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『今、話したい誰かがいる』の歌詞について

話題:乃木坂46

昨日から『今、話したい誰かがいる』のMVをみている。MVの友情物語に感動する。なんていいんだろうと思う。
徐々に、歌詞が頭に入ってくる。そこで気付く。男子の女子(または男子もあるだろうか)に対する恋愛の歌詞だと。なるほど、二つの楽しみ方があるなと思った。


男子と書いたけれど、どの年齢にも当てはまるかもしれない。自分にとってはコーラ、漫画から思い浮かぶのは、中高生だった。女子に対する思い方は、どの年齢にも当てはまる可能性がありそうと思う。母親に関する記述もある。母親に嫌いとは言えるけれど、女子にははっきり発言することができない。このあたりも思春期の男子が思い浮かぶ。

歌詞について詳細に考えてみる。

一人称が僕、二人称が君。三人称に相手、母親、誰か。
歌詞を読むと、『君』は『君』であるけど『誰か』は『君』ではないということに気づいた。言い換えると『誰か』は必ずしも『君』である必要はないのだろう。しかし、さらに読み込むと『君』の存在が『誰か』の存在意味を知ることに繋がっていることに気づいた。このことから、『僕』にとって『君』の影響が大きいと判断できる。

また、僕の君に対する気持ちの揺れが記述されている。僕は君と共にいると自然にいられる。だから恋愛感情を意識しないようにしているが、はっと意識する出来事が起こる。その際の恋愛感情の受容と動揺が少し細かく歌詞になっている。その後は意識しない歌詞が再び続く。歌詞は全体的に恋愛感情を抑圧する傾向の記述となっている。
つまり、『僕は君と共にいると自然にいられるので、恋愛感情を抑圧する。もし恋愛感情を受容したなら、僕が思う『僕と君との自然な関係』も変化すると思っている。だから変化より抑圧を選択している』となる。

まとめると、『僕は君の影響が大きいので、なるべく恋愛しないようにしている』と言える。


なんて繊細で頭のいい男子なんだろう。自分は中学の頃、片思いしていたけど、ここまで繊細ではなかったし相手との関係を思考することもなかったと思う。あの頃は今よりずっと、自分の思いに素直だったから、好きという気持ちにプロセスがあるなんて考えもしなかった。歌詞を書いた秋元康は、こんな男子だったのだろうか。それとも、違ったのだろうか。また、自分を除いた男子の中には、こんな人もいた(いる)のだろうか。気になる。
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プロフィール
やまちゃんさんのプロフィール
性 別 男性
年 齢 35
誕生日 2月23日
系 統 おとなしめ系
職 業 サービス
血液型 A型
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