掌中の城

話題:詩


力の証
黒のSPADE
何よりも絶対的な力を持つ城
全てを踏み締め
全てを平伏せさせる者
だけど知っているかい？
ペンは剣よりも強いんだよ？

血の証
赤のSPADE
まるで呪いそのものであるかの様
幾百幾千の血を啜り
累々たる屍の山を築き上げた者
でも結局は鉄の塊
錆びたら根本から折れるよね

欲の証
黄のSPADE
掌握できぬ物はないと豪語する
数字の羅列の存在なのに
たやすく人の心を狂わせる者
それでも価値が無くなれば
役立たずのただの紙切れだけど

誘惑の証
桃色のSPADE
魅惑の唇に愛を滴らせ
艶めかしい体には堕落を潜ませ
次から次へと愛欲を振り撒く者
それってただの売女だって事
自覚してる愚か者

惰性の証
青のSPADE
四角い箱の小さな城に篭りきり
夢と幻想をただひたすら追い求め
現実を頑なに拒む者
そうだから必要とされないんだ
とにかく部屋から出ろよ

無価値の証
透明なSPADE
右なら右へ左なら左へ
流れに逆らわず同じ顔をする
絶対者に服従を誓った者
無個性で無意味で存在が空気
気付かれたいなら声を出せ

心のSPADE
私のSPADE
キミのSPADE
此は楔で心の奥深く迄食い込んで
永遠に蝕み続けるだろう
苦しんでのたうちまわって
痛くて悲しくて怖くて
救われないだろうこのSPADE
いつか解放される時迄
片時も休まず私を傷付け続ける

長らく更新を停止していて
本当に申し訳ありませんでした。
精神的な理由と、
あと仕事が激務だったせいで
気力が持たなくなりまして(>_<)
ダイエットは順調……というか
継続中というか
現状維持というか。
更新頻度も、
今月中はリハビリという事で
ゆるゆるまったりな感じで
やっていこうと思います。

取り敢えず、生きてます（笑）

５月から本格的に
復帰しようと思いますので、
もしも御愛読されている方が
いらっしゃいましたら
この場を借りて
報告させていただきます。

因みに。
もうそろそろジョギングコースを
変えてみようかなと
企んでおります。
もうちょい長い距離を二週。
まだ計測してないので
正しい距離はわかりませんが、
およそ一周５キロの計１０キロ。
これを苦もなく
走れるようになりたいです☆

話題:詩


戦う君は素敵
凛々しく背を伸ばして
真っすぐ前を見つめて
何物にも同じない心で
戦い続ける君を見ていたい

笑顔を見せるとき
張り詰めていた緊張を解いて
心から笑ってくれる君を見て
私も一緒に笑いあう
心が弾む瞬間

抱きしめてあげたい
頬に手を当てたい
優しく髪を撫でてあげたい
疲れて傷ついた君を
少しでも癒しあげたくて

君の声が聞きたい
君の笑顔が見たい
だから私も闘うよ
だって君の隣に居たいから
だって君の力になりたいから

やっぱり、好き。
それだけの事。
気付くのに時間がかかったけど、
やっぱり、好き。
壊したくないから、
心の底から愛してる。
そして壊したくないから、
引いた線から出ないようにする。
やっぱり、好き。
それだけで今は満足。
いつかまた逢えますように。
三日月に笑う夜空を眺めながら、
私は一人、家路につく。

話題:詩


大好き。
口にする度、一つ赤い線を引く。
愛してる。
口にする度、一つ赤い線を引く。
断ち切れない思いを描く度、
赤い線は引かれてく。
もうやめた。
嘘をつく心に赤い線を引く。
もう知らない。
ごまかす度に赤い線を引く。
何時になったら描けるだろう、
愛と悲しみの掛橋。
いつか描くｷｬﾝﾊﾞｽが無くなっても
新しく塗り潰す様に引いていく。
君を忘れるその日まで。
君を諦められるその日まで。
時間が掛かっても良い。
私から君がいなくなる迄、
赤い線を引き続けよう。
何より好きな君のために。