好きな音楽っちゅうことで一部を語りますん
全部…は語りきれないのでね!!!邦楽で。
それでも若干キモいほどの長文になってしまった…
邦楽は90年代がすきすぎますね…
洋楽もそうなんだけど、特に顕著っていうか。
林檎とイエモンは元々すきだったけどミッシェルやブランキーは完全なる後追いです
林檎は1stのジャケが気になって借りてはまってイエモンは母親が聴いてたからはまった
イエモンは湿っぽくて毒と艶があるとこがすき。
あと歌詞ヤバい。簡単な言葉でグッとくる歌詞。胸の奥にある柔らかいところを優しく刺してくるような感じ。痛いんだけど、不快じゃなくてどこか浄化されてくようなそんな痛みがある。当時バンドのことなんてなにひとつ知らず聴きまくっていて感じたのは、ここのボーカリストは充たされてるのにきっとものすごく孤独を感じてしまうひとなんだろうなってことを思った。いまでもその印象は変わらない。
韻の踏み方も面白い。言葉遊びのとことか見ると言語感覚とかほんとこのひとの頭んなかどうなってんだろうと何度思ったか。発想がすごい。いまじゃあありふれてるスタイルかもしれないけど間違いなく日本語で歌うロックというジャンルのパイオニアのひとり。最近歌詞にこだわらなくなったのでもっとがんばってほしい…。
せつなくてロマンポルノみたいなやらしさと青臭さがいい。
吉井のバリエーションのある歌い方もすきなんだ。ソロではあんまりそういうことしなくなって残念でもある。
てかまぁなにより声がほんとうにすき。このバンドに出会ったから自分の好みが出来たのか自分の好みが先だったのかわかんないくらい根底に吉井和哉ってボーカリストの存在がでかい。恐らく死ぬときまでずっとこのまますきなんだろうな。
林檎は初めて聴いたとき音がいままで自分の聴いてきたものとまったく違う匂いがして一気にはまったなぁ。あんな歌い方する女性シンガーも知らなかったし。極めて女性的で妙に小難しい歌詞もすきだった。事変じゃなくてソロ。
事変は林檎のサティスファクションさがなくなってしまってあんまりすきじゃない。嫌いでもないけど。
ミッシェルはこんなに爆発力のあるバンドが日本にもいたんだ!!!!!!ってほんとうに涙が出るくらいすごく感動したバンド。
日本人のわたしが洋楽もすきなのは、歌詞なんかわかんなくても単純に音という旋律の集合体でエモーショナルな衝撃を与えられるんだってことを洋楽に教えてもらったから。
それと同じ衝撃がミッシェルにもあった。歌詞を日本語として理解する前に音で興奮させられるっていう極めて原始的な衝動に駆られた。
アベのギターってカッティングがすごいってとこばかり目が行きがちだけどほんとうは印象的なリフが作れるってとこが最大の旨味だと思う。ウエノさんもキュウちゃんもほんとうにすごいプレイヤーだと思うしすきなんだけどやっぱりチバとアベのふたりがすきです。
聴いてると映像が浮かんでくるフィルムのようなチバの歌詞がすき。
あと、お恥ずかしながら最近やっとThe Whoを聴き始めたんだけどすごい影響受けてたんだなーってわかっておもしろいです。曲の構成とかもそうだけど、散文詞みたいに文学的な歌詞とあのサウンドがくっついてる曲を作るミッシェルの精神性はここから来てるのかな〜と思った。
ブランキーはこんなにかっこいいバンドが日本にもry…!!!!!!!でした。
ミッシェルみたいにわかりやすい爆発力じゃなくて、ナイフのエッジみたいな鋭さがこわいくらいかっこいいなと思った。ベンジーの内世界そのままの歌詞もすごい。
最強の三人すぎていまでも曲聴いてて、このベースはこうでなくてはいけないしドラムもここでこう鳴らなくてはおかしいしギターもこのフレーズ以外ありえないんだよな、ってなる。
凡てが必然でしかない音で出来てるとしか感じなくて、そのおそろしいまでの精密さと緊張感が鋭さ、というかっこよさに繋がっていたのではないだろうか。だからこそ、永くはもたなかったのがよくわかる。初期のライブ盤がほんとうにすきです。ラストライブの円熟した魅力もいいのだけれど、触れなば斬れんばかりの迫力があるのは間違いなく初期。
もう二度と出てこない孤高のバンド。
バックホーンはTBH以降すきじゃないけどそれ以前はほんとうにすきです。栄ズンかわいい。変態な野生の妖精。エログロから繊細な歌詞までなんでも書きすぎ。
女将のベース上手くてすきすぎてズンファンなのに毎回ライブ行くと女将を目で追ってしまうの辞めたい。でもやめられない。
将司はロリ声。力任せなシャウトがすきです。あの舌足らずな声なのに最近のやたら歌詞詰め込んだ曲は正直よくないと思う。
ドラマー?誰だっけ?嘘です!マツ愛してるよ!MCのグダっぶりに毎回失笑させられるが。
メンバーの仲よしっぷりに超和む。癒し。そしてマツの熱烈な吉井ファンぶりに笑う。ファン丸出しすぎだろう!(笑)
ゆら帝も完全なる後追いですが一時期バカになるほど聴いた。あそこも必然でしかなかった三人組ですね。歌詞はよくわからないです。理解する必要もないだろうけど。
フィッシュマンズも超すき。やっぱり完全なる後追いですが。聞き流してた歌詞もよく見たら言語感覚の独特さがすきだった。
邦楽はだいたいこんな感じ。最近の邦楽バンドは声に魅力を感じないのばかりでそこそこすきなバンドはあるけど熱心なリスナーではない。わりと熱心なのはサカナくらい。
なんつーか、ほんと揃いも揃って声域狭いくせに甲高い声出してんじゃねぇよ…としか思えないんだよ。ハイトーンなのはかまわない。ただ声域狭いくせに歌うのが許せない。音としての質が割れてる。演奏力はどこも高いのにボーカリストが自分の好みと合わせるとクソすぎる。トレーニングとかの問題じゃなくてギフトがあるかないかってただその一点だなぁ。
いかん、いつの間に嫌いな話題になってるぞ。
要するに声域広い声のボーカリストのバンドください。まともなシンガーください。
仙台貨物の千葉もいい声してるよね。メアの歌い方より貨物派っすわ。Superflyの志帆ちゃんの声も超すき。歌も笑っちゃうくらい上手かった。
こっこもすき。YUKIもすき。
ムックのたつろもいい。ライブ楽しかったなぁ。
次は洋楽で語りたい…。多すぎるからUK縛りか、最近のヒットかになるけど。