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2013.9.4探索記

9月4日の夜、運動公園へ。



ウスキクロテンヒメシャク posted by (C)独り蛾
↑ウスキクロテンヒメシャク↑
似た種の多いこの仲間...
本種は横線が前縁の方で内側に曲がること、外縁に黒点列がある、翅頂がやや尖っている、などの特徴があるが、この個体は擦れ気味でどの特徴も微妙。
しかし左後翅の外縁に若干黒点列が残っているので、本来はちゃんと黒点列があったと予想。
横線の形は前縁で曲がっていないように見えるが、薄くなりすぎていて何とも言えないので、ウスキクロテンということにしておく。




カキアシブサホソガ posted by (C)独り蛾
↑カキアシブサホソガ(初見)↑
非常に小さく、測っていないがおそらく3mmほどだった。
前脚がかなり太く発達しているのが特徴。
ホソガ科はどれもこんな感じだが、本種はその中でもかなり太い方。

ちょっとこの写真はピントがズレているが、撮り直そうとしたら飛んで行ってしまった...




モンクロシャチホコ幼虫 posted by (C)独り蛾
↑モンクロシャチホコ幼虫↑
この公園には桜がたくさんあるので、「桜毛虫」の異名をもつ本種もたくさんいる。
本種は様々な樹木に付くが、特に桜への食害が目立つ。

小学校の秋季運動会の時期に多く、桜の木陰で休むと本種が落ちてくることが...
もちろん私もその経験がありますw




コフサキバガ posted by (C)独り蛾
↑コフサキバガ(初見)↑
黄色っぽい地味なキバガ。
でも意外と似た種は少ない。
ちょっと絞りすぎて暗めの写真になった(´・ω・`)





次に雑木林へ。



キマワリ幼虫 posted by (C)独り蛾
↑キマワリ幼虫↑
路上を歩いていた。意外と素早い。
近くに朽木が崩れ落ちていたので、そこから出てきたのかな?

フラッシュの反射で、鎖のような輝きがww




フタスジシマメイガ posted by (C)独り蛾
↑フタスジシマメイガ↑
メイガの中では最も樹液に来ることが多い種。
色が淡いのでツマアカかと思ったが、外横線が曲がってるし外縁が赤くないのでフタスジなようだ。




ワキグロサツマノミダマシ posted by (C)独り蛾
↑ワキグロサツマノミダマシ↑
綺麗な緑色の蜘蛛。
普通のサツマノミダマシは腹の脇が黄色っぽくなるが、本種は黒い。
風で巣が揺れていたので撮り難かった。





家へ帰り、ふと、そろそろクラズミウマの成虫が出てるかなーと思ったので工場で探してみる。



クラズミウマ♀ posted by (C)独り蛾
↑クラズミウマ♀↑
やっぱりたいくさんいた!
カマドウマは昆虫のなかでも、上位に入るお気に入りの虫。

便所コオロギなんて言われ、人家周辺の暗い場所に棲み、けっこう跳躍力があり...
一般にはかなりの嫌われ者だが、翅が無くて丸っこい姿が意外と愛らしい。

でも翅が無いと成虫と幼虫の違いがよく分からないw 


ちなみにカマドウマは似た種類が多い仲間だが、関東で見られる種数は少なく、パッと見の外観や後脚の棘の並び方で簡単に同定できる。





以上、9月4日でした。
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プロフィール
独り蛾さんのプロフィール
性 別 男性
年 齢 27
誕生日 5月26日
地 域 茨城県
職 業 自営業
血液型 O型
図鑑サイト

茨城の蛾

私の蛾観察記録を、図鑑形式でまとめています。
ゆっくり更新なのでまだ掲載種は少ないです。
表示の関係上、PCでの閲覧推奨。
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