拡散する夕暮れ
泣きはらしたような陽の赤
すべてがそう嘘なら
本当によかったのにね
愛してやまない彼に首を締められる夢をみました。たぶんわたしが殺してと云った所為でしょう。貼り付けたような笑みでじわじわと、指に力を込めてゆくのです。ちいとも苦しくない。だってこれは夢だから。彼とは夢でしか逢えないのだから。
愛してやまない彼にはいまだに顔がありません。いや、無いってのも違うな見えないだけか。夢のなかではひとの顔が朧ですが彼は特に、元々無いのではと思うくらいはっきりしない。それはわたしがひとの顔を見るのが好きではないことに由来するのでは。証拠に彼の指ははっきり見えた。きれいだった。わたしは手フェチなのかしらとおもうくらい他人の手をガン見する癖があるので。
さんくす→アンドロイド≠人造人間
使い古し捨てられた玩具のように弄び、汚れてしまえば、また新しいものを。何度でも繰り返す。いつまでも続くだろう。限りがあるのならばもうすぐ終わるよ。
この歌の兄さんはエロ物悲しい感じでとても好きです。
またもや日付詐欺。
睡眠時間が十時間を超えたとか何事。
「最初は一つだったのだから、もう一度一つになってもおかしくはないだろう?」
ぬたぬた妄想文・続続。
面倒なので箇条書き。
・男は女が好きだった。
・ストーキングで残念な性格と知る
・ならば僕が君になろう。
・首を締める→女の身体から魂が抜ける→そこに入り込む→見とれる→男の身体を捨てにいく→女の魂が入り込む
・なんやかんやの説得の上元に戻る。
・恋が始まるかもしれないし始まらないかもしれない。
さんくす→あなたのこころをごみくずでうめる。
あなたは帰る
あの日の場所へ
僕は僕の道へ
ぬたぬた妄想文・続。
わたしが笑う。わたしはあんな顔で笑うことが出来るのか。それは確かにわたしの顔なのだが、見たことの無い誰かの顔にしか見えなかった。上に乗ったままの男の体を邪魔そうに転がす。それあんたのでしょ。どうして蹴っ飛ばしたりするかな。「だってもう要らないから。」客観的に聞く自分の声は思ったよりも高かった。てゆかそれ、元あんたの体、死んでるの?「たぶん未だ死んでない。けどそろそろ」死ぬだろうね。そんなことはどうでも良いとばかりに素っ気なく返される。ふらりと立ち上がりふらふらと浴室へ向かうわたしの体。なんとなくついてゆくと。「ああ…!」鏡の前で恍惚の表情を浮かべるわたしが居た。やめて…そんなナルシストみたいな…。うわあ、幽霊って鳥肌立つんだね。
さんくす→TEC.
たとえば叶うなら
もう一度あなたのために
ぬたぬた妄想文
はろうこんにちわ。見れば解るとおもうけどもワタクシ幽霊です。殺人です。見知らぬ男に首を締められたとおもったら死んでました。我が顔ながらひっどい様子で死んでます。ぴくりとも動かなくなったわたしの身体に馬乗りになり、苦しさに歪んだ唇に犯人が口付けしている。ちょっおま、勘弁してくれよ。ふぁーすとキッスなんですけど。あれ、死んでる場合はカウントされんのかな。はじめてのちぅが殺人犯なんて嫌なんですけど。…しかし長いな。もう三分は経ってる。接吻したまま犯人は動かない。ぴくりともしない。なにをやっているのだろう。なんだか身体、いや幽体がざわざわする。良く見ようと近づいてぎくりとする。微動だにしなかった犯人の身体がくたりと力を無くし、信じられないことにわたしの苦痛に満ちた表情が変わった。心底うれしそうに嗤っている。
「きみの体が欲しかったんだ」
わたしの身体に狂人が。
しまった、更新わすれてた。
日付詐欺。