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HAPPY BIRTHDAY千晴

祝えないので小話でも(^-^;










「…はるくん…千晴くんっ」


「!」


愛しい人の声にハッとした。
真夏の割に涼しく過ごしやすい日差しに、いつのまにかうとうととしていたようだ。目の前に立つ彼女は心配そうに僕を見た。


「寝てた?ジュース買ってきたよ!」


屈託ない笑顔でペットボトルを差し出す彼女。
僕は慌ててそれを受け取った。


「あぁ、Thanks、すみません、思わず…」


「無理ないよ…アメリカから帰ってすぐに会いにきてくれたんだもん。ごめんね…会うの、明日にすればよかったね?」

ベンチに座る僕の隣に腰をおろし、どこか申し訳なさそうに彼女は呟いた。
「そんなこと…!」


そんな顔、みたくなくて、僕が慌てて否定しようとしたとき。

「でも、わたしすごく会いたかったから、明日じゃ我慢できなかったかもしれないけどね」

えへへ、と照れたように笑う彼女に、胸がキュンとなる。


僕は夏休みを利用してアメリカ二週間に帰っていた。
さっき帰ってきたばかり。

1番に彼女に電話して、こうして会ってるのは…

「僕も…我慢できなかったです」


思わず隣の華奢な身体を抱きしめた。


「…千晴くん」

彼女はそっと僕の腕に触れる。


卒業式のあの日から、一年半が過ぎた。


彼女はあの日のまま優しく可愛らしい。


そして今回のアメリカへの帰省で、僕の気持ちは固まっていた。


「ねえ」


「なに?」

僕は彼女の名前を呼んで、身体を離した。


「次の休暇は、もう少し長くアメリカに帰ります」


「うん」


「…一緒に…来て家族に会ってくれますか?もちろんフィアンセとして紹介したいんです。」

いきなりの言葉に彼女は目を真ん丸にして僕をみて…


そして、頬が淡いピンクに染まる。

彼女の綺麗な髪のように。


俯いた彼女に、胸がドキドキと高鳴る。


高校のとき、姿を知らないメールの貴女に恋をして


姿しか知らない、名前も知らない貴女に恋をした

心地いい、胸の高鳴り。


やがて顔をあげた彼女は、卒業の日のように、柔かく微笑んだ。



「…うん…!これからも、よろしくね?」


そしてあの時と同じ言葉に。


「…ありがとう!」

僕も、同じ言葉で返す。




まるであの日に戻ったような感覚。


だけど、君を好きな気持ちは


あの日から毎日大きくなる。


これからも変わらない笑顔の君が


ずっと傍にいてくれますように願って、そっとKissをした…




HAPPY BIRTHDAY 千晴

月明かりの夜

なんとなく、沖田ハピバの小話の続き。
沖田ハピバ小話(7/8)を読んでから読んでくださいね。つうか閲覧注意です。






↓以下閲覧注意です。多分キャラはキャラとして生きてないと思われます。イメージ崩したり、「何これこんなのトッシーじゃないわ!!」とか思いそうなファンの方は見ないで下さい。















沖田が去っていったのを見て、土方は消した煙草に視線を落とした。
そうして、自嘲気味に微笑う。

『……本当に欲しいものはたった一つなんでさぁ。…俺ぁそのたった一つを見つけちまった。あとは誰にも渡さねぇように閉じ込めておくだけでさぁ。』


『…俺には、土方さんみたいな生き方はできない。
目の前で守ることを恐れて突き放すような真似は、死んだって出来やしねぇ。
その間に…俺の見ていない間に、大事なものを失うことのほうが、何百倍も恐い…。』



…恐い、か…。


沖田の言った言葉が、誰を指しているのかは土方にはよくわかっていた。
想いを告げることも、守り通すこともできなかった一人の女。

土方「…恐い……か。……そうだな。」


さっき沖田に向けていった言葉を、一人でまた繰り返す。

女は沖田の姉だった。
幼い沖田を、母代わりになって育てた、華奢で儚げで、心根の優しい女だった。

沖田と同じように自分たちの世話も焼くその女を…


俺は愛していたのだろうか?

自分のような男が、彼女を幸せにできるはずがないと、突き放した。
自分ではない誰かと、幸せになってほしいと。

だが、それは本当に愛していたといえるのだろうか?

