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1029

また間が空いてしまいました。最近は仕事が忙しく、ほんとは昨日も恋人と仕事帰りにご飯を食べる約束をしていたんですが、結局23時まで残業していたためそれも叶わずでした。かなしい。
時間を見つけて10分だけした電話の中で、「あなたに話したいことがたくさんあるのに」と言っていた恋人は、メールのやり取りの中でも少し元気がないように見えて心配しています。はやく週末にならないかな。

先週の土曜日は、恋人と待ち合わせして美術館に出かけました。
恋人とどこかで待ち合わせしてデートするのはかなり久しぶりで(3ヶ月ぶりくらいかな)ドキドキした。恋人もそれは一緒のようで、「緊張する…」なんて言って口数も少なくて、かわいかったです。
お昼ご飯にカレーを食べて、美術館へ。わたしが見たかった展覧会に付き合ってもらったんですが、恋人と一緒に見ることができてよかったなと思うような展示でした。恋人も楽しんでくれたようでよかった。
途中で休憩してチーズケーキを食べたり、ミュージアムショップで買い物したりして、美術館を出たのは18時くらいだった。辺りもすっかり暗くて、遠くに見える船の灯りを見ながらたばこを吸って、電車に乗った。

少し移動して、晩ご飯にはとんかつを食べました。恋人は、おいしいものを一口食べたときの笑顔が一番かわいくて、このときもとびきりの笑顔でわたしまで笑ってしまった。お店のおじさんもかわいい人で、恋人はご飯とキャベツをおかわりしてあとで苦しんでいた。
そこからまた移動して、水タバコを吸いに行きました。2人でソファに座って、本を読んだり携帯をいじったりして、30分くらいはほとんど話したりもしなかったかな。わたしはそれが寂しくなって、途中から本を閉じて恋人に向き直った。そしたらちゃんと話してくれて、うれしかったです。
わたしは何回か水タバコを吸ったことがあるんだけど、恋人はこの日がはじめてだと言っていた。わたしは水タバコを吸うとふにゃふにゃになるんですが、恋人もクラクラしていたそうで、そのクラクラして気だるそうな恋人がかっこよくて、というか色気があって、ウヒャーと思いました。そんなことたぶんわたし以外の人は思わないだろうけど。思ってもらったら困るけど。
ふにゃふにゃしたわたしは、最近嫉妬した出来事について恋人に根掘り葉掘り聞いて、恋人もそれについては全部話してくれたので少し安心しました。はやく恋人なんかハゲて全然モテなくなればいいのにね。
それから2人で家に帰って、日本酒を少し飲んで、眠りました。

次の日は10時くらいにわたしだけ先に起きて、眠る恋人にキスをしたりした。寝てる恋人にキスをすると、抱きしめてくれたり布団をかけてくれたりにやにやしてくれたり、もうほんとにかわいくて、安眠妨害してごめんねと思いながらやめられません!
そんなことをしてたら恋人も起きて、少し話したりして、2人で二度寝した。
起きたら14時くらいで、それから外に出てパン屋さんでパンを買って公園でビールを飲みながら食べた。酔っぱらったらしい恋人は、「こうやってうみちゃんと付き合ってるなんて不思議だ…」って何回もつぶやいていた。5ヶ月も付き合っておいて今更だね。
晩ご飯の材料を買って家に帰って、また日本酒を飲んで、ご飯をつくった。生姜焼きと、小松菜と煮物と、おみそ汁と、きゅうりと山芋とアボガドと納豆を混ぜたやつ。納豆は恋人がつくってくれて、他のメニューも手伝ってくれて、あっという間にご飯ができて感動しました。生姜焼きは恋人もおいしいねと言ってくれて、すごくうれしかった。
それから少ししたら帰るつもりだったんですが、帰りたくなくて困りました。恋人も酔ったのか、「帰らないで〜」ってうめくし。次の日も会社があるけど、恋人の家から出社してしまおうか…というところまで悩んだんですが、それを話したら、恋人は「でもきっと帰らなかったらあなたはまた悩むと思うよ。ちゃんと帰りなよ」と言ってくれて、ちゃんと帰りました。
「うみちゃんは分かりやすから」って恋人は笑ったけど、ほんとにあのまま泊まってたら、わたしは自分のことが嫌になっていたと思う。わたしはほんとに恋人に守られてるなあ。あんなにかわいいのに、そんなのってずるいよなあ。


