7'scarlet「叢雲ユヅキ」



●叢雲ユヅキ(cv三木眞一郎さん)

風厘館のオーナーで叢雲家の御曹司。口も悪く上から目線で常に不機嫌で横暴。彼もまた本人ルート以外では謎が多い。



〜ネタバレ〜
ユヅキルートは風厘館で働いて暫くしてから始まる。
ユヅキの部屋から秘密の入り口を見つけた主人公は興味本位でそこへ入っていくと、そこはユヅキの例の離れとつながっており、一人生け花に勤しむユヅキを見つける。偶然にしろ覗き見をしてしまう主人公だったがきつい口調ながらもユヅキは咎めはせず、そこに座れと見学を許した。
その後風邪をひいて寝込んでしまったユヅキを看病することになってしまった主人公。普段威圧的なユヅキが弱ってる様は少し可愛く、二人の仲もそれをきっかけに徐々に打ち解けるようになる。
ユヅキが黒装束を纏ってる姿を見たりと、彼が何かに関わっているのを気づきながら数日、主人公は烏丸により攫われてしまう。主人公とユヅキが深い仲だと勘違いした烏丸は主人公を囮にユヅキを呼び寄せる。主人公は自分のためになど来ないと思っていたが、ユヅキは現れる。そのまま一方的に烏丸はユヅキに暴行する。自分の妻であるツヅリをユヅキに殺された復讐だと言うが、その時ユヅキは真相を話す。
ツヅリとは、昔屍者になった女性であり、若かったユヅキが親から屍葬組のトップを座を譲られたばかりでユヅキは手柄を取らなければと焦っており、その時出会った屍者がツヅリであった。屍者は狂った殺し屋だと教え込まれてきたユヅキはツヅリを即処分しようとするがツヅリはユヅキに電話をかけさせて欲しいと言う。ある人に一言話させてくれれば自分は死ぬ覚悟があると。屍者になど心がないと思っていたユヅキは躊躇った。そして、ツヅリに電話をさせる。相手はツヅリの夫である烏丸だった。烏丸はもう亡くなっている筈の妻から電話が来たことに驚くが妻を亡くして絶望していた烏丸は喜んだ。しかしツヅリは「おめでとう」という言葉とこれから頑張って生きて欲しいと告げて電話をきった。その日は烏丸のデビュー作の小説の発売日だったのだ。
その後ユヅキはツヅリを逃がそうとするが他の屍葬組の人間に見つかり処分される。そしてかくまったユヅキは異端とされ、トップの座を下され、叢雲家からも煙たがられ、家ではなく風厘館にと追いやられていたのだった。
その真実を知った烏丸は泣き崩れ去っていった。
ユヅキは屍者の存在や屍葬組の存在をわかっていつつ、屍者にはきっとやり残した事があるから蘇ると信じていた。これからの屍葬組のあり方と、奥音里を変えていきたいと思っていた。
その後主人公は猫面に襲われ、それを助けようとしたユヅキは瀕死状態に陥るが、突如現れた烏丸が自らの命と引き換えに助けてくれた。
ユヅキは一命を取り戻し、二人は結ばれることになった。

(7'scarlet)



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