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キルミーベイベー!

ニコ動のキルミーベイベーに笑ったwwwwで、悩んだんですけどね、このまま更新しないだろうし、今坂に萌えてるしで、ジャンル移動しようか…。って思ってます。凄く悩んでるんですけどね。不器用なので、一つの事に萌えてしまうと、再びというのは難しく思えてきます。ただ、目蒲さんへの愛は変わらず、門っちに膝枕してあげる、門っちの腕枕で寝かせてあげたいな、とは思っているので、更新するとしたら、まだまだ、門メカかなぁ、と思っています。(さっきから仮定ばっかですいませんm(__)m)このまま、まったり、更新であれば、ランキング様からの脱退も考えています。1月26日まで、お知らせのように、原稿を終わらせたり、通販したりする事も考えているのですが、そもそも、私の書いたガッカリイリュージョンの塊が欲しい方がいるのか、不安ではありますが。では、悩みながらも、再び、ダイヴ!

贅沢な事を云う。

わしが読書(勿論、漫画じゃ)を読んでいると、メカが船を漕いで寝ている。
こちらにこてん、と預けた体重があまりにも軽くて、心配になる。
メカはきちんとご飯食べてるんじゃろうか、とか、ちゃんと睡眠を取っているのか、心配になる。
目の下に隈が出来ている。
そういえば、前に睡眠薬を飲まねば寝られない程、不眠症に悩んでいた、と云っていた。
しかし、メカはわしに出会い、わしを親友と認めて以来、心を許し、無防備に寝ている。
ソファで寝かすのも何じゃ、メカのベッドに運んでやるか、と思い、抱っこすると、メカはやはり、軽い。


「ん…ん?門っち、何してるの?」
「メカをベッドまで運ぼうかのう、って思って」
「い、嫌、恥ずかしいよ!お、起きたから、離して!」
「誰も見とらんじゃろう」
「そうだけど、そういう問題じゃないから!恥ずかしいよ!」


と云って、メカはわしの抱っこを離す。


「そろそろ、お昼ご飯の時間だねぇ〜。何がいいかなぁ?」
「おう…む〜何でもええぞ?」
「それが一番困るんだってば」
「メカの料理は何でも美味いからのう。わしには電子レンジしか扱えん」
「其れは、意外な感じがするね」


メカは立ち上がり、台所に立つ。
わしがあげた、エプロンをつけた。
メカは、女々しい処がある。
例えば、ダンボールに入れられた、元カノ達からのプレゼント…わしは其れを見て、軽く、嫉妬して―男の嫉妬なぞ、醜いもんじゃ―はよ、捨てんかい、と思う。


「じゃあ、かき玉うどんでいいかな?」
「おう、ええぞ。め、メカ」
「うん?」


メカが卵を割る。
鮮やかな手つきで。


「これ、捨てんのか?」
「あ、うん…どうしようかなぁ、って思ってる」
「メカは、こういう事はしゃんとせんのう…」


メカは、少し、困った顔をする。
醤油の様な馨がする、かき玉うどんをつくり、メカと一緒に啜る。


「女々しいよね?…門っち、あのさ…其れ、捨てる」
「いや、メカのもんはメカのもんじゃろう?好きにしたらいい」


ぎくしゃくした会話をする。
何だか、まるで、これじゃあ、メカを責めているようだ。
追い込む為に、メカを困らせる為に云ったんじゃない。
笑ってくれ、わしの事を。


「ごちそうさま。メカ、その…思い入れがあるんじゃったら、捨てんでも、ええぞ?」
「うん。昔の恋を引きずってるなんて、嫌だよね」
「今は?好きな人いるんか?」
「いや、しばらくは、恋しない。いつもさ…重いとか、本当の私を見てくれないとか云われて、別れちゃうんだよね。俺の恋は、さ…」


重くない、メカが全力でそう愛してくれるならば、わしも全力で応える。
それなのに、今一歩踏み出せない。
親友のままでいられたら、贅沢な事を云えば、恋人になりたいだなんて、到底云えそうに無い。
メカはダンボールを、ガムテープで封をし、捨てる。


「あぁ、何か、スッキリした。そういう門っちこそ、好きな人いるの?」
「いる。内緒じゃが」
「なんだよ、親友同士じゃん、教えてもいいじゃない」
「親友じゃから、云えんのじゃ」
「?」


メカは、疑問符を浮かべる。
云える訳無いじゃろ、メカが好きじゃって…。


「門っちの彼女になる人は、幸せだね」
「どうして、そう思うんじゃ?」
「門っちは、なんか優しそうだしさ。其れに、かっこい…」
「メカ、聞いて欲しい事がある」
「何?」
「その、わしは…メカが好きじゃ」
「陰険だよ?」
「おう」
「粘着質だよ?」
「おう」
「キモいよ、俺」
「メカは可愛い」


そう断言すると、メカは、呆れたのか、それとも、気持ち悪いのか、溜息をつく。
云うんじゃ無かったって、後悔しても遅い。
こんなタイミングで、告白するなんて、わしの馬鹿!


