リアルタイムでは何度か呟いたけど、ブログだと久々ですね。

このブログは正直パス掛けようか迷った上でのパス無しです。
意味のある厳しい言葉と、誹謗中傷がまったく別物という事は頭に入れてください。

ネットだから発言も自由。
でもその言葉、直接友達に言えますか?
ネットでの関わりだから友達じゃないでしょって思うなら、今すぐ戻るボタンをお願いします。

パス無しにしたのは、別段パスつけるほどの内容でもないからなんです。

でも最近、子供なのか、単に粘着なのか、無意味な中傷があるので一応↑のような前置きを書きました。

さて、本題。
最近あたし出勤前に行きつけの店が出来たの。
若いマスターがやってる店。
全身墨だらけのイカツイ兄ちゃんなんだけど、常連。

これはあたしにとって、いい変化だと思うのです。

きっとあたしには沢山のプライドがあったんだよね。
23で仕事を無くして、男も無くして。

仕事してた時、認められてるってあたしは自覚をしてたの。
それはなぜかって、あたしはやるだけの事はやってて、実際結果も出してたから。
自惚れとは別で、仕事をして結果出して、認められるのは嬉しかったし励みにもなってたの。

転職に失敗して、あたしが得たものって、人との出会いだけだったんだ。
毎月かかる税金を必死で払って、あー…何やってんだろうって、ふと思ったのよ。

もうすぐ25歳になる。
なんとなく生きて、死なないために働いて。
しんどくて、誰かに頼りたくて、実際恋愛だってしたよ。

その恋愛は、確かに本物で、でも周りから応援されるような恋愛ではなくて。
ただあたしは本当に好きだった。

でも今考えれば、その愛は異常だったなって。色々なものを失ったあたしは、過剰な程に愛を欲しがって、周りが見えなくなった。

振り回される事に慣れて、我慢する事に慣れて。

そんな時にね、その飲み屋に行ったの。

溜めてきたものを吐き出したあたしに、マスターが一言『もっと自分勝手に生きれば?』って言ったんだ。

『陽菜ちゃんがなりたい女は、振り回される女なの?』

そう言われた時、あたしは『違う』って言った。
そりゃそうだよ、望んで振り回されてるわけじゃない。

『やりたい事とか夢は?』

そう聞かれた時、『海外に行きたいね』って言ったの。
嘘じゃないの、いつか本当に願った事だったんだ。

笑われるかなって思った。
まともに仕事もしてなくて、24で無謀な夢語って。

『来年には行ってきなよ。今がチャンスだよ。』

あたし凄く色んな事考えた。
本当に行きたかったよ、海外に。
でもずっと怖かったの。
ふとした時、あたしはやたら女になるから。

結婚だってしたい。
子供も欲しい。
24って年で、水商売って、いつまでも続けられる仕事じゃない。
この先の未来はどうなる?
時間が経てば経つほど、仕事にも就きにくくなる。

そんな事思ってたら、夢どころじゃなかったんだよね。
とにかく安定したくて、とにかく誰かに頼りたくて。

だけどマスター言ったよ。
男ならいくらでもいる。
結婚ならいつでも出来る。
でもやりたい事はやれる時にやる事だよって。

男も居ない。
正社員でもない。
これってある意味チャンスじゃない?

そう思った時に、マスターの言う『自分勝手』の意味が分かった気がしたの。

あたしは自分の手で世界を縮めて、自分の手で自分の価値を下げて、そうやって生きてきたなって。

短期留学に行った時にね、本当に楽しくて帰りたくなかった。
今はワーホリだってあるし、所持金少なくても、行こうと思えば行ける。

行けるのに、行かなかったのはあたしだよ。

ワーホリ調べて、記憶辿って、足りないものは『気持ち』だって分かった。

『女の子になっちゃうんだよ…』

あたし何度もマスターに言った。

『その男は本当に陽菜ちゃんに必要な男?』

それを言われた時、あたしはその恋愛してた彼と音信不通状態。
その傍らで、彼女持ちの男に口説かれてた時。

きっとあたしは音信不通でも、その彼が大好きで。
でもきっと、彼女持ちでも、そのもう一人も状況次第では好きになれそうで。

ただもう、『それでもいい』ってそんな諦めで、男にすがるのはやめようって思った。

好きだと思う気持ちって大切だと思う。だけど、その恋愛で自分が成長出来るか、自分にとってプラスになるか、それを見極めるのも大事なこと。

今も音信不通は変わらない。
今も彼女持ちは彼女と別れない間々あたしを口説く。

今でもたまにふと頭をよぎる。
彼は元気にしてるかな。
ねぇあんたは彼女とは別れないの?
そんな考えを2人に対して思う時がある。

『それでもいい』なんて、本当はよくないくせにね。素直になれば本音は違うくせにね。

『あたしだけを愛して、あたしをきちんと彼女にして』

音信不通の彼は、そう言ったら、離れてしまう人だったし、今の彼女持ちの彼も、そう言ったら多分離れてく。

『その男らも格好悪いね』

マスターがズバっと言った言葉が決め手。ありがとうマスターって感じ。

どれだけ自分がモヤモヤした居心地の悪い世界に引きこもってたのか自覚したよ。

格好悪い男を追いかける格好悪い女って言われた気分でさ。
でも事実そうじゃんか。

夢を久々に底から地上に引っ張り出して、夢と恋愛を天秤にかけた時、あたしをいい方向へ持ってくのは夢だった。

そしたら、なんか不思議なんだよね。モヤモヤが薄れてきて、頼りたい願望も薄れてきて。

それでもたまに不安になる。
将来のこと。結婚や仕事とか。
そんな時には勉強するの。

あたしちゃんと頑張るよ。
もう失うものは無いから。

目標がある事が、こんなに強い支えになるなんて、思ってもなかった。

怖かったり不安になるのは、日本でのこれからの事。つまり目標を目標で終わらせたときの事。

決して不可能じゃない目標なんだから、何も怖くなんかないのにね。それでも怖くて仕方ないなら、ちゃんと夢叶えればいいだけ。

頑張れあたし。
きっと楽しいから頑張れ。

やらない後悔より、やって後悔だよね。

頑張るね。
ちゃんと頑張る。