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タイトルなし



はじめて
三人
揃った ! w

うーん、文章て難しいなー
相変わらず難しい!



高校生のころ、
ただ漠然とした不安に押しつぶされそうになることが、
よくありました。

今もあるけど‥‥w

あの不安、
きっと、私以外の同級生や、
顔も知らない、たくさんの高校生が、
味わったことがあるものなんだろうな、
と思いました。

全国放送のラジオで、
顔も名前も知らない同年代が、
遠い空の下、悩んだり苦しんだり、
それでも力強く自分の足で立って、
必死に前を向こうとしている姿を知ると、
もう、
いとおしい気持ちでいっぱいになります。

頑張る彼らを、私は見守ることしかできないけれど、
ひとりじゃないこと、知っていて欲しい、と思いました。

だれもひとりじゃない。
この考え方が偽善的だとしても、楽天的だとしても、
きっとどこかで繋がっているはずだから。




‥‥‥(しょっぱい∵)
ということを、
遠い町で頑張るわたしの友人にも伝えたいけど、
なかなか‥‥‥(しょっぱい‥∵)


さっき上げた文章の背景はこんな感じでした・∀・

金色の空



(かっしー)




三人で泣いた。



マンションの屋上は、ほこりと苔と、むき出しのアスファルト。
星は、よく見えた。



未来の自分なんて、考えられなくて。
この手の無力さに気づいてしまって。
不器用な自分たちに嫌気が差して。

泣きたい理由なんて、両手から零れるほどにあるのに、
途中からは、言葉にもならなかった。



不安の水たまりの中で過ごす毎日を、
一緒に溺れてくれるひとがいてよかった、
そう思った。

紺のカーディガンは、夜に溶けていってしまった。
いま確かなのは、
流されて、離ればなれになってしまわないように、
繋いだ手のあたたかさ。



強く生きるって、すごく難しいことだ。
だからきっと、自分じゃない誰かが必要なんだろう。
ひとを求めることはきっと、弱さじゃない。



遠い山のふちが光に包まれる。
朝露を纏った苔の緑が眩しい。
太陽が魔法をかけたかのように、視界のすべてが光に満ちた。
この町にも、朝が来る。


繋いだ手のひらのあたたかさに、引いた涙がまた、溢れた。



寒いね、と笑った。

雲の影

(ヨネ)





空を流れる雲の影が、
アスファルトの一本道を通り過ぎていった。




むかし、小学生のころ、
晴れた夏の校庭には大抵、
雲が影を落としていた。

日に焼けた脚で、砂ぼこりを巻き起こして、
体中から沸き起こる衝動に突き動かされて、
雲のすがたを追いかけた。

土のにおいを知っていた。
汗のあじを知っていた。
影のすずしさを知っていた。
忘れたはずはない、ただ、
まるで遠い記憶のようで、
すこしだけ悲しかった。




過ぎる夏を惜しむ蝉と、季節の訪れを唄う草むらの虫のこえ。
ふっくりと重たげに穂を揺らす稲のざわめきに、
冷えた秋の風を感じた。


低い雲が風に流れていく。
遠くで線路を駆ける列車の音。
太陽に背を向けて、むかうのは、自分の住む町。

夏が、終わる。
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