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書きたい内容

さっさと仕事は終わらせた。放課後は貴重な時間。あの子が唯一空いてる時間だから。生真面目で学生の義務だからサボるなんて駄目だと仕事をしないと口も聞いてくれない。彼の声が聞けない日なんてあったら死んでしまうと思ってしまうほどに俺は彼の虜なんだから。
「俺帰るね〜」とみんなに軽く手を振って「あっ愛ちゃんばいばーい」話題の彼にもちゃんと声をかけておく。そうしないと彼はしつこいのだ。「さーてっと急げ〜」
今日は大事な日なのだ。



ガチャリと静かにそのドアを開いた。

ドアを開ける前からそわそわと落ち着きない心臓とわくわくが止まらない。

足音をたてないように奥の部屋に近づくと音が少しずつ漏れ出していた。それは耳馴染みのメロディ。俺が作った音。

「……」

ガラス張りの部屋の奥にあの子はいて、その彼を見て音を聞いているあいつがいて。そっと椅子に座る男の横に立つ。

言葉はない。動きもせずに俺たちはあの子を見ていた。

曲が二番に入るとき、ふと視線をずらしたあの子が俺を見て、優しく目を細めて手を振った。それだけでなんとも言えない幸福感で高揚した。

そんな俺に気づいたやつは、ちらりと俺を見て、鋭い視線でじとりと睨んだがすぐにあの子に視線を戻した。

ここは、横道学園。
各界の御曹司達が学ぶ全寮制学園である。

俺の名前は『一ノ蔵 春丞 イチノクラ シュンスケ』
生徒会に身を寄せるプレイボーイで有名な男の子だそうな。しかし、俺は小さいころから一途に幼馴染みに恋心を抱いている純情ボーイである。見た目はチャラいと認めるが…。

このふんぞり返っている偉そうな男は『根津 神楽』横道学園の教員であり俺が身を寄せる同好会の顧問をしている。見た目はホストだが、あの子も信頼を寄せるほどなのでいいやつなんだろうと思うがただの猫かぶりだろうと俺は思う。


さきほどから俺がいうあの子とはガラスの向こうにいる彼のこと。

俺の幼馴染みで想い人。

じつはこの話の主人公である。



『羽月 ことり』

なんとも可愛らしい名前。おじさんとおばさんのセンスには恐れ入った。と幼馴染みは言っていたが名前の持ち主である僕は何度もこの名前でからかわれた。だからといって自分の名前が嫌いなわけではない。


僕は幼馴染みの春ちゃんとは身分が違う。お隣の家に住んでいて、親同士が友達で家族ぐるみの仲だが、一ノ蔵の財閥の跡継ぎである春ちゃんは高校から横道学園という僕には到底手の届かない王子様学園に行ってしまうことになった。
そんな中だった。おじさんとおばさんが横道学園に特待生入学制度があることを教えてくれたのは…。

そこまで頭がいいというわけでもなく中流家庭のために迷惑はかけられないと、一年こつこつと内緒で勉強した。そして念願の横道学園に入学したのだ。

しかし、待っていたのは幼馴染みと過ごす華々しい学園生活ではなかった。

この横道学園は一般の学校とは違い身分階級がはっきりしていて上下関係にとても厳しかった。お金がなくて学力もついていく必死な僕が生徒会という特別階級にいる幼馴染みに近づくこともできず、僕の努力は水の泡になるところだった。

入学式。特待生たちはその美しい学園に圧倒されていた。
生徒会からの直々の祝辞と花束の贈呈にこれからの学園生活に浮きだっていた。僕の前にたった幼馴染みは驚きの表情で僕を見て何かを言いたそうにしていた。



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一個目レジン

前記事のは四個目の缶バッチ試作です。

レジンはじめました

レジンはじめました。

お久しぶり

お久しぶりです。
最近のことを箇条書き↓

発注者になりました
ミニフェア
終わったらまた始まる
棚卸し
マモfc当選
12月あいにいきます
シフトやばい
コルダ3アニメ化
見たいけど見れない確率高い
というかゲームわけちったか…。
AGFってなんだろう?ってイベントだったのか!気づくの遅すぎ
デザフェスいきたい。
レジンはじめました
お金無いです
化粧水 肌ラボレスキューが気になる
ハリポ、スネイプ先生イケメン
ハリーよりスネイプ先生と脇役光ってた
最後はあっさり
スネイプ先生イケメン



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