本当に愛しているのなら………

沖田の言うように、手放すことなど出来るだろうか。



それに気付いたのは、つい最近だった。



主「……さん……。」


土方「???」

聞こえてきた声に、土方は顔を上げた。
月明かりに包まれたそこに、綺麗な着物の女が立っている。

主「土方さん。」

土方「……オメェか。」

土方は、何処か優しく微笑んだ。普段、誰にも見せないその顔は、どこかホッとしているようにも見えた。

主「そろそろ見張り、交替の時間でしょう?差し入れ、持ってきたよ。マヨネーズも、ね。
…あれ、沖田さんは?」

土方「ああ…いいんだ。交替、山崎に任せることにしたから。」

主「…え…。山崎さん、徹夜になっちゃうんじゃない?」

土方「平気だ。山崎なら。」

主「またそんな……。」

クスクス笑いながら、それでも嬉しそうな女は、土方に歩み寄る。
土方はその肩をグッと抱き寄せ、すぐに自分の胸の中に閉じ込めた。

主「……土方さん…」

女は土方の胸に頬を寄せる。
土方の鼓動が少し早くなって、心地よかった。

土方「………部屋、来るか?」

主「…うん。」

そっと囁けば、女は小さく頷いた。

今、ここにいるこの女を手放すことは、多分土方には出来ない。

たとえ、自分より優しく男らしく、誰よりこの女を幸せにできるという男が現れようとも、どれだけ真選組の職務が危なく厳しいものでも

もう手放すことは出来はしない。


…沖田の気持ちが痛いほどわかっていた土方は、改めて認識したその気持ちに苦笑した。

主「…土方さん、どうかしたの?」

土方「…ん?なんでだ?」

主「……すごく、熱っぽい目、してるから…。」

土方「…そんなもの、決まってんだろ。」

主「え?あ……ん…」

荒々しく口付けて、それ以上の言葉を塞いでしまう。


……目の前の女を愛していることに、気付いてしまったから…。

…自分が今まで沖田の姉に持っていた感情は…愛ではなかったことに気付いてしまったから。


沖田の姉が、沖田に注ぐように自分たちに注いでくれていたのは、母のような愛情。

俺たちは一人の例外もなく、それを慕っていた。

土方にとっても、きっとそれだけだった……。



やっと離れた唇に、少し呼吸を荒くした女が、潤んだ瞳で土方を見上げている。


土方「…本当に欲しいものは…たった一つ…それを一つを見つけちまったらあとは…誰にも渡さねぇように閉じ込めておくだけ…か。」


主「え?」

さっきの沖田の言葉を無意識に繰り返した土方に、女は小首を傾げる。



土方「二度と……見ていない間に大事なものを失うことなんか、ねぇよ……。」

沖田に毒づくように呟いてから、土方は女を抱き上げた。


主「きゃ……」

土方「……来いよ。今夜は、帰さねぇ…。」


主「……もう………」


仕方ない、というように微笑む女を抱いて、土方は歩き出す。

月明かりは、未だ煌々と光り輝いていた……。












山崎「……なんでこうなるんだ?」







駄文パート2ですすいません!!!!


井上の下の名前を教えろ

聞いてビックリな名前は嫌だが…。

今日は夕飯の時間遅らせてまで井上書き上げました唯愛です\^o^/オワタ

頑張った割に…井上独白が多すぎる。

なんかキュンキュンくるのを書きたかったのにな〜。。。イマイチでしたゴメンなさい

しかし井上ヤバイ…。

やっぱり綺麗な男に弱いのかな?あたし…。

ああ…あのライブハウスでの井上の立ち姿、ホンマにヤバス

抱き着いてあの黒髪を指ですいてやりたい(笑)
そして細いけど筋肉ついてる身体に弱い唯愛は…

井上にもそうであってほしいと切に願う(笑)


余談ですが井上って石鹸とかより香水の匂いしそうですよね?!あぁ…何使ってんのかなぁ…(どうでもヨス)

ツンとキツイのはヤダけど、『あ、これ香水だ』ってわかる程度は欲しいです。そしてクラッとなる瞬間キスされたい!(誰か止めてやって笑)

あぁ…井上…(病気だ)

あ、忘れてた…。

ハリーをあんなめにあわせてしまいすみませんでした!(こら!)


明日明後日はまたパソコン触れないから更新デキナス。。。とりあえず頂き物のノベルやイラストを飾らせてもらいたいです
そして拍手を早く変更しなきゃ

割と評判よかったです瑛生誕仕様拍手。ありがとうございます(*^.^*)

次はどうしようかなぁ〜。またテキトーに悩みます(テキトー人生!笑)
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