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嘘喰いとウシジマくんの感想とtextメイン。腐ってますので、注意してくださいね!
更新出来ないのが、申し訳ないので、学パロ戌丑。
更新しないのが、申し訳ないので、学園物戌丑!
短文なので、こちらに掲載!学園物です!
【神様のいない午後。】
※学園物。
「戌亥、マラソンしたくね…っていねぇのかよ…」
戌亥っていうのは、保健室の俺を贔屓、いや、好きなンだろうな、と思う変態保険医の事だ。
この間、お好み焼き屋(実家らしい)で、豚玉を奢ってもらった。
俺には両親がいなく、施設で育っているせいか、戌亥の母親のくすぐったい愛情が、とても嬉しくて、両親がいれば、俺は真っ当な人生を歩めただろうか?と思う。
ベッドにダイブし、寝ようと思った。
「丑嶋くん、サボりは良くないな〜」
「いたのかよ!」
「今、職員会議から戻ってきたばっかりだよ?」
「そうかよ」
「いいけど、芋ようかん食べる?」
「餌付け?」
「そう。好きな子の胃袋を先に掴んどくのが、一番でしょ?」
何の臆面も無く、そう云える戌亥が、くすぐったくて。
初めて、人に好意を抱かれた。
だから、どうしていいのか、分からない。
俺はどうしたい?
分かンねェ…自分でも分からないンだ。
恋なンて、甘い感情は要らない。
それなのに。
「はい、牛乳と芋ようかんだよ。相性バッチリだね」
と云いつつ、戌亥は、うまい棒を齧っている。
俺はベッドから起き上がり、机の側、ストーブの傍にいく。
この冬が過ぎたら、俺はもう、アンタの傍にいないんだ…。
アンタの傍は凄く、居心地が良くて。
「いただきます」
「どうぞ」
芋ようかんを、爪楊枝で刺して食べる。
牛乳は俺が背が低い事を、気にしてるせいだろう。
「写メ撮っていい?」
「…アンタ、本気でキモい」
「失礼な。一応、教師なンだから、そんな生意気な口聞いちゃ駄目だよ?」
「生徒に手を出す保険医なんて、聞いた事ねェよ」
「とりあえず、写メ撮るね」
盗撮じゃねェだけ、マシかな、と思いつつも、芋ようかんを頬張る。
「クリーム系にしとくんだったな」
「黙れ、変態」
「酷いな…ああ、来年なンて、ずっと来なければいいのに…もうすぐ冬休みだね。丑嶋くんは何か予定ある?クリスマスにデートしない?」
「施設でクリスマスパーティがあるから、無理だな」
「そう…。君を引き取りたいんだけど…」
「いい、アンタにそこまでさせる気ないから」
ごちそうさまをし、ベッドで眠る。
冬が終われば、アンタと会話出来る機会も無くなる。
怖かった。
そう、自分の気持ちと向き合うのが、怖いンだ。
好きだと、認めてしまうことが、何より怖かった。
執着してしまうことが、嫌だった。
眠りながら、俺は、ただ、永遠にも似た、何かを探していた。
終わり。
※偽物です。資料が無いので、高田さんの口調が訳わからん事になってます。
Twitterで書いた分。ちょっと、修正してます。あと、さりげなく、同棲しています。戌丑です。