わたしは空でいたかった
わたしは海でありたかった
焦がれれば焦がれるほどに
わたしは地に落ちたひとひらの葉だと知る
光の眩しさから目をそらしたその先に
埃ですらキラキラと輝いていた
ふと角度なのだと妙に納得する
物事の角度で、思考の角度で、
感情の角度で、偶然と必然の角度で、
視覚聴覚嗅覚、言葉、ニュアンス、過程、境遇、、、、
受けとり放つ角度の少しずつの違いで
色々なものが成り立っていて、
交わっては対立して
綺麗にも汚くもなる
斬新にも陳腐にもなりうる
発見にも喪失にも
愛でも恋でも好きも嫌いも
何もかもが変わる事だってたくさんある
そういう事でしょう?