かわいいひと

次の日は7時くらいに起きて、布団から這い出たのは8時くらいだった。それからまた部屋で朝イチを見ながら朝ごはんをいただいて、旅館のお風呂に入りました。誰もいない温泉にゆっくり浸かれるのは気持ちよかったな。
部屋に戻ってから荷物をまとめて、わたしはあの部屋から出たくなくて、ギリギリの時間まで恋人を抱きしめていた。それから、わたしはいつも恋人の部屋から帰る前に玄関でキスをするんですが、この日は部屋を出る前に恋人のほうからキスをしてくれて、とてもドキドキしました。

旅館をチェックアウトしたのは10時くらいでした。それから手をつないで近くを散歩して、滝を見たり神社にお参りしたりおみくじを引いたりしました。おみくじは2人とも大吉でした。イエーイ!
神社に行ったあともお昼まで少し時間があったので、河原に下りて遊ぶことにした。石を積んで賽の河原ごっこをしたり、岩を渡ってどこまで行けるか試したり、水切りをしたり、恋人に水をかけられたりした。たくさん笑って、笑い疲れて座り込んで話していたとき、恋人は「子どもっぽくてごめんね」と言った。それでわたしは、いまはマーチンを履いて旅行に来てるけど、大人になったらハイヒールを履いて旅行に行くから、そのときまではこうやって遊ぼうね、と話しました。恋人は、「あと5年くらいはマーチンでいてね」ってうれしそうに笑った。
お昼は、川のそばのおそば屋さんでとろろそばをいただきました。おいしかった。

それからまた少し移動して、一緒に温泉に入ったり岩盤浴に行ったりしました。岩盤浴、気持ちよくて2人そろって爆睡した。あと恋人がほんとにびしょびしょって感じに汗かいてておもしろかった。
さっぱりしてから、帰るためにまたバスに乗り込んだ。駅前でバスを降りて、晩ごはんを食べるためのお店を探した。肉が食べたい!とわたしが行ったので、焼肉屋に行きました。そういえば2人で焼肉屋に行ったのはこれがはじめてだったな。小さなお店で、わたしたち以外にお客さんはいなかった。恋人は肉を焼いてくれたりサラダを取り分けてくれたりして、相変わらずとても優しかった。

お腹いっぱいご飯を食べて、電車の中で食べるために雪見大福を買って、でも電車に乗り込んでからは寂しくて仕方がなかった。どうしても帰りたくなかった。このまま、誰も知らないところで、恋人とずっと暮らしていたかった。恋人も寂しそうで、だからわたしたちは無理矢理にでも喋った。だけど東京が近づくとどうしてもだめで、わたしは窓を流れるたくさんの光を眺めた。
恋人とは改札の前で別れた。すぐに、一週間もしないで会えるのに、わたしたちは欲張りでだめだなと思う。でもすごく楽しい旅行で、また半年後に一緒に旅行しようねって約束した。


恋人との旅行

先月末に、恋人と2人で一泊二日の旅行に行ってきました。

ホームでビールと使い捨てカメラを買って、電車に乗り込みました。1時間半くらいかけて目的地に向かって、ついてすぐにお昼ご飯を食べました。湯葉丼!すごくおいしかったです。
お昼を食べたら、そのまま近くをふらふら散歩しました。恋人の写真を撮ったり(照れてこっち見てくれなくてかわいかった)、恋人の腰を抱いてみたり、猫と戯れるカップルを眺めたりして、今度はバスに乗り込みました。
40分くらいバスに揺られて、湖を眺めたり、アイスを食べたり、ふらふら散歩をしたりしました。この日は夏みたいに暑くて、アイスおいしかったなあ。恋人はアイスが大好きなので、アザラシみたいな笑顔になるのがすごくかわいかった。
帰りは道が渋滞していて、1時間くらいバスに揺られました。わたしはバスの中で眠ってしまって、恋人も少し眠っていた。

