DYNAMIC CHORD feat.KYOHSO「諏宮 篠宗」



●諏宮 篠宗/スミヤ シノムネ(cv八代拓さん)
KYOHSOのドラマーだが、補佐として入っており正式なメンバーではない。2月26日生まれの32歳。身体180センチ。
落ち着いていて、KYOHSOのお父さん的なまとめ役。「あや」という名の彼女がおり同棲している。メンバーたちもあやの存在を知っている。元ドラマーの亘と篠宗は幼馴染。










〜ネタバレ〜
mainエンド「heartwarming」
KYOHSOのマネージャーになった主人公だったが、メンバーたちは素っ気なく中々心を開いてくれず困惑する。が、そんな中でも唯一いつも気遣って優しくしてくれたのがドラマーの篠宗だった。
そんな時、三年前に脱退したドラマーの亘の事で篠宗と依都が仲違いをする。それから篠宗はいつも辛そうな表情をし、何か悩んでいるようだった。亘の事を知らない主人公は、何で悩んでいるかがわからない篠宗に寄り添おうとするが篠宗は「大丈夫だ」と微笑み一向に話してくれない。自分は信頼されていないのだと落胆するが、主人公の優しさに心癒された篠宗がようやく話してくれた内容は、かなり重いものだった。
亘は篠宗の地元からの幼馴染。三年前に脱退したことになっているが真相は三年前に亘は自殺していたからいなくなっていたということだった。
三年前のあの日、篠宗は彼女である「あや」にプロポーズをしようと決心していた。その報告をまずは親友である亘に話すために電話をかけた。話を聞いた亘はとても喜んでくれたが、その声の後に車の急ブレーキの音と何かがぶつかる激しい音が聞こえた。そう、その電話の最中に亘は事故にあっていた。しかもその事故のせいで利き腕は神経をやられドラムを叩けなくなったのだ。亘本人は篠宗のせいではないと言ったが、そう言いながらも亘は入院中の病院から抜け出し自殺した。
それから篠宗は自分を責め、罪滅ぼしのために亘の代わりにドラムを叩き、亘と同じタトゥーを入れた。そしてずっと自分の音ではなく、亘のコピーのドラムを叩いていたのだ。
依都はもう篠宗に正式なメンバーになってほしく、コピーを辞め自分の音でKYOHSOの音楽を支えてほしいと思っていたので、それに答えてくれない篠宗に苛立っていたのだ。
そしてそんな依都の想いや、主人公の支えに胸を打たれ、ついに篠宗は亘の墓の前で「正式なメンバーになる」と告げ、メンバーも皆喜んでくれた。
このままKYOHSO10周年ツアーに向け上手くいくと思ったものの、主人公は篠宗への想いが恋心だと気付き始めていた。そしてまた篠宗も甲斐甲斐しく自分を気遣い、そして何があっても負けない強い主人公を愛しく思ってしまっていた。篠宗には彼女がいる。だからお互いそれを胸の中に秘めつつ過ごしていたが、あやはそれに一番に気づいてしまっていた。そして、あやの幼馴染だという「福士」という男もまた、昔からあやを好いており、しかしあやが幸せになればいいと篠宗との恋を応援していたが、最近篠宗とうまくいっていないと辛そうになるあやを見て、黙っていられなくなったとあやを奪おうとした。
ハッキリと「あやを好きだ」と篠宗に伝えた福士、「いつになったら結婚してくれるの」と篠宗に訴えるあや、そんな修羅場で篠宗は答えられない。そしてあやに「あなたの心には彼女がいる」と主人公の事を指摘され、狼狽える。こんなにも仲が良かったはずの2人がこんな悲しい修羅場を迎えたことにショックをうける主人公は篠宗に対し、ちゃんと話し合うように背中を押した。
その後、篠宗とあやはちゃんと話し合いをし、結果、別れることになった。
完全にいい終わり方とは言えないかもしれないが、全てかたがついた篠宗はやっと主人公に告白をする。そして主人公もまた、篠宗を大好きだと答えた。
エンドロール後は数ヶ月後の2人。恋人同士になれたものの、まだ初々しく微笑み合うだけで幸せを噛みしめる2人で終わる。



(DYNAMIC CHORD feat.KYOHSO)



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