スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

ハッピーバースデー総悟!!!(二度目)

すんません。
トップに総悟もってきちゃってホンマすんません(死)

…でも、なんかお祝いしたかったんです……。
銀魂ノベルは自分では書けないとよくわかってるので、下手ながらも愛をこめた総悟イラストでお祝いしたかったんですよぅ………。。。

でもなんだか物足りないので書いてみました、小話です。。。


↓以下閲覧注意です。多分キャラはキャラとして生きてないと思われます。イメージ崩したり、「何これこんなの総悟じゃないわ!!」とか思いそうなファンの方は見ないで下さい。













足に違和感を感じて、総悟は目を覚ました。
布団の中で、身体を起こさないままで。

外はまだ月明かりが煌々としていて明るいが、間違いなく夜は明けていない。
身体を起こそうとして、自分の腕の中に抱き締めている存在に気付く。

腕の中で静かな寝息をたてているのは、誰よりも愛しい女。

知らずに洩れる吐息は、安堵だったのか。
もう一度強く抱き締めて眠ろうとしたとき、また足元に違和感。

…違和感というか……。

何かでつつかれている?

総悟は女を抱き締める腕を、彼女を起こさないようにそっと抜いてから身体を起こした。

自分の足元。
少し開いた障子から、木刀が伸びている。

総悟「……………。」

頭を掻きながらその木刀を見つめていれば。

土方「おい。起きたならさっさとこっち出て来い。」

隙間から覗くのは目つきの悪い男。
土方十四朗。真選組、鬼の副長と呼ばれる男。

総悟は、彼女を起こさないようにゆっくりと布団を抜け出て、障子をあけて廊下に出た。

そして障子を閉めて。

土方「うおっ!!??」

どこに隠していたのか右手に持った剣で土方に切りかかる!!

