久々だからよっちゃんの話をしよう。



よっちゃんは脚がバンビみたいに細い系バンドマンだ。性格はヘタレで犬っぽい。顔も犬顔だ。
背丈は170cm以上はあるが、さっきも言った通り脚がバンビで更になで肩だから華奢に見える。

そんなよっちゃんは昔からホモなんだが、
バリタチなんだよな。
こいつのどこに男を抱ける力があるのだろーか。
と、俺は会った当初のノンケ時代から不思議だった。
バイになった今、更に不思議になった。



最近、飲みの席で、
「おまえこんな体であっちの体力は大丈夫なのかよ」
と聞いてしまった。
そしたら、
「僕実はそういうのは得意なんだ。性欲強いし、恋人はだいたい満足してくれてたよー」
とエッヘンみてえな顔をされた。
いつもみてえに
もー、龍治かんべんして、恥ずかしいー
と恥ずかしがらないで、ドヤ顔だった。

「ほら、まあ、僕は小さい子ばっかり好きになるからさ〜…テク重視みたいな?(≧∇≦)」
と余裕の謙遜?みてえなキャピりまでしてくる始末。
(Zはよっちゃんよりも少し背が高い)


なんか、こう…聞いといてなんだが、複雑な気分になった。
親戚のプライベートを窺い知り過ぎた気分っつーか…よっちゃんがそもそも実は結構モテるという事実を受け入れたくない自分がいるっつーか…

何これ、まるで俺が好きみてえじゃん。


因みによっちゃんはタイプじゃない。
男なら、とりあえずある程度筋肉があって安心して激しくお遊び出来る奴が好きだ。




まあ、Zとの仲も悪くないみてえだし、お兄さんは安心した。


世の中色々だよな。
ていう話でした。

俺はこれから学校の知人らと飲み会の二次会に繰り出す。