本ばかり読んで活字に埋もれるような、そんな時期があります。定期的なのか突発的にかは自分でもわからないんですが。
何で本読むのかなぁって考えて、色々な知識が得られるってのは大きいと思うんです。漢字も得意だし、国語の成績良いのは小さい頃からの読書好きが功を奏しているんだと思います。
今ちょうど、ちょっと前からまたわたしの中で本ブームです。
そんで思い到ったのは、「これも一種の逃避かな」って考えです。
読んでいる間はその世界にのめり込みます。登場人物に移入します。だから、読んでいる間は現実を見ないんです。
だから、この本読みまくる時期ってのは現実から目を背けたいときなのかなって。
いや、新しい図書館になって夜21時までやってて姉が連れて行ってくれるってのも大いにありますがw
恋愛小説って嫌いなんです。
だけど、今日読み終わった、マリア・テレジアの出て来る本とか、そういう時代物の恋愛はすごく好きなんです。特にヨーロッパの。ロミオとジュリエットは、映画の恋に落ちたシェイクスピアを観ただけですが、多分好きでしょう。
その本では、テレーゼの夫、フランツの友と、テレーゼが惹かれ合ってしまうんです。それで、たまたま二人きりになったとき想い余ってキスしたりとかしちゃうんです。読んでるわたしとしては、フランツのこともっと考えろよ!とか、人が来たらどうすんだ!とか思うんです。フランツのことに関しては二人共後から罪悪感に苛まれて彼を絶対に裏切らないとちゃんと考えてるんですが。
だけどきっとわたしはこれがうらやましいんです。他のことは一切頭から消え去って、愛しい人のみを見つめる情熱。
そんなものは、どこを探したってわたしの中には無いと思います。上に書いたように、他のことを考えたり後先考えたりで、情熱に溺れるなんて出来ないと思います。
だから、好きなのかなって。日本の現代の恋愛小説にこんな身を焦がすような情熱的な話があるとは思えないし。お涙頂戴ばっか?読まないのにこんなこと言っちゃいけないんですけどね。
まだまだ逃避する世界があるので嬉しいです(*´∀`*)