土方「何しやがんだ!!」

総悟「土方さん…いけやせんぜ、人の恋路を邪魔する奴は、俺に斬られて死んじまえってよく言うでしょ。」

土方「誰が邪魔した誰が!!!もう交替だから起こしにきてやったんだろーが!!!人が親切にあの女を起こさないように気を遣ってやったっていうのになんだ!!!」

総悟「…何だ、そうだったんですか。俺ぁてっきり人の女に懸想して、俺に嫌がらせしてるもんだとばっかり…」

土方「どんな根暗な嫌がらせ!?するかそんなこと!!!!」

総悟「すいやせん。」

やけに素直に謝る総悟に、土方はそれ以上は言わずに沖田の制服の上着を放る。

総悟はそれを受け取り、黙って羽織った。


月明かりの下、見張りの交替に向かい二人で歩く。

土方「……なぁ……」

総悟「何でぃ土方クソヤロー」

土方「……………(怒)」

総悟「何ですか土方さん。」

土方「…お前、ちょっと変わったかもな。」

総悟「…土方さんもそう思いますかぃ。」

土方「…まぁ…な。ちょっと、丸くなった…かもな。…あの女のおかげだろ?」

総悟「……………。

アイツはさ、俺の女だから…………」

土方「…………。」

総悟「テメェには死んでもやらねぇですぜクソ土方コノヤロー」

土方「なんでそうなるんだよ!!!!」

総悟「………だって………」

土方「あァ?」

総悟「…誰にも渡したくねぇんでさ…」

土方「……?」

総悟「…知ってますか土方さん。…ドSだなんだ騒がれてる俺ですが…」

土方「(まごうことなきドSだろお前は。)」

総悟「……本当に欲しいものはたった一つなんでさぁ。…俺ぁそのたった一つを見つけちまった。あとは誰にも渡さねぇように閉じ込めておくだけでさぁ。」

土方「…………。

…ま、俺とお前は違うからな。いいんじゃないのか。それで。」

総悟「…土方さんと俺は違うの当たり前でさ。

…俺には、土方さんみたいな生き方はできない。

目の前で守ることを恐れて突き放すような真似は、死んだって出来やしねぇ。

その間に…俺の見ていない間に、大事なものを失うことのほうが、何百倍も恐い…。」


土方「…恐い……か。……そうだな。」

総悟「ていうか土方さんなんかと同じだなんて言われたら心底心外でさぁ死ね土方コノヤロー」

土方「…それやめろ。本気殴るぞ。つか殺すぞ。」

総悟「へいへい。」

土方「…それはそうと。屯所は女連れ込んでいいとこじゃねぇぞ。今日は何だってあの女泊まってってんだ。」

総悟「あん?」

土方「近藤さんはそこんとこ甘いかもしれないが俺は認めねぇぞ。」

総悟「……ああ………」

土方「???」

総悟「…アイツ、今日は一緒にいたいって啼くもんでね。」

土方「啼くとか言うな!!!!大体……!!」

総悟「…俺の生まれた日は、一緒にいてぇってさ。」

土方「…………!!!」

深夜をまわった時間。
既に今日は………

7月、8日。

土方は煙草を咥えたまま大きくため息を吐いた。

土方「おい。」

総悟「あん?うわっ」

総悟から、羽織っている上着を剥ぎ取って。

土方「さっさと戻れ。今夜は山崎にもう少し張らせっから。」

総悟「え?」

土方「…いいから行ってやれよ。誕生日ぐらい一緒にいてぇって言ってんだろ。いてやれよドS。」

総悟「……土方さん。」

土方「…明日はお前が山崎の代わりしてもらうからな。」

総悟「……ありがとうございます、土方クソコノヤロー。」

土方「だからなんでそうなるんだよ!!!!(怒)」

ペコリと頭を下げて踵をかえした総悟にとりあえず叫んだ土方は煙草を地面に落として靴で火を消した。

土方「……さて。山崎に死刑宣告してくるか……」




さっきと同じ、物音一つしない静かな部屋に、そっと戻ってきた総悟は、部屋に入ってまた静かに障子を閉めた。

土方が呼びにくるまでの、静かな、二人だけの空間。
やはり起こさないようにと、そっと布団に潜り込んだ総悟に、細い指が触れる。

総悟「!!??何でぃ、起きてたのか。」

主「うん……。見張りは?」

総悟「…心配いらねぇ。山崎に任してきたから。」

主「……いいの?山崎さ………ん…ん」

総悟「…お前は俺の誕生日祝いに来たんだろ?他のことなんか、もう考えるな。」

主「……はい……」

総悟「…他の男のことなんか、死ぬまで考えるな……。」

主「……ん………総悟……」

総悟「ん………?何でぃ」

主「……おめでと……誕生日……。」

総悟「……ん………。」

主「…プレゼント……何がい……い?」

総悟「………プレゼントは………」


来年も再来年もずっと
二度と離れない約束。

誕生日は、ずっとお前と過ごせたらそれで。



総悟「…土方の死体。」

主「もう………」




HAPPY BIRTH DAY★★★★
SOUGO OKITA♪♪






駄文ですいませんでした(死)

明日は何の日?

はいっ!!!明日はモリリンのバースデーでーす★ひゃっほーう!!!(何この変なテンション)

モリリンのバースデー……。
あとに控えている瑛たんなんか、「生誕祭」なんて銘打って盛大に祝おうとしているというのに、モリリンはイラストだけでよいのか?
よいのか?
どうなんだーー!!!!

と自問自答した末、小話を思いつきましたので、ここにてお披露目。


★守村くんの彼女★


守村桜弥。誕生日の朝。
憧れの女性が自分の隣で眠っていたら、どう思うだろうか?

もちろん、世の中の大多数の男は、これ以上ない幸運に感激することだろう。

だが、彼の場合……。

守村「……ん………」

ぼんやりと開いていく視界に、ピンク色のふわっとした髪の毛の感触。

夢に出てきた彼女だろうか……。

思わず手を伸ばしてそれに触れれば

主「ん………」

小さく洩れる声。

守村は身体を起こし、枕の上に置いてあるはずのメガネを手に取る。
それをかけた彼の、はっきりとした視界の中には、愛しい少女が眠る姿。

守村「!!!????」

だが、それだけではなかった……

守村「……これは!?!?い、いいいいいいったい!!??」

思わず大声を発すれば、さっき小さく身じろぎとともに聞こえた声はもっとはっきりとした。

主「ふあ………。ん………。あれ、桜弥くん…おはよ…」

守村「……!!!!し、しゃぺった……!!!???」

主「……そりゃ……喋るよ……」

寝ぼけている様子で目をゴシゴシ擦りながら彼女は答える。

姿形も声も、彼女に間違いない。
なのに。

守村「い、一体どうしちゃったんですか?!」

主「ふえ?」

密かに想いを寄せる少女。
何でもそつなくこなし、優しく人気者。
高嶺の花だ、と諦めざるを得ないぐらいの完璧な少女は、守村の心の中だけでの想い人だった。

外見は、間違いないのに。
なのに。

主「……あれ?」

身体を起こした少女は、自分の身体の異変に気がついたようで。

主「……なに、これ……」

呆然と呟いた。

主「……え……夢?」

守村「……僕が聞きたいです……」

守村の布団の上、正座した守村の目の前、ポツンと座った彼女は、守村の手の上に乗れるぐらいのサイズ。

……まるで人形のような大きさ。

主「…………………。」

守村「………………。」

沈黙のあとに。

主「きゃあああああああああああああ!!!!!///」

彼女の大声が響いた朝。
守村の誕生日の朝は、彼女の悲鳴から始まったのだった………。




って終わりか!!!!!

これで終わりか!?
始まったばっかりで終わり!!!!何やってんの!!??(死)

なんとなく描いたあのバースデーイラストで思いつきました(死)
続きません(笑)
続き気になる?ならねえよな(笑)
それならいっそ男女入れ替わるやつのほうが…(おーい)
前の記事へ 次の記事へ
プロフィール
唯愛さんのプロフィール
性 別 女性
まったりのんびり楽しんでます
フリーページリスト
カレンダー
<< 2008年07月 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31