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お粥さん






てらてらと雨空映しひと匙の
粥 ほのぼのと放ちたり湯気

― 香乃 ―







***

お粥さんと
向き合う日々も
昨日で終わり

今日から少しずつ
元通りの食事です

外は雨  気温も低く
寒いくらいだけれど
お布団にくるまって眠る
この安心感が
たまらなく好きです


雨の音を枕に
良く眠れそう…






簾の雫





雨雨雨 雨続きたるベランダの
簾の雫輝いて落つ

― 香乃 ―





***


返り梅雨(戻り梅雨)?
梅雨明け以降雨ばかりで
青空が恋しくて恋しくて…
そろそろ限界を感じる
今日この頃




かのかぜ







空近く吾の身ふれゆくこの風は
きみを知るかもしれぬ かの風

ー 香乃 ー





春本番ですね *

記録的に残っていた
麓の雪もなくなりようやくの
山行シーズンスタート

予定の無い休日の
大気が澄み渡れば
これより秋口まで
ほぼ お山へと向かいます。


先日のランチで『もう山行った?』
昨夜呑みの席で『行ってるの?』
行きたいけどまだ雪がねー・・

この春は例年以上に多く答えたゎ
もぅ…


想うようにいかないことも多いから
紛らし待つの慣れっこだけれど




朧夜




淋しさは とめどなく舞う桜より
少なき星を辿う夜こそ
ー 香乃 ー





***

春の夜空の星の少なさ…。

毎年寂しさを覚えますが
今夜も 思わずその数を
数えてしまったほど

春の湿った大気で
まさに朧夜だゎ。。

その分、星のまたたきは
よりやわらかく優しいけれど















淡く光る雲




春浅く 風音辿る頭痛の夜
瞼に小豆カイロ載せつつ
― 香乃 ―





***
夜になり
ようやく鎮痛剤が効く
程度にまで落ち着いて
きたみたい…
久々長引いています

背中、肩、頭…
全部左側だけが痛くて
目の奥は両目

自作の小豆カイロさんが
とても役立っています
程よい重みが心地好くて




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