話題:憂鬱
憂鬱な気分な時はとことん憂鬱に浸る方が復活が早い。
と言うのは建前で憂鬱な気分な時にとことん憂鬱に浸ってる自分が。
馬鹿らしくて愛しいだけ。
だが失敗した。
憂鬱になるように読んでいた本はもちろん憂鬱な本で。
それを読んでいる私を見た母は私がまた病なんじゃないかと心配し出した。
失敗した。
完全に失敗した。
そこは取り繕うべきところだったのに。
私にしては珍しい失敗だ。
仕方ないので処方された薬を飲んで寝ようとキャビネットを開けた。
隠している煙草が香り、嗚呼これは失敗していないのになと苦笑する。
しかし私は法的に煙草を吸っても何ら問題ないのだが。
周りの人間が病のせいだと思い込むから。
大変優しい私は演じているのだ。
それが憂鬱を産むとわかっていて私は色んな事を演じている。
良い仔であるために。