、電話で何度かやりとりはした。





下の子はちゃんと三井のマンションから学校に通っている。


私が帰った翌日。学校が始まった日。



三井は下の子から「○○○ちゃん、朝、下に居たよ」と聞いたらしい。



その翌日は見送りがてら行ってみたらたしかに。

学校まで送り迎えすると周りからの目があるからマンションで送り迎えしてもらっているらしい。




少し会話したそうだけど、会話はできる、大丈夫。


やっぱりパパが怖いからじゃない(笑)




ここで心配事が1つ。







お通夜や告別式にも来てくれて、何度もお泊りをして子供のメンタルを維持してくれていたお友達。



有り難い存在だと思っていたら、どうも厄介でもあるらしい。




学校に一緒に行ったり、一緒に遊んだりはする。

しかしお友達は他にも友達がいるという事で、学校ではその子は他の子と遊んだりし、そういった場合は三井の子は入れようとしないらしい。


帰ってきてからもそう。
お友達が他の子と遊ぶ場合は三井の子は誘わない。



昔はそうではなかったようで、心配して

「○○○ちゃんが居なくなったら困るし、他の子とも遊びなさい」と三井は言ったらしいけど聞かないらしい。



三井の子が人見知りをしてその子とばかり居るのかと思っていたらそうではなく、お友達の方が三井の子を独占しているらしい。




しかしそのくせ他の子とは自分は遊んで、その時は三井の子は入れないという質の悪さ。






冬休みが明けてマンションの一階で三井が娘を見かけた時、娘は同じ幼稚園の子達と居たらしい。



しかし同じ空間に居るだけ。

孤立していたらしい。



いつものお友達はインフルエンザでお休み。



他の子からしたらいつもあのお友達と居るくせに、インフルで居ないからって近づいてきて、、、というのがあるのだろうか。



女の子は特に、男の子と違ってグループの意識が強いし。




かと言って親が手を貸すものでもないし、困っている。








正さんとは三井は連絡をとっているらしい。

下の子の為にも上の子と遠ざけたままにする、週末も下の子は田中邸に泊まらせない方針にするようで、それは私もいい事だと思う。



上の子は辛抱強く、毎日説得するから待ってくれ、と。





ずっと田中家に居て、ますます田中家依存にならないか私は心配だけど。





そして、三井が苦笑いしていた話。


上の子は風邪をひいてるそうで。

病院に行かせたから、と正さんからお金を請求されたらしい。



今は自分が監護しているくせに、 直接買い与えてポイントになるもの以外にかかるお金は相変わらず出したくないらしい。







とりあえず今では三井はもう連休は終わり、仕事が始まっているはず。


下の子は大丈夫でしょう。



上の子は、、、   多分そのままでしょう。





三井は春から実家で同居するつもりでいる。

しかし上の子は田中家のままで、それだと意味が無いし、いつになったら三井の家に連れて行こうとするのだろう?


説得して帰ろうとするとは思えないし。


ただでさえ勉強が遅れているのに、そんなメンタルじゃ頭に入るわけがない。



本当にあの子の今後が心配です。