「門っちと付き合う事は、考えられない。でも、俺は、ちゃんと受け止めたから」
「おう…次に会う時まで、考えといてくれや」
「うん。あのさ、門っち、その…俺は…親友でいたいんだけど、もう門っちは、其れは無理なんだよね?」
「いや、気持ち悪ければ、今の言葉は全部、忘れて欲しい」


本音を云えば、忘れてなんて、欲しくなかった。
戻れない道だという事は、承知している。


「少し、寝るね。門っち…あのさ…抱きしめて」
「ええけど、どういう風の吹き回しじゃ?」
「キスはまだ、無理だけど、抱きしめて欲しい」


メカの意図は分からんけども、わしはそっとメカを引き寄せ、抱きしめる。
暖かな体温、心臓が重なれば、この感情が、伝わればいいと思う。
順序を守っている。
そして、メカを―愛している、という事を思い知る。
のう、メカ、お願いじゃ、贅沢はいわん…傍にいてくれ。


終わり!

開店休業状態!

風邪をひいてしまいました…!すいません、しばらく更新滞ります!たくさんの拍手ありがとうございます!地雷とか、あったら、遠慮なく申し付けてください。あと、原稿を明日やってきます!見せてやるさ!最大級のガッカリイリュージョンを!知ってる〜律子が書くもの全部、ガッカリだって知ってる〜それ2年前に知ってたわ(地獄のミサワ先生風に)では、またしばらくは、最低限の管理しかしません…!すいませんです!

遅いわ!

今まで、ハロウィンだったのですが(拍手お礼文が)貘梶、丈創、弥巳、門メカの学パロに変わりました!どれも、久々に書いたな〜って感じがしますね…!拍手は基本的にログ取りません。その場のライブ感を楽しんで欲しいので!季節もバラバラですね…!貘梶は秋、丈創は夏、弥巳も秋、門メカは冬です!ライブ感を楽しんでいただければ、幸いです!あと、弱虫ペダルで巻坂派だなぁ、と思っていたら、アニメが今坂を勧めるので、今坂にハマりました…!怖いね!今坂も書きたいのですが、アニメの情報だけでは…!アニメが楽しみなので、終わるまで、単行本買わないです!鳴子くんも可愛い…!12月、シフトめちゃくちゃだろうなぁ…。明日、ネカフェに行って、原稿しあげてきます。そんなに差し迫ってもいないし、しまや出版さんでもまだシティの締め切りを記載されていないので、まったり書きますね!

HORIC、MAGIC、LOGIC。

タイトルはセンスが無い!私のセンスなど、0だ!学パロ門メカ、ちょっぴり弥巳だよ!弥巳は後輩と云ったな!あれは偽装表示(激アツ)だ、だが、私は謝らない!同級生な四人だよ!(多分…)言葉遊びが最近激アツです!(うざい)

【HORIC、MAGIC、LOGIC】

「門っち…腹減って死にそう…」
「じゃあ、わしの顔を食べるんじゃ!」
「アンパンマンじゃないんだからさぁ…」

チャリで2ケツして帰る途中、メカはわしの背中に体重をあずけてくる。
最初は、お互いがお互いを気に食わなく思っていたのに、今では親友じゃ。
(わしは、メカの後ろの席で、梶ちゃん先生に圧力をかけてるお蔭で、毎回メカの後ろの席をキープしとるちゅーわけや。これは、友情なんじゃろうか?わしにも分からん…)

「肉まん!肉まん食べたい!」
「ほいほい、じゃあ、ローソン寄るか?」
「からあげくんおごって、門っち…」
「ええぞ。わしもバイト代出たしの」
「…ん?門っち、何のバイトしてたの?」

その言葉に、メカはわしを知りたいんじゃろうか、とキラキラした想いを、受け取る。
一縷の望みってやつじゃな。

「夏休み、ピッキングのバイトしてたんじゃ」
「ああ、それで、夏休み殆ど、俺に構わなくなったんだ」
「寂しかったか?」

―わ、わしの馬鹿!なんちゅーこと聞いとるんじゃ!

