ウィーズ:「次の検定試験のテーマはこれだ!」
★古代遺跡
(ランキング期間:06/29〜07/26)
偽:「また嫌な分類が来ちゃったよ…」
ヨシュア:「まあまあ:;」
タバサ:「そういや
地理と
歴史も苦手なんだっけ」
偽:「アニマル来てほしい」
レスト:「いつかきっと来てくれるよ!」
アル:「それよりもさあ、寮の方が何か騒がしくない?」
フェイリン:「噂の不審者が捕まったって話アル」
ウィーズ:「何だと!?」
俺:「服から考えるにアカデミーの生徒だな」
ドロシー:「でもあんなカラーリングじゃないでしょ?」
アンスール:「第七の人は知らないんだっけ…昔第一アカデミーには制服が二種類あったんだよ」
シオン:「白い制服は賢者の証だったんです。管理人さんも昔着てたんですよ」
俺:「今はもうないから、こいつは卒業生だな」
???:「えっもうないの?って言うかこっちの話を聞いてよ!何でお前らが紫の聖石の事を知ってるんだ!」
俺:「うるせえな!これは俺のだよ!」
アンスール:「イヤリングはロザリンドちゃんのだけどね」
???:「それは元々僕ん家のなんだぞ!」
ロザリンド:「そうなの!?」
ウィーズ:「管理人!」
俺:「おっさん!」
シオン:「ウィーズ先生!」
???:「!」
ウィーズ:「不審者を捕らえたという話を聞いたが…」
俺:「こいつだよ!何か紫の聖石を知ってるみたいなんだけど」
ウィーズ:「何……!?」
アンスール:「?」
???:「ひ、久しぶりだなウィーズ!」
ウィーズ:「貴様は………………誰だ…?」
シオン:「えええ:;!?」
俺:「おいw」
???:
「カイトだよーーーーーーーッッッ!!!!!」(涙)
俺:「某兄さんみてえな名前だなw」
ウィーズ:「え…?ち、ちょっと待て!今思い出す:;!」
(小一時間後)
ウィーズ:「カイト!貴様が何故ここに!?」
カイト:「小一時間もかけて思い出してくれてありがとうね!」(涙)
ロザリンド:「知り合い?」
ウィーズ:「私の教え子だ…もう昔の話だが」
シオン:「ええっ!?」
俺:「で、そのおっさんの教え子が何でアカデミー周辺をうろついてんだよ」
カイト:「いや先にこっちの質問…」
俺:「
答えろ」
カイト:「うぐぐ……い、妹を探してるんだ…」
ウィーズ:「妹?貴様妹がいたのか」
カイト:「いるよ!何年か前にアカデミーに入れさせようと旅立たせたんだけど、音信不通になって…」
アンスール:「アカデミー周辺をうろうろしていた事については?」
カイト:「もしかしたらもうアカデミーにいるんじゃないかと思って…」
俺:「なら直々に聞けばいいだろwそんなんだから不審者扱いされんだろ」
カイト:「う、うるさいな!こっちの質問に答えろ!何で紫の聖石を知ってるんだ!って言うか何でお前らが紫の聖石持ってるんだ!」
俺:「うるせえのはどっちだ!五年前に魔物駆除してたら拾ったんだよ!!」
カイト:「な、何だって!?」
ロザリンド:「?」
カイト:「それは妹に持たせていたはずなんだ!もうひとつの石と一緒に!!」
アンスール:「もうひとつの石?」
俺:(紅い魔石か!)
カイト:「これら二つの石…『賢者の石』を妹が使いこなせるようにと持たせてアカデミーに行かせたはずなのに…!」
シオン:「使いこなせるように…とは?」
カイト:「僕もよくわからないんだが、適格者に相応しい力を持つ者がこの石の力を解放する事ができるって…」
ウィーズ:「そういう事ならもう遅い。紫の聖石の力はそこの奴によって既に解放されている」
カイト:「な、何だと…どう見ても力なさそうな2頭身のちんちくりんがどうやっt
「解放した石の力をここで見せてやろうか」(怒)
カイト:「そんなあ…で、でももうひとつの石は…?」
アンスール:「え、えーと…」
シオン:(…偽さんの事は言った方がよいのでしょうか?)
ウィーズ:(…いや、今は言うべきではない。人工物とはいえ魔物の手に渡っているなどと知れれば何をしてくるかわからん)
俺:「……」
ミク:「
…………」
ロマノフ:「どうしたミク?」
ミク:「はっ!な、何でもないよ!」
ロマノフ:「そうか…最近おかしいぞ」
ミク:「うん…何か頭痛い…」
ロマノフ:「むう…季節の変わり目じゃからのう。気をつけた方がよいぞ」
ミク:「そうだね!」