宿について、少し休んでからすぐに晩ご飯をいただきました。わたしは部屋にご飯を運んでくれるような旅館に泊まったのがはじめてだったんですが、あれは大変によいものですね…。恋人にご飯をよそってもらったり、お茶を淹れたり、向かい合っておいしいご飯を食べたり、すごく幸せだった。
ご飯を食べたら、貸し切りの露天風呂に入りに行きました。まさか恋人と2人でお風呂に入るとは思っていなかったので、緊張してしまって恋人の顔もまともに見られませんでした。恋人も恥ずかしそうにしていた。
お風呂からあがって部屋でビールと日本酒を飲みました。お風呂上りのビールはサイコーですね!特に恋人がとなりにいるとサイコー!日本酒も最近おいしいと思えるようになったので、もとから日本酒好きの恋人とのんびり飲みました。
途中で疲れた恋人は少し寝てしまって、それを眺めながら窓際で本を読んだのがすごく気持ちよかった。10分くらいして起こしたら、寝ぼけた恋人がとろんとした声で好きだよと言ってくれたのでわたしは死にました。

ビールと日本酒をあけて、2人でもう一度部屋のお風呂に入った。この日ははやく寝ようって話していたのに、布団に入ってからも話すことが尽きなくて困った。
恋人は、わたしに捨てられることを怖がっています。お願いだからどこにも行かないで、一緒にいて、と縋りついてくるときがあります。この日の夜もそうで、「あなたがおれに飽きてしまうのが怖い」と言っていました。
わたしは、爆弾の話をしました。誰かと付き合い続けていくための努力は、どこに埋まっているか分からない爆弾を避け続けていくことと似ていて、それは途方もなくて疲れるし不安になる、だけど、そうやってお互いを思いやって努力を続けていくことは決して無駄にはならないし、そういうことの積み重ねがきみの不安を解消するんだと思う、というような話を。それを聞いた恋人は、少し考えてから、「でも爆弾を踏んじゃってもいいよ、そのことをちゃんと話してくれたら、2人で一緒に片づけをしよう」と言ってくれて、それでわたしは胸がいっぱいになった。そうだね、その通りだね、と思った。お互いを大切にして努力することも大事だけど、相手を傷つけてしまったときや自分が傷ついたときにきちんと話し合って解決することも、すごく大事なんだと思う。
そのあとわたしは恋人に何度も好きだよと言い、あなたに全部あげてしまいたくなるって打ち明けた。恋人はうれしそうに笑って、「うん、いつか全部もらうから、覚悟しててね」と言った。


恋人との旅行

1016

お久しぶりです。
かなりヘビーな出来事がわたしと恋人の間に起こって、ブログからも遠ざかっていました。問題はあんまり解決していないけど、いまはとにかく時間が経つのを待つしかないし、恋人は優しいし、そのことを忘れたくないし、こうやってまた書いてみることにしました。


土曜日は、恋人と2人でライブを見に出かけました。
お昼ご飯になにを食べようか悩んで、ジャンケンをしたのにその結果には従わずにカレーを食べました。少し辛めのインドカレー。おいしかったな。
ライブを見て、途中で恋人と別行動になって1人になった途端、疲れのせいかヘビーな出来事のせいか、わたしを不安と楽しさが交互に襲って、本当にしんどくて恋人を置いて先に帰ってしまおうかなって考えるくらいだった。恋人と落ち合ってもわたしは全然しゃべれなかった。手もつなげなかった。
恋人はそんなわたしを見て「元気出してよ」と言い、ごめんねと笑ったわたしを見て「やっぱり元気じゃなくてもいいよ」と言った。それがすごくうれしかった。
この日は自分の家に帰るつもりだったけど、結局恋人の家に泊まりに行くことにした。家に行く前に居酒屋に行って、ライブの感想とか、くだらない話をたくさんして、恋人が来週引越す新居に忍びこんでキスをして、眠った。

