公立の博物館の学芸員は当然ながら公務員なんだよね
金曜の夕方、学芸員に用事があったから電話したら「5時まで作業で不在です」と言われた
そんで5時過ぎにまた電話したら「もう帰りました」だってさ
定時にも程があるだろ(笑)
じゃあ明日また電話すると言ったら「土曜は休みです」と言われた
しっかり週休二日を満喫しやがって(笑)
仕方ないから明日一番で電話しなきゃ
公務員試験は数的処理の出題が難しいから敬遠したんだけど、実際に公務員になった人曰く、数的処理はみんなできないから関係ないらしい
後悔先に立たず…
結局は週休1日で残業ありの仕事をしているわけだけど自業自得だな
最近はExcelと格闘したり猫を病院に連れてったりでコメントの返事が書けなくて申し訳ない
本当ならタイムラグ無しにレスポンスすべきなんだろうけど、現実はそうはいかない
俺はすべてを即座にチェックできる状況じゃない
たまに俺が書いたことが独り歩きして俺の知らないうちに一騒動起こしてたりするから恐ろしい
暇な人はバンバン反応して盛り上がってるけど(?)、当の本人である俺がそれについていけてない
時間というのは誰にでも平等なわけじゃないようだ
タイムラグが致命傷になるんだから不利だわな
時間といえば、こないだ帰宅して疲れてそのまま寝てしまって猫に夜の薬を飲ませ損ねた
そしたら夜中に猫が嘔吐して起こされた
深夜のゲロ掃除は切ないよ
でも俺が薬を飲ませ損ねたのが悪い
もし俺が倒れたら猫の面倒を見る人がいなくなってしまう
それが俺が一番恐れていること
初めて猫を飼う時もこのことでなかなか決心がつかなかった
今は問題なく飼えるけど、10年後もきちんと責任持って世話をできるだろうか?
このご時世、10年後は失業して自分の生活さえままならないかもしれない
それでも猫を引き取って飼う資格があるのか?
そう悩んでいたら知り合いのボランティアさんが「10年先なんて誰にも分からないんだからそれは仕方ないよ」と背中を押してくれた
そんなわけで清水の舞台から飛び降りる覚悟で猫を飼い始めた
最近の飼い猫の平均寿命は十数年らしいので実に度胸の要る決断だった
それがまさか1歳ちょっとで急死するとはね…
恵まれた環境で育った俺にとっては、病院で最期を看とるという経験は初めてだったよ
猫の急性腹膜炎は発見が困難な上に致死率が高いとのこと
これが運命だったと思うしかない
1歳とちょっとだったけどこの猫については最期まで責任を持って飼えたというのがせめてもの救い
しかしネットを見ると、猫を保護したから里親を探しているというスレッドが乱立している
自分で飼うために猫を拾うのは勝手だけど、取り敢えず猫を保護して里親を探すってどういうことだ?
それで自分は良いことをしたという満足感にでも浸れるのか?
自分で責任持って飼えもせず猫を拾ってきて里親を募集してるくせに、その里親の条件として「責任持って飼える人」と書いてあるから笑える
俺には全く理解できない
自分と世間との間に深い溝があることは確かだ
世間ではそれを良しとしているのだから
しかし世間というのは浅はかで愚かな場合が少なくない
アメリカの高校の寮に入ってた時、壁にこんな格言が飾ってあった
What is popular is not always right; what is right is not always popular.
それ以来これが俺の座右の銘になったが、それが英語だとキザったらしいからあまり公言してない
世間とは何ぞや
俺は必死に勉強して大学へ行ったが、職場でも知り合いにも出身大学は伏せている
うちの大学は世間から決して評判が良くないからね
自分の出た大学を自慢できないどころか隠さなくちゃいけないだなんて実にアホらしい話だ
アメリカで過ごさなければ何も悩まずに日本の世間に溶け込めてたかもしれない
これまた後悔先に立たず
何を書いてるんだか自分でも分からなくなってきたが、猫が寝てしまう前に歯の手入れをしてあげなきゃいけないのでとりあえずおしまい
何だこりゃ;