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私とは何か

池田晶子




自分なんてものは、いったん死ななけりゃ、わからない。
私を考え、私を突き抜け、普遍に至り。
未発表・未収録原稿からたどる池田晶子、思索の原点。
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死とは何か

池田晶子




どこまで考えても死なんてものはない、言葉だと知るだけだ。人生の味わいと存在の謎について未発表原稿とともに紡がれる終わりのない精神の物語。
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SFで自己を読む

浅見克彦




『攻殻機動隊』『スカイクロラ』『イノセンス』といった作品から「ゴースト」「生きた時間性」「死」「人形」などのテーマを抽出し、SFをめぐる謎―あるエピソードとセリフの意味、入り組んだプロットの陰に潜む真実、作品の趣旨―に思考の網を張り巡らせる。
裏設定の読解やテクノロジーの真偽問題に優先する物語的な謎の解明に注力し、そのおもしろさに身を任せながら、作品に描かれる「<わたし>の固有性のゆらぎ」「未来を奪われた存在」「生と死のありよう」などを丁寧に読み解く。
それらの批判をとおして、「別の自己像へのしなやかな流転」というSFがもつ魅力の核を析出する。
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画図百鬼夜行全画集

鳥山石燕




かまいたち、火車、姑獲鳥、ぬらりひょん、狂骨……現代の小説や漫画でおなじみの妖怪たち。その姿形をひたすら描いた江戸の絵師がいた。あふれる創造力と類いまれなる画力で、さまざまな妖怪の姿を伝えた鳥山石燕の妖怪画集全点を、コンパクトな文庫一冊に収録!
(解説・多田克己)
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ヴィヨンの妻

太宰治




新生への希望と、戦争を経験しても豪も変らぬ現実への絶望感との間を揺れ動きながら、命がけで新しい倫理を求めようとした晩年の文学的総決算ともいえる代表的短編集。家庭のエゴイズムを憎悪しつつ、新しい家庭への夢を文学へと完璧に昇華させた表題作、ほか『親友交歓』『トカトントン』『父』『母』『おさん』『家庭の幸福』『桜桃』、いずれも死の予感に彩られた作品である。
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