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十二国記〜風の万里 黎明の空〜下巻

小野 不由美



王は人々の希望。だから会いに行く。
景王陽子は街に下り、重税や苦役に喘ぐ民の暮らしを目の当たりにして、不甲斐なさに苦悶する。祥瓊は弑逆された父の非道さを知って恥じ、自分と同じ年頃で王になった少女に会いに行く。鈴もまた、華軒に轢き殺された友の仇討ちを誓う――王が苦難から救ってくれると信じ、慶を目指すのだが、邂逅を果たす少女たちに安寧は訪れるのか。運命は如何に!
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十二国記〜風の万里 黎明の空〜上巻

小野 不由美



人は、自分の悲しみのために涙する。
陽子は、慶国の玉座に就きながらも役割を果たせず、女王ゆえ信頼を得られぬ己に苦悩していた。祥瓊は、芳国国王である父が簒奪者に殺され、平穏な暮らしを失くし哭いていた。そして鈴は、蓬莱から辿り着いた才国で、苦行を強いられ泣いていた。それぞれの苦難を負う少女たちは、葛藤と嫉妬と羨望を抱きながらも幸福を信じて歩き出すのだが――。
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十二国記〜東の海神 西の滄海〜

小野 不由美



国が欲しいか。ならば一国をやる。
延王尚隆と延麒六太が契約を交わし、雁国に新王が即位して二十年。先王の圧政で荒廃した国は平穏を取り戻しつつある。そんな折、尚隆の政策に異を唱える者が、六太を拉致し謀反を起こす。望みは国家の平和か玉座の簒奪か――二人の男の理想は、はたしてどちらが民を安寧に導くのか。そして、血の穢れを忌み嫌う麒麟を巻き込んだ争乱の行方は。
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十二国記〜風の海 迷宮の岸〜

小野 不由美



幼き麒麟に迫り来る決断の時――
神獣である麒麟が王を選び玉座に据える十二国。その一つ載国麒麟の泰麒は、天地を揺るがす〈蝕〉で蓬莱に流され、人の子として育った。十年の時を経て故国へと戻されるも、役割を理解できぬ麒麟の葛藤が始まる。我こそはと名乗りを挙げる者たちを前に、この国の命運を担うべき「王」を選ぶことはできるのだろうか。
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十二国記〜月の影 影の海〜下巻

小野 不由美



「わたしは、必ず、生きて帰る」――
流れ着いた巧国で、容赦なく襲い来る妖魔を相手に、戦い続ける陽子。度重なる裏切りで傷ついた心を救ったのは、〈半獣〉楽俊との出会いだった。陽子が故国へ戻る手掛かりを求めて、雁国の王を訪ねた二人に、過酷な運命を担う真相が明かされる。全ては、途轍もない「決断」への幕開けに過ぎなかった!
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