話題:今日見た夢
なんか昨日見たヒロアカの影響受けつつ、色々ごっちゃになっていたような。ダイジェスト入ってた。


対怪人組織ゼルフェノアには大きく東京の本部・京都の西日本支部・群馬のゼノク研究機関とあるが、その中でもとりわけトレーニング施設が充実しているのがゼノク。
二階堂の戦闘兼用義足の実戦訓練は続いていた。鼎も二階堂の手合わせしてあげたりと、少しずつ親交が深まったり。

トレーニング施設は屋外にもある。演習場よりは小さいが、組織エンブレムが見える看板のある場所が屋外トレーニング施設。
立地上、ゼノクが広く取れるらしい。


ゼノク管轄・屋外トレーニング施設エリアE。
鼎は身体に負担がかからない程度に二階堂と手合わせしている。訓練は戦闘にカウントされないため、気楽。二階堂は戦闘兼用義足の扱いも早かった。

「まだ2日しか経っていないのに、飲み込みが早いな…。義足の扱いに慣れてきたのか」
「昔の感覚を思い出したんです。ファーストチーム時代の」

鼎はひとまず休憩しようと言った。
「二階堂は足技を使わないスタイルだと聞いてたが…ファーストチーム時代はどうだったんだ?」
「専ら肉弾戦でした。昔は今よりも武器の種類も少なかったですし。紀柳院さんと手合わせしていくうちにその頃思い出しちゃって…」


「…お、2人とも休憩かい?二階堂はメキメキ上達しているな〜」
ひょっこり顔を出したのは長官。

「長官!」
「紀柳院、この屋外トレーニング施設は初めてでしょ?ゼノクから離れてはいるが、うちの管轄なの。ゼノクにはこんな感じの屋外トレーニング施設が7つある。屋内も多いから組織では最大だよ」
「こんな眺めがいい場所があるなんて、知りませんでした…」

「休憩後にさ、二階堂にシミュレーション用の怪人と戦って貰うからね。使える武器は全て使ってみてさ。武器はその義手義足のことも指すよ」
蔦沼は行ってしまった。


本部・司令室。宇崎は御堂に鼎の蹴り技のことを聞いていた。

「…なぁ御堂。鼎の蹴り技…あいつはいつ覚えたんだ?」
御堂はめんどくさそう。

「俺は教えてねーよ。鼎は最初パンチ主体だったんだが、身体の負荷がかかりやすいのかだんだん肉弾戦のスタイルが変わっていったみてーなのよ。気づいたら蹴り技主体になってたってわけ。戦いの中で肉弾戦で合うものを見つけたんじゃないの?」
「鼎ならあり得るな…。それにしても対怪人用のブーツであそこまで強い蹴りを入れられる人間は…なかなかいない。あいつの蹴りは重みがある」

対怪人用のブーツを履いてる隊員は他にも複数いるが、鼎は威力が違うというか…。


屋外トレーニング施設・エリアE。二階堂は長官の通信を待っていた。
「これからシミュレーション用怪人1体を呼び出すから、心の準備をしておいてね。強さは標準にしておいたから」

どうやらシミュレーション怪人は弱・中・強と強さが3タイプあるようだ。長官が呼び出したのは中タイプ。
「さぁ、本番だと思って攻撃しないとやられるよ!」
「は、はい!」


二階堂は怪人の動きを見つつ、義手を展開→接近戦を図った。展開した刃物で的確に捉えている。
怪人は二階堂を突き放した。二階堂は機転を利かせ、左腕の小さな砲身を展開させ→怪人に銃撃→怪人を怯ませる。その隙にダッシュし、ジャンプ→右足から刃物を展開し、怪人の頭を肩を踏み台にして回し蹴りと同時に刃で斬りつける。

まだ足りない…!まだ攻撃が足りてない…!
二階堂は焦りを見せた。


怪人は二階堂を攻撃。一気に飛ばされるが、足で衝撃を吸収。怪人は二階堂へ接近、二階堂は義手を左腕の砲身を収納→雷撃モードへ。チャージする時間は少ないが、雷撃を使い一気に倒した。


「腕上がったね〜。義足の使い方も慣れてきてるじゃないか。火炎放射だけまだ使えてないんでしょ?」
「右腕…ですよね?」

「そうだよ。右腕なの、火炎放射は。ちなみに二階堂の義手には超小型追尾ミサイルがないだけで、他は僕の義手とスペックが同じだからさ」
「ほぼ一緒なんですか…スペック…」
「うん。」

蔦沼は鼎と話したそうに言った。
「紀柳院、後で話あるんだけどいいかな」…話だと?


ゼノク・司令室。鼎は蔦沼の元へ。二階堂もゼノクへと戻った。

「話とは何でしょうか」
蔦沼はリラックスした雰囲気。
「まぁまぁそう固くなるな。紀柳院、残りの戦える回数を考慮してターゲットを定めた方がいいと思ってね。そろそろ倒す相手…定めた方がいいんじゃないかな…」
「倒す相手…」

「鐡はやめておけよ。あいつは強化してあるからな」
「禹螢か筬羅にしろと…?」
「紀柳院、禹螢に何かされたの…思い出せないか?仮面を狙われたとか」

確かに禹螢には執拗に狙われた気がした。

「思い出した…私の身体の一部の仮面を狙われた…!禹螢に」
「紀柳院、禹螢に絞れ。二階堂は筬羅を倒すと誓ってる。鐡は組織一丸じゃないと無理だろうな。相手が悪すぎる」


その頃・廃ホテルでは鐡一派が行動し始める。

「筬羅、お前さぁいっそ遊んできたら?あの義手の女とかと」
「義手の女…。あいつは死んだはずよ」
「いや…生きてるぜ。お前が破壊したのは義手と義足だ。だから本体には影響してねぇんだよ。相手はサイボーグ化した人間だ、弱点は他にある。そこを探って潰すんだな」

鐡は楽しそう。禹螢は暇そうに呟く。

「鐡、俺も遊んでいいか?」
「暇なんだな。…いいぞ。約1名、残りの戦闘回数が僅かな隊員がいる。そいつと遊んだら?」
「誰なんだ、そいつは…」
禹螢はわからない。

「お前、絡んでいるだろ。忘れたの?紀柳院鼎だよ。あの仮面の女だ」
「しかし鐡、なんでわかるんだよ。気配とか」
「怪人の勘だな。…あ、そうそう。釵焔はそのままにしておけよ」


本部・司令室。

「警察から報告があった。禹螢と筬羅が動き始めたらしい」
「あの2人がか!?一体どこへ…」霧人は焦る。
「この方向、ゼノクに向かっているぞ」釵焔が伝える。

「今すぐこいつらを止めろ!ゼノクに侵入を許すな!」
隊員達は禹螢と筬羅を追う


「…ゼノクから何者かが出ていますね」
釵焔は映像を拡大。
「紀柳院と二階堂!?」
「今なんて言った?釵焔」

「だから紀柳院と二階堂がゼノクを出たみたいなんだって。このままだと確実に交戦する…わざとか?」


本部とゼノクのほぼ中間地点で戦闘が起きる予感。場所的に長野付近か?



ヒロアカっぽいところ…対怪人組織が警察と連携してる。
屋外トレーニング場に組織のエンブレムがある小さな看板…仮面ライダーギーツのデザグラ施設の影響かな?