9月4日の夜、運動公園へ。
ウスキクロテンヒメシャク posted by
(C)独り蛾
↑ウスキクロテンヒメシャク↑
似た種の多いこの仲間...
本種は横線が前縁の方で内側に曲がること、外縁に黒点列がある、翅頂がやや尖っている、などの特徴があるが、この個体は擦れ気味でどの特徴も微妙。
しかし左後翅の外縁に若干黒点列が残っているので、本来はちゃんと黒点列があったと予想。
横線の形は前縁で曲がっていないように見えるが、薄くなりすぎていて何とも言えないので、ウスキクロテンということにしておく。
カキアシブサホソガ posted by
(C)独り蛾
↑カキアシブサホソガ(初見)↑
非常に小さく、測っていないがおそらく3mmほどだった。
前脚がかなり太く発達しているのが特徴。
ホソガ科はどれもこんな感じだが、本種はその中でもかなり太い方。
ちょっとこの写真はピントがズレているが、撮り直そうとしたら飛んで行ってしまった...
モンクロシャチホコ幼虫 posted by
(C)独り蛾
↑モンクロシャチホコ幼虫↑
この公園には桜がたくさんあるので、「桜毛虫」の異名をもつ本種もたくさんいる。
本種は様々な樹木に付くが、特に桜への食害が目立つ。
小学校の秋季運動会の時期に多く、桜の木陰で休むと本種が落ちてくることが...
もちろん私もその経験がありますw
コフサキバガ posted by
(C)独り蛾
↑コフサキバガ(初見)↑
黄色っぽい地味なキバガ。
でも意外と似た種は少ない。
ちょっと絞りすぎて暗めの写真になった(´・ω・`)
次に雑木林へ。
キマワリ幼虫 posted by
(C)独り蛾
↑キマワリ幼虫↑
路上を歩いていた。意外と素早い。
近くに朽木が崩れ落ちていたので、そこから出てきたのかな?
フラッシュの反射で、鎖のような輝きがww
フタスジシマメイガ posted by
(C)独り蛾
↑フタスジシマメイガ↑
メイガの中では最も樹液に来ることが多い種。
色が淡いのでツマアカかと思ったが、外横線が曲がってるし外縁が赤くないのでフタスジなようだ。
ワキグロサツマノミダマシ posted by
(C)独り蛾
↑ワキグロサツマノミダマシ↑
綺麗な緑色の蜘蛛。
普通のサツマノミダマシは腹の脇が黄色っぽくなるが、本種は黒い。
風で巣が揺れていたので撮り難かった。
家へ帰り、ふと、そろそろクラズミウマの成虫が出てるかなーと思ったので工場で探してみる。
クラズミウマ♀ posted by
(C)独り蛾
↑クラズミウマ♀↑
やっぱりたいくさんいた!
カマドウマは昆虫のなかでも、上位に入るお気に入りの虫。
便所コオロギなんて言われ、人家周辺の暗い場所に棲み、けっこう跳躍力があり...
一般にはかなりの嫌われ者だが、翅が無くて丸っこい姿が意外と愛らしい。
でも翅が無いと成虫と幼虫の違いがよく分からないw
ちなみにカマドウマは似た種類が多い仲間だが、関東で見られる種数は少なく、パッと見の外観や後脚の棘の並び方で簡単に同定できる。
以上、9月4日でした。