今日はリンキンの新譜発売日\(^o^)/
ってことで
A THOUSAND SUNSを買ってきまつた
もはや完全に1stや2ndとは別のバンドですね。なんで、ああ云うのがリンキンなんじゃーってひとには思わずディスクを真っ二つにしてしまうかもしれないような内容(笑)だと思う。
前作のMTMをうまく纏めたような雰囲気です。前作は方向展開をしようとしてるのはわかるけどイマイチごった煮の感じを受けた。いま思えば、ですが。
MTMの世界観を深化させた上に歌声に重点を置いた曲が多い気がします。なんかちょっとエニグマみたいなフォークロア民謡のエッセンスが入ってるっつうか…あんまりカテゴリ分けに詳しくないし語彙も乏しいので上手く云えない…(><)
まぁデジタルな音をいままで散々使いこなしてきた彼らがこう云った方向に惹かれるのは(彼らにとっては)新鮮でもあり(耳の肥えたリスナーにとっては)お約束でもあると思うのですが。
とにかく上手く馴染ませてますね。ここまで有機的に聴こえるのはさすがとしか。
ただ、やはりラウドやシャウトを求めて聴くとがっくりするアルバムだとは思います。
大人になっちゃったなーと一歩引きつつ、まぁでもこれはこれでいいじゃん?って云うのが正直な感想です。
聴いていられるし、聴いてて気持ちはいいけど、響いてはこないかな。そこまでの強い力はこの作品にはないと思う。
やっぱり、叫んでソニックブームを作らないと(笑)。あと今回大部分に亘って歌ってるマイクの歌が素晴らしいと思いました。チェスターの声にけして劣らず、伸びやかな美しい声を聞かせてくれます。
なので、リンキンじゃなくてマイクのソロプロでやればよかったじゃんって思いました。たぶんそうすればわたしみたいなリンキンファンにも普通に好意的に受け入れられたと思います。
だってね、バンドのメインカラーを変えるのって、要するにそれまでの持ち味を手放すってことに繋がるじゃないですか。いくらメンバーの個性あってのバンドとは云え。
だから、その持ち味に惹かれてたファンは見切りつけて似たような持ち味の他のバンドに流れることだってあるんですよね。
でも似てるとは云えどもやはり異なるから、やっぱり出戻りになるわけで(笑)。
難しいっすね。
まぁこれはファンの我が儘でしかないんですけど。バンド側にしてみたら、「ずっとそんなのだったら飽きるしつまらん」とかって云いたいんだろうな。
うーん、でもこの方向でここまでのレベルのものが出来たなら、原点のとこでネクストレベルを目指したらもっと凄いもの作れるんじゃねーの俺達…!と云う思考に戻ってきてほしい。(笑)
そんな複雑な気持ちになるお買い物でした〜