ぷりゅ

今日家族でプールに行った。


ひなは顔に水をつけるのを怖がるので、優しくゲームをやるように教えていた。


しばらくして疲れたようなので、家族みんなで水の中で鬼ごっこをして遊ぶ事に。

始めはのぶくん、次はじんと鬼になったので、次はひなの番にしようとひなを捕まえに行ったら本気で大暴れしてグズり出した。

次の瞬間、じんはひなを持ち上げ後頭部を持って水の中に押し付けた。

キレたとかではなく冷静に本気で沈めようとした。

すぐにひなは自力で水から出て大泣きしながら荷物の置いてある所へ歩いて行った。のぶくんは

のぶ｢なにもそこまでやらなくてもいいだろう｣

とすぐにひなのあとを追って行った。


ちょうどプールから出なくてはならなくなったので、じんも荷物の所へ戻るとひなが泣きながら言った。

ひな｢ママごめんなさい…｣

じんは落ち着いた口調で何故怒ったのかを伝えた。

のぶくんが先にフォローしていたのか、ひなはしっかり理解して反省していた。


そのあと気を取り直して水を顔につける練習。
今度はひながやっと立てるくらいの深さの所だ。


ゴーグルをつけたのぶくんがお手本の為何度か頭まで潜るのだが、それを見るとじんはどうしても頭を思いきり沈めたくなり何度も水からあがれないように頭を押さえ付けた。

そして心の中で｢溺れてしまえばいいのに…｣

と本気で考えていた。のぶくんの力の方が強いから無理だけどね。


何も考える事が出来なくなっていたじんだけど、心のどこかの色が真っ黒になっていて、優しい母親の白と鬼のような黒がなんのきっかけもなくクルクル変わる。

まるで出たがりの天使と悪魔がじんの体を取り争っているようだ。

じんはそれになんの抵抗もなく、出てきた感情のままに行動する。


まるでオセロを一つ縦にしてクルクル回しているようだ。


これってやっぱり変だよね…？

壊れて飛んでっいった、心の破片が最近少しずつ見つかってきた。


前の心だから汚いものばかり。

でもそれを拾ってバンソウコウで胸に戻してみたら、周りに興味が出てきた。

ひなと自然に遊べるようになってきた。

実家の人達を疑わなくなって、気遣う事が苦痛じゃなくなってきた。


でも他人の存在がウザくなった。

定員の態度が気になるようになった。

剃刀を他人にむけたくなった。



どの破片も昔のじんだ。

世界は自分を中心に回っていると本気で思っていた時の自分だ。


今日破片を見つけた。ほら、あそこにも。

目を凝らして見れば、あちらこちらに落ちている真っ黒い破片。


はたしてじんはこの破片をつなぎ合わせて、壊れる前の｢自己中じん｣に戻っていいのだろうか…


それともこんなバンソウコウ全部はがしてきれいな色の心を時間をかけて新たに作り直した方がいいのかな…？



落ちてた破片は胸に戻すとより黒さをましていくのが全身でわかる。


今｢死｣というものにとても興味をそそられる。

それが｢自分｣なのか｢他人にむけて｣なのかわからない。

ただ、今一番思う事は｢死に出会えたらいいな｣って常に考えてるって事。



でもそれが｢自分｣だったら素敵だな…って自然に考える(^-^)

