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太陽の座る場所




また衝動買いをしてしまいました。
試験勉強やら何やらで本を読んでいる場合ではないというのに…


辻村深月だから外れはないだろう、とあまり中身を見ず買った分、少し期待外れかな。ありきたりの返しでちょっと先が読めてしまった。


でもタネ明かしされてから読み直すと、『あぁ、確かに』と納得行く場面が多くて気持ち良いです。一度読み終わるとすぐまた読みたくなりました。



結局彼らが…したのは何故だったの?
というのも謎なまま、終わり残念。


この人の作品には珍しく?日常的な話でした(私が読んだのはちょっと不思議な物語ばっかりたったので)


黄色い目の魚




一週間くらいちゃんと小説を読んでないことに気づき、落ち着かなくなって大学で購入。

佐藤多佳子さんは友人が『一瞬の風になれ』という本を読んだことがあるそうですが、私は初読でした。
あらすじだけで決めた小説ですが、久しぶりに始めから終わりまであたりな物語です。


愛情でも友情でもない微妙な二人の関係が徐々に恋へと発展していく。
最近探していた"高校生の穏やかな青春物語"―穏やかとは言い切れないかもしれませんが、求めていた雰囲気とほぼ一緒でした。

スポーツ系の話は描写につられてこちらまで胸があつくなってしまいます。
この話は絵がメインなので、デッサンがしたくなったりもしました。

『ボールは俺の卵でも赤ん坊でもなかった』と言うフレーズ。何となく可愛くて笑ってしまいました。思わずフセンまでつけてしまったり。



今日はもう一つ


こちらも買いました。
『きらきらひかる』は前から好きな本で買おうと思いつつも、大学の図書館で借りられるため買わないままだったんですが、今回表紙がリニューアルされ、あまりの綺麗さに思わず買ってしまいました。

内容は同性愛者の夫とアル中の妻の奇妙な夫婦生活の物語で、切ない。

お洒落な描写もたくさんあります。私が紅茶にラムやブランデーを入れる楽しみ方を覚えたのはこの小説でだったり。


画像からは伝わらないと思いますが実物は真っ白な表紙に虹色の光沢があり本当に綺麗です。書店に行かれたらぜひ手にとってみてください。


途中の日々






『まだ、僕たちは途中にいる。
それは常に歩いていないと、どこかへ向かっていかないと使えない表現だ。』


前に進んでいるから、途中で止まってしまうこともあるんよね


後半の展開が私好みではなかったですが、久しぶりに日本の現代小説をちゃんと読んで癒されました。

And then there will be none


ほぼ復活。
明日はバイト行くっ





表紙とあらすじに惹かれて購入。

可愛い表紙、とかそういうのでは無いけれど恩田陸さんの『麦の海に沈む果実』と同じ方のデザインだと思い、思わず手にとりました。

あらすじは、演劇部による『そして誰もいなくなった』の舞台上で、服毒死する役の生徒が本当に死に、その後も芝居の通りに部員たちが殺されていく、というもの。

アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』は数年前に読み、凄く衝撃をうけた作品なのであらすじを読んで非常に読みたくなりました。



以下の感想はネタバレを含む可能性があるので追記にて。



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チクタク、カタカタ

2/17に映画づけになった、って書いたけれどあれから映画観てない。
2日バイト入って2日休み、を繰り返してるけれど、もともと忙しいのがむいてない私は休みの日はぼーっとしてる間に終わってる。こんなことでいいのかね。

カサブランカを借りてきたから時間がある時に見る予定。



今日は月一恒例のおじいちゃん家でご飯(母も一緒)。いつもの如く祖父から本を頂いてきました。祖父とはわりと読書の趣味が合います。私が持ってる本の1割はおじいちゃんから貰ったもののような気がする…。読書家の祖父をもって幸せだ。(親も本を読むけれど母は児童文学、父はグロテスクなミステリーを好むので私とは趣味が合わない)


2月に読んだ本。簡単に感想を

●おーい キソ会長!/柴村 仁
学園ミステリーと言うのかな。
事件の一部は重いものだけど全体的に軽快で読みやすく、面白かったです。

●欲しいのは、あなただけ/小手鞠るい
今まで読んだ小手鞠るいさんの小説の中で一番お気に入り。柔らかい京都弁がすっと入ってきました。

●エンキョリレンアイ/小手鞠るい
カタカナにすると言葉の意味合いが変わる。そんな考え方は素敵。日本語のよいところですね。

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