毎朝の登校を全力で拒否して
ずっと部屋に引きこもっていた
することが病むことしかないから気づいたら鬱になっていて、誰とも会話をしないから声の出し方がわからなくなって必要最低限の会話は携帯でしていた
食事も家族がみんな寝てから夜中にリビングで適当にあるものを食べていた
多分一週間のうち2日ぐらいは学校に行っていたけどほとんどの時間を保健室かカウンセラー室で過ごした
学校へ行った日は少し気分が晴れていたような気もするけどリストカットの数は増えて行く一方だった
そんな弱くて愚かな自分が情けなくて大嫌いで死にたくなる毎日だったけどもうどうしたらいいのかもわからなくて誰にどう助けを求めたらいいのかもわからなかったし
絶望的だった

家庭がどんどん私のせいで崩壊していくのを見て辛かった
父は理詰めで私の気持ちなんて分かろうともせず自分の意見と価値観で私を追い込む一方で
母は私と父をなだめるのに精一杯で
みんな満身創痍で
どんどん家が憩いの場じゃなくなって窮屈になっていった

二学期の中間テストの時のお話、
「テストだから解かなくてもいいから出席はしてみよう、保健室で過ごしてもいいから」と言われ車で学校に行ったけど着いてもしばらくは降りることができなくて、でもチャイムが鳴って母も仕事に遅れる電話をしていたから降りなきゃ…と思って車は降りたけどどうしても怖くて足が震えて上手く歩けなくて呼吸も上手くできなくて
下駄箱でうずくまっていたら誰かの足音が聞こえてきて、それがすごく怖くて体育倉庫の裏に隠れて泣きながらリストカットをした
でもすぐ先生に見つかって怒られる…と思ったから怖くてたまらなかった
でも先生は大丈夫かって言いながら背中をさすってくれてそれがすごく優しくて先生に縋るように泣きじゃくって上手く呼吸ができなくなって過呼吸を起こしてしまった
それでも先生は優しくて
少ししたら歩けるかって言われたから頷いたけど足に力が入らなくて一人で立つことすら出来なかった
先生に手伝ってもらいながら保健室まで歩いて
ここからの記憶はほとんどないけど
多分保健室で二回ほど吐いてしまって
でも先生は「よくきたね、偉かった、頑張った」って優しい声で言ってくれてすごく安堵してまた泣いてしまって多分その場で泣き疲れて寝てしまった
起きたらお母さんがいて
「テスト受けれなかったか、帰ろうか」って言われて
せっかくここまで車で連れてきてもらったのにまた迷惑をかけたしまったんだって思ってすごく申し訳なかったし情けなかった
その日の夜父が私に甘くしすぎって母に怒っている声が聞こえて苦しくなった
私のせいで、私がいなければ、私なんか死んだ方がいいって思って
気づいたら腕が血だらけになっていた
もう本当に毎日が絶望的で生きている意味なんてどこにもなかったし死ぬ理由ばかりそこらじゅうに転がっていた
でも死ぬ勇気なんてなくて毎日惰性で生きて
生きていること自体が苦しかった