7'scarlet「櫛奈雫トア&真相ルート」



●櫛奈雫トア(cv森久保祥太郎さん)

奥音里禁忌倶楽部のメンバーとして奥音里に訪れる。夏でもどてらを着ていてメガネでボサボサの髪型でどんくさく、いつも転んではポケットから物が落ちる。猫が大好きで優しい。



〜ネタバレ〜
みんな薄々感じてるとは思うが、トアの正体はアイドルのエイト。グループ解散後、ソロとして活動する前に一度自分の過去と向き合う第一歩として自分が昔住んでいた奥音里でライブを行おうと今回赴いた。
奥音里で昔温泉街が流行っていた頃トアの家でも旅館を営んでいたがそれも叢雲家に潰されて無くなっている。
小さい頃からおとなしくひとりぼっちだったトアはよく虐められていて、一人で神社の裏で得意な歌を歌っているのが好きだった。そんなとき奥音里に住んでいた幼い主人公と出会いトアの歌を褒めてくれて一緒に遊ぶようになった。その時にトアは自分を認めてくれた主人公に初恋をする。
現在、禁忌倶楽部として奥音里に身を置きつつ、エイトとしてライブを成功させるために主人公と頑張るが結局は殺人事件が続いたせいと、主人公が猫面の殺人鬼に襲われたときにトアが主人公を庇い、顔に傷を負ってしまった為にライブは中止になるが、マネージャーのがマキも主人公とトアの仲を認めてくれて、奥音里を出た後も会えるように工面してくれると言ってくれた。
二人は好き同士になるのだが、最後はそのままお別れ。主人公がバスに乗るときにキスをしてくれて終わる。が、エンドロール後に主人公の家に手紙が届く。主人公が喜ぶ様が見えるが結局誰からなんの手紙なのかわからないまま終わる。



〜真相ルートネタバレ〜
真相ルートからプレイすると、トアと主人公は好き同士になって猫面に襲われた後からの所から始まる。トアは顔に傷つけられるも、ヤスが猫面を捕まえた後で、猫面が「屍者はもう一人いる」と謎の言葉を残す。
そのせいで風厘館では人狼ゲームのようなお互いを疑う推理が始まり、そこでユアが自分が屍者だと言い始めたが、それは誰かを庇っていると気付き、ユヅキが屍者が誰だかわかる方法だと自らの腕をナイフで傷つけ血を流すと、その血を見た屍者が叫んだ。それは、トアだった。屍者は人を殺さずにはいられない。だから血を見るとその衝動に襲われ苦しくなる。しかし、トアはまだ誰も殺してはいなかった。心優しいトアは一生懸命その衝動をおさえていたが、その分体は弱っていく。しかしそれを耐えられたのも、愛する主人公がいたことと、更には双子で実の姉だったユアの存在がいたからだった。ユアとトアは双子で生まれたものの、昔ながらの風習がある奥音里では男女の双子は禁忌とみなし、ユアのみ里を出されて暮らしていた。しかし二人は陰で会っており、トアがアイドルになれたのもユアの後押しのおかげでお互いをとても大切に思っていた。なのでトアは、自分が今回奥音里に来る際、睡魔に襲われ運転ミスをし、そのまま車ごと崖から転落して死んでしまい、なぜかそのまま屍者になってしまったことをユアに相談していたのだった。そんな大切なトアを守る為に、トアを疑っていたシンリュウを殺したのはユア。その事実を知ったシンリュウの息子であるソウスケは、彼らを許し、何故屍者は蘇るのかを考える。それは、やり残した強い気持ちがあるから。きっとそれを達成すれば屍者は成仏できるのだと気づき、トアがやりたかったことは奥音里でのライブ。それをみんなで成功させようと頑張るが途中ヤスが裏切り、トアを庇ったユアが刺されてしまう。けどもう時間がないと、トアをどうにかステージに上がらせ、もう力がないトアは一曲だけ心を込めて歌った。ガマキのピアノ演奏とトアの声が合わさり体育館には感動が生まれ、そしてトアの体が光りだし、主人公たちが手を伸ばすも、トアは笑顔で紫の花びらを散らし消えて終わる。

(7'scarlet)



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