話題:ひとりごと
俗にいうリアルというものに「はやく死にたい」と何度も書く友人
辛いのはわかる
君には君の悲しみを悲しむ権利もある
泣きたいのもわかる
君には君の思いを自由に発言する権利もある
でもそれでも私は思うのです
でもそれでも私は悲しいのです
でもそれでも私は悔しいのです
でもそれでも私は憤るのです
友人には
大きな家があり部屋がありそこにはたくさんの楽しそうな写真がありパソコンもあり服もあり趣味もあり家族も元気で何より健康な体があり
自分の足で走れていて
恋が出来て
失敗も出来る
後悔だってできて
そして明日の希望を見ることが出来る
私の父に足をください
孫をたかいたかい出来る筋肉をください
祖母に脳をください
甘いものを食べても良い内臓をください
そこで私は思いしる
自分の大切な人が幸せならそれでいいと思う自分がいること
人間の順番を決めていること
アフリカの子供や兵士、昔のユダヤ人、世界の悲しみを全部知らないフリをしてる自分がいることを
わたしはこの上なく自己中で我儘だ
それでも、生きたいと思う人が美しいのだ
って信じなくちゃやってらんないんだ
いつかその友人にも優しい言葉をかけられる日がきてほしい
わたしはまた偽善者になろうとしてる