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0830

「恋人がめちゃくちゃ大好き」ってことしか書いていない薄暗いブログなのに、何人か購読してくださる方がいて、本当にありがたい限りです。うれしいです。
わたしもいろんな方のブログを読むのが好きなので、そんな風に楽しんでもらえたらな〜と思います。

今日は、恋人と付き合ったときのなれそめの話をします。あまり気持ちのいい話ではないです。ごめんなさい。


恋人がめちゃくちゃ大好きだってことをわたしがブログで書き散らすのは、罪悪感や後ろ暗さのせいで、現実の友だちにそんなことを話せないからです。

わたしと恋人は、かつてお互い別の人と付き合っていました。決定的なことはしなかったけれど、わたしたちは浮気をしていました。
そうやってはじまった2人だから、恋人と一緒にいて幸せで仕方ないのに、わたしだけこんなに幸福でいいんだろうかと、たまに胸が重くなる。だからって恋人を手放す気もないけれど。

そうやって罪悪感を感じるのは、かつての恋人に対してももちろんそうですが、いまの恋人に対してもです。
あのとき、恋人がわたしに優しくしてくれたのは、かつてわたしのことが好きだったからです。でもわたしは違う。わたしはあのとき寂しくて、わたしのことを好きだと言ってくれて、わたしにとっても好みのタイプで、そばにいてくれる男の人なら誰でもよかった。
胸が真っ黒に焦げるくらい、わたしは恋人のことが好きだけど、どうして好きになったのか、うまく説明ができない。こんなに好きなのに、誰でもいいんじゃないか、わたしは恋人を利用してるだけなんじゃないのか、ずっとそんな風に考えていました。

この罪悪感や後ろ暗さを、恋人に話すつもりはまったくなかった。話しても仕方がないし、不安にさせるだけだと思っていたから。
だけど、この前電話しながらゆっくり話していたとき、わたしは思わず自分の気持ちを打ち明けてしまいました。
恋人は、笑いながら「よかった」と言いました。「あのときあなたと一緒にいたのがおれでよかった。おれってラッキーだね」と。
わたしはそれを聞いて、少し泣いてしまった。恋人は、きっかけなんてなんでもいいと言うんです。いまあなたと付き合えているなら、最初のきっかけなんてなんでもいいと。
わたしは、泣いたあと、とても穏やかな気持ちで、あれはあれでよかったんだなと思いました。それでもかつての恋人を裏切った事実は消えないし、きっとわたしがずっと苦しんで抱えていかなくちゃいけない気持ちもあるでしょう。でも、わたしは、恋人と付き合えてよかった。あのとき一緒にいたのが恋人でよかった。こうやってわたしは、何回も恋人に救われてしまうんだろうなと思いました。


あなたに出会えてよかった

0825

恋人は8月の終わりに大きな試験を控えていて、わたしも家族のことでいろいろあって、しばらくゆっくり会う時間がとれません。
付き合ってからはなんだかんだ1週間に1回は一緒に眠っていて、それがなくなるだけでこんなにさびしくなるとは思わなかった。

木曜日には仕事帰りに一緒にご飯を食べました。
わたしは、前の記事に書いたような嫉妬や、仕事で失敗したこともあって、どす黒い気持ちを抱えていた。
だけど向かい合ってご飯を食べて、喫茶店に行ってお茶を飲んで、くだらない話をたくさんと大事な話を少ししたら、いつの間にかそういう気持ちもほぐれていった。
わたしがわがままを言ったとおり、恋人はたばこの銘柄を戻してくれていて、わたしはうれしくてキスがしたくて仕方なかったけど我慢した。
家に帰ったら、「結構気持ちが滅入ってたんだけど、あなたに会えて元気になったよ」とメールが入っていて、ああ一緒なんだな、って、すごくうれしくなりました。

付き合いたてのころは、恋人と一緒にいるとすごく緊張して、どんな風に振る舞うべきかをずっと考えていた。いまは、誰といるより恋人と一緒にいるのが一番安心する。友だちと遊ぶのももちろん楽しいけど、いつも張っている気持ちがゆるんでいく感じがする。
恋人は、「あなたの考えてることがちょっとずつ分かってきたよ」と言った。わたしも恋人の考えてることが、少しずつ分かってきたような気がする。
でも、恋人のことを全部分かる日なんて来ないし、恋人がわたしのことを全部分かる日も来ない。そのことだけは、忘れたくないな。
だからこそもっと恋人のことが知りたいと思う。恋人のそばにずっといれたらと思う。今すぐそういうわけにはいかないから、ゆっくりいこう。いつかちゃんと一緒に住める日が来るように、ゆっくりいこう。


さみしい

0817

わたしはいま、四泊五日で女友だちと旅行に来ています。
昨日の夜、恋人から電話がありました。わたしは友だちに断ってホテルを抜け出して、外をふらふら歩きながら電話をした。
恋人は、道でばったり昔の彼女に会って、話が盛り上がってそのまま飲みに行ったんだそうです。そこまで話して、恋人は、その先を話すのをためらった。
わたしは胸がばくばくして、指先が冷えた。昔の彼女と飲みに行って、やっぱり彼女といたほうが楽しいと思ったんじゃないだろうか、別れを告げられるんだろうか、そういう悪い想像ばかりが頭を支配した。