日曜日には、わたしが昔所属していたサークルの集まりがありました。恋人もそこにいて、なんだか他の人に囲まれた恋人を見るのは久しぶりで、懐かしい気持ちになった。
わたしはOGのくせに飲み会にも参加して、そこで昔付き合っていた人に会いました。彼はわたしのとなりに座って、わたしたちは長いこと2人きりで話し込んだ。矢継ぎ早になにかを口にしていないと、なにかとんでもないことを口走りそうだった。幸か不幸か、話したいことはたくさんあって、話は尽きなかった。
彼に会ったのはすごく久しぶりだった。生きてるんだ、と思った。話すときにわたしの目を見ること、距離の取り方、彼が信じる世界があること、それを他人のために曲げたりは絶対にしないこと、そしてわたしは、わたしのために彼の世界を曲げてほしかったことを思い出した。なにも変わっていないんだった。

飲み会が終わって、わたしは恋人と2人で少し抜け出して、付き合っていなかったころみたいに学校の外れでたばこを吸った。
恋人は、「大丈夫かなと思ってたけど、見てられなかった」と言った。わたしはごめんねとは言わなかった。昔付き合っていた人と話したい、ということは恋人に事前に話していたし、恋人も、昔付き合っていた人と飲みに行ったりするし。それに、謝ったらきっと恋人は「いいよ」って言うから、それが嫌だった。
だけど、もしきみがわたしのために昔の恋人と話さないなら、わたしもそうするよ、と言った。恋人は、「おれも人のことは言えないし、あなたの好きにしていいよ」と言った。
わたしはなんだかたまらなくなって、わたしはきみに何回も助けられてるのに、きみにはなにもしてあげられてない、それが嫌だ、って訴えた。恋人は、「あなたはいてくれるだけでいいよ」と言った。それがうれしかったけど、でも、いまはそういう風に思ってくれていても、いつかは無理がたたって全部ダメになるかもしれない、それが怖かった。そういうことを言うと、恋人は「あんたはなにも分かってねえな」って笑うんだけど、恋人だってなにも分かってないと思う。
それから、飲み会を無理矢理抜け出して(抜け出すためにお酒を一気にあおったのでフラフラになった)、恋人の家に帰った。いつもみたいに自転車に乗らずに、手をつないで歩いて帰った。なんだかすごく楽しくて、すぐに忘れちゃうようなくだらなくて尊い話ばかりで、このままずっと夜が続いてこのままずっと家に着かなければいいのにと思った。

月曜日は起きたらひどい雨だった。昼ごろに起きて、お風呂に入ったと思った恋人がすぐにお風呂場から顔を出して、「ねえ!ピザ食べたくない?!」って聞いてきたのがかわいかった。結局お昼にピザを食べました。
それから、相棒の再放送を見て、泣いたわたしを恋人がからかって、台風の中恋人の服を借りてスーパーに行って、帰っておそばをつくって食べた。
ご飯を食べて、恋人をイスにしたり枕にしたりしてごろごろしていたら、ふと「一緒に住んだらこんな感じなのかな」って言われて、バレないようににやにやしました。楽しくて穏やかで幸せだったなあ。
帰りは、バス停まで送ってもらいました。恋人は、わたしの顔をじっと見て、「すっぴんも悪くないじゃん」と笑って、別れ際にそういうことを言うのは本当にずるい。バスの中で1人でにやにやしてしまったよね〜!!!

あーもー、好きだー

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