「少し、ね」
「そうか、そうか」

内心とてもドキドキしていたとは、云えそうに無い。
メカだって、空手部の主将じゃ、忙しいんじゃろう。

「で、からあげくんおごってくれる?」
「いいぞ。メカ、その…あの…」
「止まって!門っち、ローソンすぎる!」
「お、おう」

急ブレーキで止まると、メカが怪我しとらんか、心配して後ろを振り返る。
(学校でメカの後ろ姿を嫌という程、眺めているというのに、わしはメカの全部が欲しかった、ああ、それは…―)

「いてて…門っち、安全運転しなきゃ駄目」
「おう、悪かった。肉まんがええか?からあげくんか?」
「究極の二択だね…!」

メカは無い眉を寄せる。
メカは元々、クォーターのせいか、色素が薄かった。
(メカの後ろ姿を見る度に、わしは、その首筋を噛んだり、舐めたりしたら、どうなるのか、友情崩壊の危機か、と思うのだけれども…止められない気持ち、ブレーキの無い恋、じゃ)
何でも、祖母だかが、カナダ人らしく。
メカはメープルシロップを瓶毎、くれたので、覚えている。

「う〜ん、冬だしね!肉まん!」
「そうじゃな。わしも!」
「おっ、門倉、目蒲」
「あれ?孫じゃん」
「孫云うな!巳虎って名前が…爺ちゃんがつけてくれた名前だけどな…!いいだろ?」
「訳分からんわ」
「うん、孫、黙れ」
「弥鱈知らねぇ?あいつに肉まんおごらせようと思ったんだけど」
「最初から、それ目当て?っていうか、孫、文化部の癖に、なんでお腹空くのさ…」
「え、腹減らねぇ?この時間」
「空くけどさぁ…」

メカが呆れた様に、溜息をつくと、弥鱈がひょこひょこ歩いてきた。

「お〜い、み〜だ〜ら〜!肉まんおごる約束どうした?」
「知りませんねぇ〜」
「お前アテにして、腹空かしてたんだぞ!」
「ああ、そうでしたか。では、口の中にあんまんでも押し込みましょう…さぁ、食べてください、私のあんまん…」
「肉まんがいい、懐から出すな!あんまんを!」
「あんまんが嫌ですか…あなた、全世界のあんまん好きに喧嘩売りましたね?」
「売ってねぇし!お前の懐から出たっていうのが、嫌なんだよ!」

ギャアギャアうるさい巳虎と弥鱈を放っておいて、わしらは、肉まん2つ、と云って、買った。
(わしのおごりじゃ、勿論。メカの空手を一回見たことあるが、あれほど、鮮やかに戦うのは、メカだけじゃ。贔屓目?そんなの知らん)
ベンチに座り、食べる。

「は〜生き返る」
「メカ、これもやるわ」
「何?」
「一緒に買った、コーンポタージュじゃ」
「ええ、いいの?お礼するよ。次は、俺がおごる」
「気にするなや。わしは、メカを見て―」
「弥鱈、テメェ…!絞め殺す!」
「どうぞ、出来るものなら」
「また喧嘩してる…!や、やめなよ、ふたりとも!」

わしは舌打ちをしつつ、激怒している巳虎を押さえつけるメカと、弥鱈から巳虎を引き離す。

「今度は何じゃ。全く、お前ら、喧嘩ばかりしおって」
「弥鱈がとろとろしてるから、肉まん買えなかったんだぞ」
「怒らないの。ほら、俺のあげるからさ」

メカの口つけたもんを食べる…!
わしだってまだじゃぞ!巳虎、後でシメとくわ…!

「うん、悪かった、門倉、目蒲。ピザまんでいいよ、もう」
「最初から、そうせい」
「ん?なんか、門倉、不機嫌だな…?」
「気のせいじゃろ」
「はい、ピザまん口に突っ込みますんで、口開けてください」
「熱々だろ!殺す気か!」

またじゃれあう(当人達は気づいてないじゃろうが、こいつらなりの形なんだろう、恋の。最も、巳虎は、鈍感なので、気づいてないけどの)弥鱈と巳虎をわしたちは見送り、チャリで帰る。
メカだけの一等席。
メカしか乗せた事のない、席。
のう、メカ、ごちゃごちゃした事は、わしは嫌いじゃ、いつか、そう、卒業する前までには、云わせてくれんか?―恋している、と。

終わり!
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