わたしはクラクラしながら、その先も話すように恋人に頼んだ。恋人は、彼女ができたことをその子に話したんだそうです。そしたらその子が泣いてしまって、どうしてそんなことを話したんだろうってすごく後悔したって。
わたしもその子とは知り合いで、だから胸の奥に鉛が沈んだ気分だった。わたしたちはたまらなく幸福だけど、そのことで誰かを傷つけてるってことを、久しぶりに思い知った。

それから、さっき頭を満たした想像について考えました。恋人と付き合ってから、嫉妬や不安にとらわれてばかりの自分のことについて。わたしはいままで誰かと付き合っても、嫉妬したり捨てられることを恐れたりしたことはなかった。病んでるなあって、自分でも思った。
わたしはいつかそういう風に恋人に捨てられるんじゃないかと恐れている。わたしはそうされても文句が言えないくらい、ひどいことを昔にしたから。
たぶん、恋人もそういう風に考えている。前に、「あなたに好きな人ができたらちゃんと別れてあげる、でもその前に思いっきりひどいことをしておれのことを嫌いになってもらうね」って言われたことがある。
そう話した恋人のことを思うと、わたしはやっぱり鉛を飲んだ気持ちになる。

恋人を好きになることが楽しいことばかりじゃなくて、つらくて苦しくてたまらない気持ちになるだろうということは、ずっと前から分かっていた。
だから好きになんてなりたくないと思っていた。だけど、誰を傷つけても、誰に後ろ指をさされても、わたしは恋人と一緒にいたかった。こんな暗くてドロドロした気持ちが恋じゃないなら、なにが恋だか分からないくらいだった。

そのことを、久しぶりに思い出した。だめだな、やっぱり苦しくても恋人が好きだな。そのことがいいことなのか悪いことなのかは分からないけど、だから一緒にいるしかない。


ふと思うこと。

0815

仕事終わりに、恋人とご飯を食べてお酒を飲みました。
2人でお店でゆっくり飲むのは久しぶりで、楽しかった。ご飯もお酒もおいしかった。
恋人とは、ただの先輩と後輩だったころ、1年に1回だけ2人で飲んで帰りにアイスを食べながら帰る、ということを毎年夏にやっていて、恋人は、「あなたとこうして今年も飲めてうれしいよ」と言っていました。
2人で楽しく話をして、わたしは恋人の笑顔に相変わらずドキドキしたりして、それから、最近悩んでいることについて打ち明けた。
長い話になってしまったけど、恋人はちゃんと話を聞いてくれた。「普段は大丈夫だけど、たまにダメになってしまうからごめんね」と言ったら、恋人は苦しいような優しいような顔をして「なんでもいいよ」と言いました。

なんでもいい、というのは、恋人がわたしに告白したときのセリフです。わたしはそのとき、前の彼氏のことを引きずっていて、「きみのことは好きだけど、前の人を思って泣いたりしてしまうから付き合えない」と言ったら、「泣いてもいいよ、なにをしても、なんでもいいから、付き合って」と恋人が言ったんです。
それでわたしはやられて、付き合って、最初は不安もたくさんあったけど、いまはとても幸せです。罰が当たりそうなくらい。

お店を出たらコンビニでハーゲンダッツを買って、家で2人で食べました。
お風呂に入って、たくさんキスをした。最近恋人はたばこの銘柄を変えて、そのせいか、唾液の味が少し変わった。
わたしは前のほうが好きだったら、たばこの銘柄戻してよ、戻さなかったらもうキスしない、って言ってみた。そしたら即答で「じゃあ戻す!」って言っててかわいかった。ほんとに戻してくれるかは分からないけど。


安心感

0811

この前の夜の話。
知っている人もいるかもしれませんが、とある心理テストのようなものを恋人に出してみました。
まず、恋人として異性に求める条件を三つ、挙げてください。
(恋人は、ある程度料理ができる、一緒に出かけてくれる、自分がある、の三つを挙げました。わたしは、わたしの趣味を笑わないでくれる、一人暮らしの経験がある、優しい、の三つです)
次に、その三つの条件を全部満たした異性が二人現れて、そのうちどちらかを選ばなければいけないとしたら、なにを基準に選びますか?
(恋人は、趣味が合うこと、わたしは、顔が好みなこと、と答えました)

けっこう分かりやすいテストのような気がするんですが、これ、最後の「どちらかを選ぶときの基準」が、異性に最も求める条件なんだそうです。
わたしの答えがひどすぎるって笑って、でもきみの顔好きだからしょうがないかなって言ったら少し困った顔をしていた。恋人は自分の顔が嫌いなんだって。
恋人はとてもいい鼻の形をしていて、横顔がきれいだ。その横顔を向けて、頬杖をついて、たばこを吸ったりする。わたしがなにかを話しかけると、こちらを向いて、アザラシみたいに目を細めて笑うんだ。ほんと、たまらないな。

恋人が挙げた条件は、たぶん、自分がある、っていうの以外はわたしに当てはまってると思う。気をつかってくれたのかなとも少し思うけど。
自分を持っている女の子になるっていうのは、すごく難しいことだけど、わたしもそういう女の子になりたいし、毎日一生懸命生活しよう〜。と考えたことは恋人には言いませんでした。恥ずかしいから。

恋人との会話

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