お父さん。

あなたのそのＤＶのような叫び声が大嫌いです。

あなたの口だけは偉そうで実はたいした事を何一つしていない、全て腰のせいにする所も大嫌いです。

お金がないと言いながら、外食やお母さんのものなどすぐ買ってしまうくせに、この家が成り立ってるのは全て自分が管理しているおかげだという態度が大嫌いです。


結局あなたの人生何か理由をつけて目の前の障害から逃げて来ただけなのでは？


あなたのその口を切り裂くつもりであなたが育てた腕を切りました。



お母さん。

私があなたに望むのは、あなたが私の前で母親らしい事をしてくれる事です。

私はあなたの娘として実家に遊びにいくんです。
あなたのおばあちゃん的働きを見に行く訳ではないんです。

躾のなっていない獣のようなさらとるなを見ていると、とよちゃんと昔のお母さんが重なって見えます。


お母さんの孫に対する怒り方、いやお父さんもお姉さん達もそうですが、ひなからすればとても理解出来ない恐ろしさでしょう。

そういった行為はひなのいない所でやって下さい。


私はあなたのその後先考えない。自分一人の問題じゃないのに相談もなしに勝手になんでも決めてしまう所が大嫌いです。


私もあなた達も生き方が不器用すぎて、子は親の鏡というけれど、全くその通りで私は自傷行為をする時はあなた達の事をいつも一緒に傷つけています。

あなた達両親がいなくなれば、私はあなた達に甘えなくなる。
そうしたら、今の症状もあっという間に治るでしょう。


あなた達が死ぬか、私が理解出来ない世の中に負けて死を選ぶか…


どっちが先でしょうね…(-"-;)

ここ何日かは｢無｣でした。

怒りでもなく哀しみでもなく。
前向きでもなく悪い事を考えるわけでもなく。


あ、でも今のじんは何故か火をみると落ち着くので、ティッシュにチラシ、雑誌と燃やすものもエスカレートしてきていて出来るならば家一軒燃やして見たいな〜なんてイカれちゃってるじんです(-_-；)


ほとんどの時間は何も考えずぼーっとしているか、寝ているか、どうやって死のうか考えてます。


一日の中で自分が人間である事を実感するのは食べている時ぐらい。

でも｢おいしいなぁ♪しあわせだなぁ(^-^)｣
なんて感情がだんだん消えつつあるのを実感しています…。


そして夜は車の中で度数の高いアルコールで薬をがぶ飲みし、吐きそうなくらい気持ち悪くなるので、手首から腕までを何も考えず切りまくります。

慣れと酒の力で血がドクドクと溢れ、下に敷いたタオルが真っ赤に染まるのをみると吐き気も止まりだんだん快楽へと変わって来て、腕をタオルから離してもポタポタ落ちるしずくに笑みがこぼれます。

すると安心するのかそのまま寝て、朝二日酔い状態で家に帰り、また二度寝します。

これがじんの毎日です。

来週の通院日、先生に何を離そうかなぁ…

昨日群馬の病院からの紹介で、大学病院にのぶくんと行ってきました(・ω・)ノ


大学病院が初めてだったじんはそのあまりの巨大さと、山の上に作ったのか道が全部急な坂道なのにびっくりしました(ΘoΘ;)


担当の先生は｢教授｣の肩書きをもつ、とても感じの良い男性の方でした。

話をずっとパソコンに入力しながら聞いてくれていたのですが、受け答え方もとても気さくな感じでじんのもつ｢教授様｣という感じの威圧感は全然ありませんでした(^-^)


今まで行っていた病院の先生はどうも｢聞いてあげてる｣という印象が強かったのにたいして、ここの先生は｢一緒に考えてくれてる｣という感じがしてかなり好印象でした(^-^)


じんとのぶくんの断片的な説明で最初はとんだ難題患者が来たと思って苦笑いしていた先生も、一時間以上時間をじん達の為に使ってくれて最後にはじんの状態をだいぶ理解したのか

｢あなたは必ず普通の生活に戻れる｣

と言ってくれました。でもやっぱり
｢今の状態だとどの病院も受け入れてくれないだろうね(^-^;)｣
｢家からは少し遠いけど、ここに何回か通ってみる？｣


と言ってくれました。

じんも一時間はかかるし、通院はかなり大変だけどこの印象の良い先生なら何か自分が変われる気がしたのでここに何回か通院することに決めましたo(^o^)o


答えを出すのは自分だけど、この人の意見ももっと聞いてみたいと思います。

薬のせいか眠いのでこのへんで…

続きはまたあとで…