疲れが取れにゃい。


だから、うつうつ。


でもあったかい人に触れたら、
ちょっと頑張ろうという気になる。
ゲンキンなのだ私は。


みんな敵だと思ってしまう瞬間が最近多い。
正しくいうと、
男の人はみんな敵だと思う。
みんな、私を傷付けるんだ。
なにかされたわけでもないけど。


うらみやつらみ、かもしれない。過去のものだ。

それを引きずって、理不尽な期待をしているだけだろう。


誰にも触れられないようになりたいんだ。


あれは誰だったかな。ルイスキャロルかな。
彼はいつも紳士的で、丁寧で腰が低くて、
ガラスの壁を隔てているような印象だったらしい。


私もそれが欲しい。
ガラスの壁で、誰にも触れられないように、私を守りたい。




あったかくなりたい筈なのに、口を開けば恨み辛み。
矛盾している。
こんなものは欲しくない、けれども、

こんな私も許してあげたいんだ。
こんな私でも、変わらず、愛してあげたい。
よきときも、あしきときも。




疲れちゃっただけだ。低気圧なのだ。

だからこれが去れば、また晴れやか。

ガラスの壁だって、いつか撤去されることも知っている。
そういう人が世界のどこかに居ることを私は知っている。運が良ければ出会えることも。

だからそれまでは、ガラスの壁を使わせてくれ。どうか、私が、これ以上傷付かないように。これ以上敵が増えないように。人を、敵だと思わなくて済むように。


早く晴れますように。


てるてる坊主でも拵えよう。